投稿元:
レビューを見る
あっというまに読めました。考えさせられます。映画を観てるのでイメージもつきやすかった。悲しい昔のお話。
投稿元:
レビューを見る
主人公ブルーノのあまりにも何も知らない幼さというか天真爛漫さというかそんな性格にあきれそうになるけれど、そのあまりの無知さゆえ、友達との約束を律儀に守り、フェンスを超え、一緒に友達の父親を探す場面はいじらしくもある。そして、最後は心にガツンと衝撃をくらう。決して残酷な描写ではないけれど、それが逆にずっと心に残る。
投稿元:
レビューを見る
110226by青少年図書:パジャマは囚人服:ユダヤvsヒットラー総督
---
101
184
232
投稿元:
レビューを見る
第2次世界大戦中に行われたナチスによるユダヤ人大量虐殺を背景にした小説。フェンスのこちら側と向こう側の二人の少年が出会い、そして友情が結ばれ、そしてやがて別れが訪れる。こちら側の少年のあまりの幼さが腹立たしくもあり、悲しくもあった。
投稿元:
レビューを見る
とても衝撃を受けました。何不自由なくベルリンで暮らしていた少年が家族と共に突然の引越し。読者は何も知らないその少年の視点から世界を見るので、徐々にその引越し先がどこなのか、彼のお父さんは何をしている人なのか、がわかってくる。予備知識ゼロで読めたことがとてもラッキーだったと思います。最初からの不穏な気配で、もしかして・・・という予感はあったのですが、あぁ、やっぱり、となった時の彼の幼さが、以下ネタばれです戦前戦中の日本の子どもたちを連想させ、自分たちを優秀な民族だと思いこまされていた恐ろしさ・気持ち悪さがどっと押し寄せてきました。シラミの湧いた頭を刈ってしまったことが、驚きの結末につながるとは!面白い、という言い方はそぐわないお話だと思いますが、実に上手い、興味深い小説でした。
投稿元:
レビューを見る
強制収容所の少年シュムエルとゲシュタポの息子ブルーノの鉄条網を隔てた友情。ある日ブルーノはフェンスの向こうに入ってしまった。その後どうなるか…わかるよね…??
投稿元:
レビューを見る
読書感想文の指定図書現実では ありえない 話ですがその場所が大切なのではなく何かの象徴として その場所が使われたのでしょう
投稿元:
レビューを見る
映画を見てから、この本を手に取った。映画を見た夜、悪夢を見た。冗談ではない。現実ではないのだけど、現実なのだ、この話の舞台は。子供の無邪気さの前には人のどんな悪意も形無しだ。どんな論理も不要なのだ。だからこそ、こんなことはあってはならないのだ、二度と。
投稿元:
レビューを見る
電車の中で泣きました(T ^ T)
切ない…
この物語はフィクションだけど、これとよく似た事が過去に有ったかもしれない。私達が知らないだけで。だからきっと辛いからと言って逃げては駄目なんだと思います。過去を繰り返さない為にもちゃんと向き合わなければならないのだと思います。
誰もみていない所で木が倒れても木が倒れた事実は消えないから
投稿元:
レビューを見る
第二次世界大戦中の世の中、身分も立場も違う少年二人の心暖まる物語。かと思いきやラストが…!
まったく予想がつきませんでした…
作者はこのラストにすることで何を伝えたかったのでしょうか。なるほど読書感想文の課題にぴったりの本だ(´Д`)
投稿元:
レビューを見る
ベルリンの、ほとんど足を踏み入れたことのない部屋まである大きな家に住んでいたブルーノは、父親の仕事の都合でいきなり家族で引っ越しすることとなった。
新しい家は、たった2階建で、友達も誰もいない。そして、部屋の窓から見えたのはフェンスと、縞模様のパジャマを着た薄汚れた人々。
ある日、その決して近づいてはいけないと言われていたフェンスで、ひとりの少年と出会った。彼はフェンスの中。
ソートーさまが家に来たりと、父親はかなりの役職の司令官。舞台は第二次大戦中のホロコースト。
フェンスの中にいるのはユダヤ人。そう、ここは収容所。でもブルーノにはそれが何を意味するかのわからない。無邪気に、その少年と毎日語らう。
誰かがちゃんと話していればこんなことにはならなかったかもしれない。
救いがない、悲しい物語です。
投稿元:
レビューを見る
映画を見た直後、図書館で偶然見つけて読みました。印象は正直映画の方が凄かった。先に見たから、というのもあるのかもしれませんが。とても感想を書くのも星つけるのも難しいです。ただ子供に非がないことが明らかだと思うので、ラスト後に、なんで?なんで?悪いのは大人じゃん!!と叫ばずにはいられませんでした。とてもズシリときて、考えさせられます。色んな人に知って欲しいけど、すすんでオススメする事も、もう一回読むことも難しいです。
投稿元:
レビューを見る
中学、高校と何度も読書感想文で、この作品について書きました。何かを伝えたくて、でも語彙力が足りなくて、何度も何度も書いてましたね。
読み終えてからの、あのやりきれない思いは何なのでしょうか。何度読んでも、しばらくは放心状態で何も手つかずになってしまいます。
私には評価することもできないほど、衝撃的かつ重い作品です。
投稿元:
レビューを見る
えーーー
か、悲しい。
無邪気で素直で心優しいブルーノ少年。
つらい変化にも変わらず素直に暮らしていた。
そしてユダヤ人のシュムエル少年。
こちらも聡明で我慢強く
ブルーノよりさらに過酷な状況を懸命に生きていた。
二人の友情のつらい結末…。
重い話だった。
投稿元:
レビューを見る
ことばはナイフ
「ことばはナイフ」あるものとあるものを隔てる場所にある、壁・フェンス・ナイフの存在について、自と他について、また、反対側から見えるこちらがわの景色について、思索が必要です。映画化たのしみです。