紙の本
どんな方向に展開させるのか楽しみ
2008/11/02 16:02
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世にあらざるべき力を読み手に与える幻書。この幻書を集めたダンタリアンの書架を管理する黒の読姫ダリアンとその鍵守ヒューイによる、幻書に魅入られた人間の物語。「ザ・スニーカー」に連載された作品を編集しまとめただけでなく、書下ろしとして、焚書官を名乗る幻書にまつわるもう一組も登場しており、まだまだこれからどう展開させるのかというところ。
全体的に面白いものになりそうな予感はあるし、作者の短編物は好きなのだけれど、何かしっくり来ないものも同時に感じる。色々な設定を組み合わせて、伏線を張り巡らそうとしているのだけれど、一つの世界観としてまとまりきれていないというか…。一話完結で物語を展開させていくためには、絶対的に主人公たちのキャラが立っていないと難しいと思うのだが、いまいちヒューイの腹の底が見えないので感情移入しづらいというか…。
いづれにせよ、続編が出そうな雰囲気なので、楽しみに待つことにします。
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偶然本屋で見つけて買ったんですけど
面白いです
まず、ダンタリアンの揚げパンを食べる姿はとてもかわいいです。
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安定して読める作品です。
話も独立していますしダリアンが可愛いし。登場人物も毎回少ないので分りやすくラノベ初心者にお勧めです。さすがは三雲先生!!
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書物をテーマにしたダークファンタジー小説。
悪魔の叡智...悪魔であるダンタリアンが本の
姿へち変えた魔界の知識、禁断の魔導書、寄書や
怪書...etcあらゆる叡智が収められた
「ダンタリアンの書架」。その新たな管理人となった
青年ヒューイと少女ダリアンによる「幻書」を
巡るストーリー。最初はいきなりこの世界の説明もなく
読み切り短編でスタートするので少々戸惑いながらも、
ダリアンのキャラの可愛いさで一気に持っていかれましたw。
中盤でダリアンとヒューイの出会いも描かれ、ようやく
この世界の設定が分かってきた...。とはいえ、まだまだ
幻書の力や詳細も謎だし、別のコンビによる「焚書官」も
登場し、続きが気になります。
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某ニコニコ動画でなんとなく見ていた動画に出てきた作品。
見た瞬間「これは良作だ」と直感しました。キュピィーンという効果音が聴こえたかは定かではありません。
結果的にはその予感は当たってまして、調べてみたら「アスラクライン」の著者が書いている作品なんだそうな。「アスラクライン」自体は読んだことないけど、前に作家を目指してる友達が絶賛していたのを思い出して購入。
内容的には、「キノの旅」に若干似てるかな?
ほとんどのストーリーがなにかしら道徳的な内容を含んでおり、ガツガツ読み進めるタイプのライトノベルではありません。一話完結、基本登場人物がヒューイとダリアンの2人で、拠点をもたない・・・といったところも相似点でしょうか。キノより若干"ゆるい"ですが。
ちょっと現実に疲れている人におすすめ。
先にも述べた「キノの旅」や「しにがみのバラッド。」なんかを読んでる人は楽しめると思います。
あと幼女に罵られたい人
【P.S.】
今日の夕飯は揚げパンにします。
これでフラグは完璧です(^^ω)
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どんなのかもわからず読んだけど面白かった。なんとな~く「キノの旅」風なところがあったような気がします。
すべてハッピーエンドということもないダークでシリアスな皮肉った感じな部分が。かといって全てがそうでもないところが。
少女ダリアンと祖父から書架を引き継いだヒューイが本を回収したり、必要なものに本を与えたりするお話。短編形式。
最初の料理人のお話から結構ダークよねぇ。
あと。最後の焚書官が今後どう繋がるのかも気になるところ。
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『アスラクライン』の三雲さんの作品だー
という事で購入してみたのですががが
正直に言って、さほど魅力が感じられませんでした
物語としては幻書を手にした人間に訪れる因果応報を描くというスタイルなのですが
『キノの旅』程達観しているわけでもなく
さりとて先にあげた『アスラクライン』程の盛り上がりがあるわけでもない
度肝を抜かれるようなどんでん返しなどもなく
ひどく中途半端な読後感が残りました
ヒロインであるダリアンのお菓子好きという設定も取って付けた感が否めず
何もかもが滑ってしまっている印象が拭えません
続巻が出ているようですが、そちらには手を出さない方向で一つ
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久しぶりにライトノベルを読みました。
つまらないとは言わないけど特別面白いトコもなかったかな。
全ての話に言えることだけど一番最初に出てくるやつが犯人ってのは頂けない。答えを一番最初に書く技法は高度なのでやめたほうが良いかなと。
あと、地の文を読まなくても話が理解できるってのはこの人の良さなのか、単純に文章が下手なのか。どっちなのだろう。
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ダリアンは翠星石で、男はチョイロレンスっぽかった
さいごにできた本の持ち主以外にこれから出てくるキャラが気になった
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書痴である私が、題名で手に取ったライトノベルです。
その判断は間違っていませんでした。やはり書物に関するお話。
しかも、登場人物にも書痴がいたりビブリオマニアがいたり…。
可愛らしいイラストからは想像できないダークなお話も綴られていますから、多くの人が楽しめるだろうと思います。
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事前知識全くなしで読んだけれど、とっつきやすくて読みやすかった。短編で構成されているため、それほどつながりを意識しなくても良いのが、読みやすい要因の1つかもしれない。
どうしても「Chronicle 2nd」を思い出してしまったけれど、それには触れない。書や知識の魔物はずっと伝えられているものでもあるし、ナインスゲートなんて映画もあったりするし。
Episodeと断章、そしてExtra Episodeから構成されるので、それぞれの関係は知っておかないと混乱する。また、時系列は収録順でないことも混乱の原因となる。それだけ気を付ければ特に疑問もなく読めるはず。
ただ、小説からイメージを喚起するうえで、時代背景が良くわからいのは残念。飛行機やバイクも登場するが、馬車も登場するのでその辺のミックス具合が厄介。
でも面白いよ! 特にthe key of the solomonとかをたしなんだ人にはお勧め。
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幻書という、私が今まで全く見たことのないアイデアの詰まったライトノベルです。
この世界観にまず魅せられました!
一見、ツンツンしたダリアンが、実は揚げパン大好きで・・・というキャラの意外な一面が良いです!
ヒューイはそんなダリアンに振り回され、相変わらずの苦労人ですが(笑)。
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コミックも出てますね。でも文庫がいいんです。
文庫1冊の中に、背反した数話があるという(朝霧的には)初めてのタイプでした。
読みやすいです
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最初はミステリーっぽいのを期待してたからがっかりした。読み進めていくとキノの二番煎じぽかった。でも、最後の焚書官の話が決行面白かった。
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“本にまつわる物語”に惹かれて読んでみた。
予備知識ナシだったので、かなりのダークファンタジーにビックリしたけど、結構面白い。
2・3巻も買ってみました(^ー^)