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2008/12/19 Amazonにて購入。
2021/8/27〜9/1
超久しぶりの龍の黙示録シリーズ。第五作の本書は13世紀のイタリアの修道院が舞台。久しぶり過ぎて、龍緋比古以外の人物像を思い出すのに苦労したが、徐々に思い出した。最後にセバスティアーノがローマへと帰還。次作はヨーロッパが舞台になるようだ。記憶の新しいうちに読みたい。
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龍緋比古シリーズの5作目です。
今回はなんと、意識だけを飛ばすという方法で過去に行きます。
龍の能力って・・・。
ここまでくると何でも有りですね。
龍が800年前に出会った少女ロザムンド。
異端とされたカタリ派の信徒として殉教した12年後に転生します。
その場にいた龍は当時その真偽を見定めることができなかったので、
セバスティアーノと共に過去に行って確かめようというのです。
何故連れて行くのがセバスティアーノかというと、
龍の意識を読んでロザムンドの夢を見たことから、
他の能力同様テレパス能力も高いと分かった為でした。
何だかもう神様だったり特殊能力だったり不死身だったりと、
いろいろなスペックを持った登場人物ばかりで、
吸血鬼ものだということを忘れそうです。
まぁ、ゴルゴダの丘でイエスの血を掠め取り不死身となりながら、
龍とは違って飢えを満たす為に生き血をすする妖魔という存在があり、
それらを狩ってイエスの黄金の血を回収するという龍の目的があるので、
辛うじて・・・という感じでしょうか。
過去に飛んだ先では、あとがきにも書かれているとおり、
「薔薇の名前」を彷彿とさせる修道院内で起こる殺人事件です。
ロザムンドを探す筈が事件に巻き込まれ、
セバスティアーノが酷い目に遭います。
活躍するのもセバスティアーノですね。
ロザムンドも見つかりますが、最後の方で、まるでオマケのようでした。
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龍の黙示録シリーズ 第5弾。
龍とセバスティアーノが中世に飛びます。
修道院に隠された秘密、と事件の真相を探るべく
他人の体に入り込んでの捜査となります。
篠田真由美版『薔薇の名前』!
そして映画「薔薇の名前」で主演された
ショーン・コネリーさんの訃報が飛び込んできました。
心から、ご冥福をお祈りいたします。