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勝ち組だったはずの人が、ある事をきっかけに転落していく事例を載せたルポルタージュ。今一応社会人をやっていても、一寸先はこのように闇なのかもしれません。この世界恐慌前かもしれないという不安の中では特に。
自らの社会的価値の分析は大事だなぁと。
女性については出てきません。男性については奥さんと喧嘩してそのままホームレスとか情けない理由も出てくるのに。やっぱりしっかりしているのかしらん、と。
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バブルなどの時代背景もあって一概には言えないのですが
年収何千万も稼いでいる人でも転落するとこんなことになるとは。
食いっぱぐれない(だろう)資格をとっとかないと不安かも、なんて思ってしまった。
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人生を成功させる道はとても険しく困難なのに、落ちるのはあまりに簡単なのかと読んでて悲しくなった。自分ではどうしようもない何かに落とされた人もいるだろう。
これを読んで学んだことは、自分自身努力をしつつ、落とされる白羽の矢が当たらないことを祈るしかないってことかなぁ。
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ホームレスになるパターンは様々だが、
会社をリストラ→再就職が困難→家のローンが払えず、家を手放す→妻、家族と離縁→路上生活
というのが自分には可能性のある状況かと。。
下手に家を買うものではない。
会社は守ってくれない。
家族は大切に。
という教訓を得た。
収入のセーフティーネットを自力で構築できる人が、
どれだけいるのだろう。
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ある日突然そのときはやってくるんですね。
身につまされる思いです。
いままで「他人事」と思っていましたが、いつ自分がそうなるかわからないです。
自分は手に職があるわけでもないので・・・
所詮組織のなかでしか生きられないんですね
失踪した人は妻に
「平日の昼間に夫が家にいるのはみっともないからどこかへ行っててよ」
「文句があるなら自分で料理しなさいよ」
そのひとことで家に帰らなくなってしまった。
捨てるのは以外に簡単なんですかね?
[要旨]
ギャンブル、バブル崩壊、一家離散、住宅ローン、退職…順風満帆だった人生が突然崩壊する!衝撃のノンフィクション。
[目次]
第1章
エリートビジネスマンの暗転(次長の誤算(52歳・元大手総合商社財務部次長);
外資系企業の光と影(49歳・元米国系投資銀行ファンドマネージャー) ほか);
第2章
漂流するホワイトカラー(年を取るのが悪いのか(56歳・元中堅住宅メーカー営業所長);
バブル世代は不用品(38歳・元都市銀行勤務) ほか);
第3章
社長失格(ビルオーナーの転落(49歳・元ビルオーナー兼飲食店経営者);
脱サラ・起業したけれど(53歳・元大手デパート外商部副部長・ブティック経営者) ほか);
第4章
明日なき若者たち(多重債務の逃亡者(31歳・元大手金属メーカー勤務);
高校中退だもの(32歳・アルバイター) ほか)
■著者紹介
増田 明利 (マスダ アキトシ)
昭和36年生まれ。昭和55年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2008/11/7
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ホームレスの実態がリアルに感じられる。かような世界が決して背中合わせではないと言い切れない。年齢とともに余程のものを持っていないと、新たな場所で働くことは難しい。今の環境が恵まれていると思うとともに、絶えずレベルアップする努力を怠らない必要を強く感じた。
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どうにかならないのかな。地位の農工業で人員が不足している所でのバイトとか。うまく社会が回ればと思います。
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目を背けたくなるような安定生活からの転落ストーリー。決して他人事ではなく、ほんの少し歯車が狂えば、まさに明日はわが身。厳しい時代になったと改めて実感。「他山の石」としたい。
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ホームレス15人にインタビューしホームレスになるまでの過程を綴った本。
ホームレスの実態というより、どういう人生を歩んでそうなったのか気になってたので興味深く読めた。
明日はわが身、とまでは言わなくても、いつなってもおかしくない。
特に若い人ではなく、年をとった中年は特に。
ただ、この本に出てくる人はほとんどがバブルの被害者。
バブルがはじけて保守的な人が多い昨今では、そうならないように防衛線を張っている人も多いと思う。
身の丈になった生活をし、借金におぼれないようにするなど、回避策はいくらでもあるはず。
リストラとか外部的要因はどうしようもないけど・・・。
あと、本には書いてないけど、連帯保証人には絶対ならないようにしようと思う。
それとほとんどがホームレスになる前に離婚してるけど、離婚した相手方は生活はどうしてるんだろう。
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2009年のリーマンショック時は本当にきつかった。そして、苦しい状況に置かれている人も沢山見た。本当に、人生はいつ転落するかわからない、と思った。だから、この、今日、ホームレスになった、というのも、他人ごとではない、と思った。むしろ、ここに出てくる人物達は、もともとはエリートの人が多かったりする。皆と変わらない日常から、一気に180℃転換してしまう。震災だって同じ。今は、30代でホームレスをやっているのが珍しくない現状を知った。そうならないために、日々がんばるしかない。
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ルポライターとしてまずは根本的な姿勢を考え直してもらいたい。読み捨てられる様な文章を書き散らして、それをまとめれば本ってできる物なのか?
