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紙の本
今までのものの焼き直し
2008/10/22 20:10
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る
はっきり言って、表題だけ今の状況に合わせてカバーだけを取り替えた、売り捨て本である。 内容については、ほとんど全てが今までのものの焼き直しに過ぎない。浅井隆氏(ペンネーム)にとっては、もともと学者でもあるまいし、そこは割り切った上での出版なのだろう。 しかも、最終部分は、いつもながらのことであるが、ほとんどPRそのものという内容であり、本来は無料で配るべき宣伝パンフレットレベルのものである。 「週刊現代」「週刊ポスト」といった一般週刊誌の特集記事程度の内容をふくらませて何とか単行本にしただけ、という程度のものである。
私も、以上については十分承知の上でありながら、何時の頃からか、浅井氏の新刊本のほとんどを購入している。 今回もついつい購入してしまった。 上記のような認識を持ちながら、私が同氏の著作を購入するのは、学者でもない一般読者にとっては、論理的一貫性はそれほど必要ではなく、デマや偽網的内容ではない限り、一部分でも有益な叙述、指摘を見出せれば十分と考えるからである。 また、今までの著作の中に、株式評論家・浦宏氏と浅井氏とのの交流エピソードなど、それなりの情報も得られて多少は有益であったからである。 そもそも、千数百円という価格で、それほどの内容を期待することが間違っている。有名大学教授という肩書きのえらい先生方が述べることにもかなりいい加減なものが多い。日本の経済学者の著作には、つい何年か前のものさえ読むに耐えないという例が大半である。 それに比べれば、浅井氏の著作など、始めから斜にかまえて読むから実害は少ないというものである。
しかしながら、今回の新刊については、あまりの無内容さに、1,470円を支出したことを後悔している。 この支出額で、一般週刊誌なら4冊、経済週刊誌なら2冊買える。そのほうがよほど有益である。
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