ジャグラー算数教師のネパール奮闘記 青年海外協力隊員になってよかった！ みんなのレビュー

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投稿者：無手勝流　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

とにかくスケールがデカイ！
ろくに言葉もしらない若者が、「算数の先生」とか「ジャグリング（お手玉？）」とか、ろくに戦力になるのかならないのか分らないものをひっさげて、単身ネパールへと旅立つ。

文化の違いをユーモラスに、社会情勢の変革期をおもしろ可笑しく、そして人との関わりを飾らない表現で・・・・・・真っ直ぐに心を踊らせてくれる作品です。

日本最初の「旅日記」といえば紀貫之の『土佐日記』が有名ですが、時代の流れと共に日本の「旅日記」はここまで壮大になりました。

秋の夜長に一読の価値ありです！

仕事や勉強で疲れた脳ミソを、独特な著者の文体が揉みほぐしてくれること請け合いです。