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会社から送られて来てたのでなんとなく読み始めました。
私タバコ吸ってないしなーって思っていましたが、スモーカーにもノンスモーカーにも面白く読める1冊でした。
特に印象的だったのは『タバコでも、なんでも目的を持って行っているのであれば止めようと思えばすぐにやめれるんです』ってとこ。
タバコってなんとなーく暇つぶし程度に吸ってる人ほど止めづらいとのこと。
すべては当てはまらないにしても、かなり納得でした。
そして、やっぱり太田光の世界観ってすごいなーと思いました。
この人の本をもっと読んでみよう。
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[ 内容 ]
「メシは一日一回しか食わないし、浮気もしないんだから、タバコだけはやめないぞ」とうそぶく、ヘビースモーカーのお笑い芸人太田光と、すべての人にタバコをやめさせたいと、禁煙クリニックも開く最強の禁煙医師奥仲哲弥。
喫煙派、禁煙派の両代表による究極バトルのゴングは鳴った!
果たして奥仲医師は、太田に禁煙させることができるのか?
タバコをやめたい人も、やめたくない人も、タバコを吸わない人も絶対読みたくなる大激論。
[ 目次 ]
第1章 タバコは本当に身体に悪いのか
第2章 誰も知らなかったタバコの本当の怖さ
第3章 喫煙者の逆襲。なぜタバコだけが悪者にされるのか
第4章 ためるか、吸うか、タバコ一箱一〇〇〇円時代
第5章 どうすればタバコがやめられるか
第6章 これからどうなるタバコの行方。太田vs.奥仲、最終バトル
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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太田さん、全く辞める気がないので、全然バトルになってないのが笑う!
ちょうど禁煙してすぐの時に読み始めたので、奥仲先生の脅しは
タバコ吸いたくてたまらない時期の私にはかなり有効でした。
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太田さんも奥仲さんもいろんな人のことを考えていて尊重していた。
私もそんな風になれるようにいっぱいいろいろ落ち着いて考えていきたいと素直に思いました。
あと楽しいことをするだけみたいな発言にその通りだと思いました。
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爆笑問題の太田光と、医師奥仲哲弥氏との対談形式で進む。
何を言ってもたばこを止める気を起こさない太田光の反応は、
おそらく喫煙者の多くが取る行動なのであろう。
たばこが健康に及ぼす害について、大変分かりやすく書かれている。
肺癌よりも喉頭癌のリスクの方が高いことや、COPDの問題。
たばこが財務省管轄である点などは正直知らない情報であった。
奥仲氏の問題意識であるこどもへの教育の必要性は自分も感じた。
なんとなく吸い始めるリスクはやはり少しでも減らさないと。
所詮、健康は全て自己責任。
その点からも、喫煙は個人の自由。
但し、副流煙の与えるリスクや不快感については、
最低限のマナーとして守って欲しいと思う。
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煙草を辞めるつもりのない方は、歩き煙草さえ辞めてもらったら、あとは、どうぞお好きにしてくださいと思いました。
太田さん、煙草を吸ってるのは、依存症なんですけどね。
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いかに喫煙が害があるかという実例の数々(勉強になります)に対して、にもかかわらず太田がやめる気がまったくないのが可笑しい。
すぱっと死ねたらそれでもいいのですけれどね。
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禁煙を促進する本かと思いきや、しょっぱなから、喫煙者の勝ちという禁煙本には珍しい展開。
最近、タバコが値上がりしたので禁煙する人が増えている。私はタバコが嫌いだし、煙なんて見たくもない。でも、仕事の上では、喫煙する人の気持ちも分かっておくべきなのかなと思い、手に取った。
個人的には、喫煙したい人は、勝手にすえばいいし、肺がんやCOPDになるならなって苦しめばいいと思う。だって、それは自分の選んだ結果なんだから。でも、大人になってすい始めた人と違い、子供はそんなことを知っていて吸い始めたわけではなく、たんにカッコいいからとかモテルから、禁止されてるからという理由で吸い始める人も多い。本当にそれでいいのか。数十年たったとき、こんなはずじゃなかったのに!と思ってからでは遅いのだ。
喫煙はしてもいい。でも、こんなデメリットがあるんだよということを知った上で吸ってほしいという、奥仲医師の意見には賛成できるものがある。
ただ、喫煙者に唯一やめてほしいのは、煙が嫌いな人に副流煙を吸わせること。私は肺がんやCOPDにかかるリスクをあげたくない。なのに、隣で誰かがずっとタバコの煙を吹きかけてくる、というのだけは嫌だ。
そのあたりを配慮してもらえれば、喫煙もOKだと思う。
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喫煙者がどんどん肩身が狭くなってくる昨今、喫煙者としては、なかなか考えさせられる内容。後ろ暗いところがあるせいか、嫌煙派の主張にはいつもヒステリックなものを感じてしまう。それが社会全体の危うさにつながってしまうことが一番心配。もっと寛容に、みんなが住みやすい社会にしようよ!
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面白かった。
喫煙のリスクを語ることで禁煙を勧める医者に対して、タバコはもともと悪いものでありそれゆえに吸うのだという立場の太田光が反論していく形式の対談本。
禁煙本ではないため、喫煙者にも読みやすい。愛煙家の太田光による反論が痛快(時折矛盾した発言もしているが)で、喫煙者は気持ち良くなれる。
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私は喫煙者ではないのだけれど、昨今の禁煙ファシズムぶりにはウンザリしていたところなので、この本を手にとってみた。
医者である奥仲さんが最初から最後まで全く禁煙する気のない太田さんに歯が立たないほど言い負けてしまってるところが痛快。
読み進めていくうちに、世間の禁煙運動に反対しているのはむしろ禁煙派の奥仲さんの方で、わりとどうでもいいのが太田さんということが分かり、前半は懐疑的に見ていた奥仲さんに対して後半は大いに共感できるようになった。
喫煙者を一方的に非難する内容ではなく(マナーの悪い人は別として)、税収が減るのを嫌がって禁煙者を増やさないようにタバコの値段を調整する財務省や、完全に禁煙できる薬は開発しない製薬業界など禁煙ブームが起こることで利権を得る業界の背景を垣間見ることのできる有益な一冊だった。
禁煙問題に限らず、「こちらが善、あちらが悪」だと決め付けて妄信的になってしまうことはとても危険なことだと改めて思い知った。
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愛煙家の太田さんVS禁煙派の呼吸器医師、序盤は予想通り医療データの話だけどそこから哲学的な話、政治的な話、文化論、映画論と幅広い分野に話が展開する。最終的には奥仲医師が「自己責任をしっかり意識してのタバコとの付き合い」を提言しているのが良いなあと感じた。