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会社員でいるべきか、自分で生きるべきか。迷ってしまう。
一番いいのは、で間違いないのは、
東大を出て、内政Onlyで生きているやつ。か、延々と利益を生み続ける変な奴。
どっちかでしか生きられないのではないか。
事業で失敗、会社が失敗、高校中退、
バブルの話が多かった。浮かれていた奴のせいって感じもする。
退職した理由にはこういう失敗例があるのだ。と云う内容から始まり、ホームレスになったいきさつが書かれている。
年齢が高いから
学歴がないから
会社が潰れたから
自分の場合何をやっていけばいいんだろう。 会社任せになんかできないよな。
やっぱりそう思う。
案外為になったのが、生活パターン。
1日寝てるわけじゃない。確かに、夜中には橋の上にいるけど、朝には必ずいないわけで、
実はそこらのぽーっと生きている人間よりも圧倒的にアクティブなようだ。
動きまくって、最低ラインを回していく。雑誌拾いなんて、ゴミ回収の回数が減っていいじゃないかって思う。各駅まわって一日中動きまくっているらしい。それらを売って1万超え程度の所得があったりするようだ。
この点だけで言えばぱっと見、安月給の営業会社寄り所得が上。が、現実的には及ばない。保障が何もないわけだ。
また、住所がなくなるという事がとても重要で、一度足を入れると信用がなくなる。
家が借りれない。定職につけない。ますます借りれない。
都心で生まれれて、都心で育って、ホームレスになった人は大変だろう。
一般的な職に就きたいという人と、メンドクサイと言う人もいる。
安定した職はない。学歴の壁、年齢の壁、気持ちの壁、知識の壁
いろんなものがあるんだなと。そんなことが書かれている。
まぁ、雑誌だよね。
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収入が減って あるいは 仕事が無くなって奥さんが仕事を始めるで。 家を出てホームレスに っていう おじさんもなんか女の人なら そんなくらいで 家を出たりしないのになぁ実は 百万分の一の歯車 を 読みながら この本に載ってるおじさんたちは 景気のいいときに 調子こいた ダメ経営者ってことなのかなぁ と 思ったりしてました
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ホームレスの15人に密着取材をした記録がこの本に書かれています。数年前まで正社員で働いていた人のコメントはとても印象的でした。
彼らの体験記を読んでみると、借金することのリスク、自分の身の丈以上にお金を消費してしまう生活を変えることができないリスク、危機への対応を夫婦でなく一人で解決しようとしたこと等が、ホームレスという状態を招いてしまったようでした。
本書に書かれていることは他人事ではない、というメッセージですが、この本を読んで、自分の市場価値は幾らなのかを真剣に考える必要があり、現在得ている収入がその価値よりも大きいと判断できた場合には、その状態を当然と思うのではなく、良い状態を続けられている幸運な間に、次の手を打つ必要があると強く感じました。
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大手企業に勤めていたサラリーマンが、リストラにあってホームレスになるまでの過程を描いた本。やはりサラリーマンはいつ会社から首を切られるかわからないので、切られても生きていけるように常に準備しておく必要性を感じる。