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「異形コレクション」に収録されたものがおもなショートショート集。ほんわかする話、ぞくりとする話、さまざまです。バラエティに富んでいて楽しい一冊。一つ一つは短い短い話だけれど、充実感はぎっしり。おなかいっぱい大満足です。
お気に入りは「トロピカルストローハット」。実は一番怖い話なんだけど。なんだかポップでユーモラスなんだよねえ。
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一編数ページ(短いものは数行)のショートショート集
さっくり読めます。
でもね、なんか「食い足りない」って感じ。
残念!
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求むっ切れ味!!
星新一の弟子らしいが、弟子って言ったら師匠可哀想!
てぐらいナマクラにオチる。
短編は切れ味あってこそなのに無意味に説明長かったり、
星新一なら2行で書いただろうっていうラストに
1ページ使ったり、……なんとも短い話が多いのに
見事なまでに話がオチず。後書もイラッとするくらい
星新一臭を芬々とさせ……。
そこは一言、星先生がいなかったら僕はいません。それだけでいいんだよ!!
ぜひ読んでみてください。
ナマクラ感が味わえます。
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星新一氏が後継者と認めた作者のショートショート55編。
「仕掛け花火」よりこちらの方が完成度の高い作品が多い気がして、好き。文体も読みやすくなっている。ショートショート好きなら一読して損はないと思う。
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ご存知ですか? 物語は圧縮すると結晶になるのです。ここに収められたのは56の短い物語。一つ一つは小さく、だけど、それぞれがキラキラ輝いています。ほら、鍵穴からそっとのぞくと、そこには目もくらむラビリンスが! 伝説のショートショート作家・星新一氏の遺志を継ぐ、稀代の異才・江坂遊、ノベルスについに登場!!
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これぞショートショートである。さらっと描かれている世界が、とてつもなく怖かったり、背筋が凍るようだったり。ほのぼのさせてくれるのかと思いきや、ラストですとんと落とされたり。この短さの中によくぞこれだけの要素が入るものだと感心させられる。まさに、ショートショートのエッセンスがぎゅぎゅっと詰まった一冊である。