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短編集です。まだ手が出せていません。
発売されていたことを知らなかった自分にちょっと失望…。
今日書店でみつけたので、年明けに買います!
楽しみです。
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橋を舞台にした6つお話。
橋本作品は癖がなく、読みやすい。
が、今回は短編ということもあってかあっさりしすぎていた感が。
続きが気になって読み急ぐことがなかったので残念。
秀才の陸と幼馴染で不良の嘉人。
そんな対照的な2人の友情を描く「大富橋」が1番かな。
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深川を舞台に、周辺のいくつかの橋とおりなす短編集。
短編だからか…あっさり…というより、あまり印象に残らなかった橋本さんのふんわりした文体が、いかしきれずに終わってるというか。
でも「まつぼっくり橋」「永代橋」の話は好きでした
でも、橋本さんは…長編がいいと思うな;
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橋本さんの新作だー!って手に取ってみれば短編集だった。。。
橋本さん、私は長編が読みたかったなぁ〜と、
少し残念な気もしましたが、やっぱり好きです♪
日常、何気なく渡る橋にも人によってはそれぞれ色んな
思いが、ドラマがあるんだな、って。
深川にあるいくつかの『橋』を舞台に6つのお話が描かれてます。
いつも通り、温かくって優しい、短編集です。
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エンジ、かっこいいよ エンジ
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都立高の国語入試問題として出たのをみかけて、気になったので読んでみた。このゆったり感がイイ!
この作品ぐらいの緩急が最も難しいんだよね。
どうやったらこのサジ加減が出せるのだろう。著者はすごいな。
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下町の橋をめぐる物語。
相変わらずハートウォーミング。
エンジの話が一番グッと来た。
じいちゃんばあちゃん好きだ。
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橋をめぐる短編集。
どれもあったかい話でよかったんだけど、短編なのがもったいない。
橋本さんは長編であるべき。
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なんとなくせわしない日々の中でも読書欲が収まるわけもなく、つらつらと読んでました。
どのお話にも橋が出てくる、すべて橋の名前がタイトルとなっている短編集です。
それぞれ全く違ったテイストのお話で、ひとつひとつに感情移入してました。
・清州橋
姉弟で見る花火。
なんだか匂いまで伝わってくるようでした。
夏のこういう雰囲気って好きだなって思ったり。
やっぱり夏は花火。花火の曲が書きたくなりました。
涙が出るほど嬉しかった弟の発言。だけど、弟はそれをあっけなく忘れてた。
こういうのって、姉弟の間ではありそうだなぁーわかるなーって思ったり。
・亥之堀橋
しをり
楓
バーテン
本
・大富橋
と陸の友情。
陸と吉岡の友情。
強くて恐れられている嘉人の孤独。
・八幡橋
30代で英会話スクールのオーナーの美和さん。
桂子の離婚の話を聞いて、美和さんは、うらやましいと言った。
「人と人との関係は残ったじゃない。翔太くんとは一緒に暮らしているし。彼を介して、元の旦那さんとも繋がっている。わたしはそういうのを持たないまま、ここまで来ちゃったのよね。持ってるのはこれだけ」
「この教室がわたしの城。わたしが唯一、持ってるもの」
人それぞれ、求めるしあわせの形は違うと思うけれど、そのしあわせを叶えることができたとして、でもそれには続きがあって、また分からなくなって。その繰り返しなのかな?
・まつぼっくり橋
新居を探す二人。
物件を紹介してくれた後輩と意気投合。
会社をすることに。
とんとん拍子なホカホカ話。
・永代橋
両親の不仲で、お祖父さんエンジの家に行かされる千恵。
行く時も帰って来いと言われるときも親の命令?で。振り回される。
だけど、「帰りたくない」とはっきり親に伝える千恵。
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2009.10.20
深川あたりの6つの橋にまつわる短編集
「清洲橋」
深川で生まれ育った友香は、就職と同時に家を出てから帰っていない。
隅田川の花火は、昔見た場所からは、マンションに遮られてすっかり見えなくなっていた。
「亥之堀橋」
永い事銀座でバーテンダーをしてきた耕平は、みどりと結婚する時に建てたマンションの1階でのんびりと店をやっている。
マンションブームで移り住んできた新しい住人達と、古くから深川に暮らす地元の人達の間に入る事も多い。
「大富橋」
進学校でも常に上位をキープしている松本陸は、幼なじみで悪の嘉人と親友だった。
「八幡橋」
英会話教室の講師をしている佳子は、和也と離婚し、息子の翔太と暮らしている。付き合っている三崎さんは、結婚するつもりはないらしい。
「まつぼっくり橋」
花屋でパートをする美穂と、婚約者で設計士の哲也は、新居になる物件を探している。古くても職人の技やデザインを重視する哲也と、便利さや新しさを求める美穂とは意見が合わない。
「永代橋」
千恵の両親は、千恵の中学校をどうするかでもめている。そのために、千恵は夏休みを祖父のエンジと深川の家で過ごす事になる。
最初は嫌だった古い家、祖父のステテコ姿も、だんだん嫌ではなくなり、友だちも出来て、深川の街を好きになる。
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短編集なので気軽に読めます。
でも一つ一つじんわりするお話なので
優しく後に残ります
又、読み返したいような・・。
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「永代橋」は小学生の女の子が主人公の話。
中学受験をさせようとする母と反対する父との板ばさみの中、祖父エイジの深川の家で夏休みを過ごすことになる。
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C
江東区とか下町らへんの情景を橋を中心に描いた作品。
印象深いわけでも、出来が悪いわけでもない。
読んでいる間は楽しめるが、記憶には残らない作品。
ただの優秀な作品。入試で用いられるのには非常に納得。
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東京深川を舞台に橋にまつわる短篇集。
深川が舞台だからか、人と人との関係を書いたほっこりくる人情話だからか、どこか宮部みゆきさんの話を読んでいるみたいだった。
優等生と不良の友情を書いた「大富橋」、祖父と都会育ちの孫の話「永代橋」がよかったな。
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橋をめぐる、人と人との日常の物語。訪れる人に温かい下町の人情。深川、懐かしい。どれも何気ない話だけれど、何かほっこり心に残る短編集だった。優等生と不良の友情「大富橋」、祖父と都会育ちの孫の「永代橋」が好き。
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連作短編。
1つ1つの話や人物にあまりつながりはありませんが(舞台が同地域で「大きなマンション」がどの話にも出てくる程度)、
どれもテンポがよく、橋本さんらしい暖かい話です。
個人的には永代橋が好きな話。
サクッと読みたい人にお勧め。