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ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係 みんなのレビュー

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みんなのレビュー47件

みんなの評価4.2

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  • 星 1 (0件)
46 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

裸・出歯・鼠・・・。

2009/02/28 10:43

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 名前通りのみかけをしています。スカシカシパンとか、スベスベマンジュウガニとか、和名には印象に残る名前が結構ありますが、これも番付表をつくるならかなりの上位間違いなしでしょう。
 全身毛がぽしょぽしょとしか生えてなくて、歯が出っ張っているネズミ。表紙では顔の一部しかわかりませんが、良く言って「キモカワ」の生き物です。本文に書かれている著者の印象も「しわしわのサツマイモ」だったりします。

 地中に穴を掘って集団で住み、鳴き声を使い分けている。女王、兵隊、ふとん隊と役割分担がある・・。この生き物を、研究者がたくさんの写真入りでやさしく、楽しく「どんな実験材料か」を説明する一冊です。
 しかし、「ふとん隊」とは言っても布団を運んでくるとかいうのではありません。自らが女王の生んだ子供の「ふとん」になる、というかなりのユニークさ。なかなか複雑な生き方をしている生き物のようです。体温調節が下手(なら、なんで裸なんだろう)で暗い所で生活、というのでは飼育はかなり難しそうです。

 著者の一人、岡ノ谷さんは、「極端にへんな動物の極端にへんな行動を研究することで、脳と行動の対応がはっきりすることがある」と、「私もハダカデバネズミで一旗あげてやろうともくろんだのである。p80」とのこと。実験材料としては、「極端な」ものというのは確かに現象をとらえやすい面があります。多くの鳴き声を使い分けることと社会性、脳との関係の解明にもメリットはあるのでしょう。
 それでも研究は簡単に行くものではありません。この本の面白さの半分は、その研究をする学生や院生の「生態」の描写にあります。どんな難しい題材でも、実際は夜中にごそごそとやっていたり、ネズミの尻尾を地道に引っ張っていたりしてデータが集められる。そんな実態も材料に劣らず面白く読めます。正月三が日も世話をしに研究室に来る皆さん、御苦労さま。それもよい思い出になりますから、頑張ってください。

 表紙にも赤丸で「生きもの」とありますが、岩波科学ライブラリーの、シリーズ「生きもの」になるのだそうです。あとがきを読んでみると、編集者は「クマムシ!?」を担当した方。「クマムシ!?」はあえて現代的な研究手法に入らないでいこうとする動物学者を、こちらはまっこうから入っていく動物学者の本です。研究姿勢の違いはあるが、どちらも現代の研究者が、扱っている生きものともどもよくわかる面白い本になっていると思います。
 シリーズだそうなので、この先何が続くのか。「可愛い」だけでなく、すてきなメッセージを送ってくれるシリーズになるよう、「二匹目、三匹目のドジョウ」が見つかりますよう、と見守らせていただきます。

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紙の本

デバネズミ社会は面白い

2016/05/02 08:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タヌキネコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙のインパクトに購入をためらい、その後忘れておりましたが、友人から「テレビの生物番組でハダカデバネズミのことが紹介されていて、とても面白かった」と聞き、読んでみました。
「女王」と「王」、「兵隊デバ」と「働きデバ」の社会生活、確かにとても楽しく、周りのあれこれと比較して考えさせられたりしました。
大学の研究室のようすもほほえましく、あっという間に読了しました。
入門書としてとても読みやすいですが、もっと詳しい本もあったらまた読みたいです。

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2009/02/21 19:11

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2009/11/05 05:07

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2009/11/13 16:18

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2011/02/27 13:26

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2011/05/26 13:06

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2011/10/26 14:01

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2012/06/18 09:40

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2012/07/17 00:31

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2012/09/19 13:53

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