紙の本
面白かった
2015/09/14 21:34
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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポイニキア戦終了。最後まで息を付かせない展開だった。個人的には今までずっと無能だなぁーこいつはないわ、と思っていた市長が最後すごく男を見せたところがすごいなぁ、と。みんながみんな自分の信念を持って生きている。それは攻めてくる帝国側も攻められているポイニキアも、徹底抗戦をする副市長もどうにか被害を最小限にするために降伏の道を探る市長もみんなが全てしっかりと芯を持って立っているところがしっかりと描かれていてものすごく熱い巻でした。この先の展開も楽しみです。
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オスマン帝国のイスタンブール攻めと背景がかぶる
登場人物の名前とかもその時代に活躍した将軍の名前を使ってるのかな
作者さん、すごいオスマン帝国史とか勉強してらっしゃるんだろうなと思った!
港の鎖の仕掛けとか 地味に感動した
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「皇国の守護者」を少年漫画風にマイルドにして、主人公の成長物語要素をプラスした感じです。タイトルも似てるけど意識してる部分があるんでしょうか。これはこれで別物として好きです。ベタ展開かと思いきや市長のくだりとか意外性あって良かった 面白い
それにしても毎巻表紙が美しい。透明カバーつけてマフ君を保護したい。
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第一次ポイニキア戦争勃発!
一次、ということはこれから二次もでるかもしれないのか…。
歴史ある海洋都市国家が帝国に狙われている。
普通はここで反抗するだけなんだろうけど、
この漫画では内部の意見の違いがでていて、
それをさらにもう少しおし進めた感じなのがおもしろい。
以下ネタバレ---------------------------
ポイニキアは3千年もの間、外敵に侵入を許さなかった鉄壁の都市。
支配下においた国も尊重し、その国の人間さえ皇帝につけるという
かなり平等性の高い国。
これを誇りに思っていたのが副市長。
一方、最近の帝国は400年もの間無敗だしやばいんじゃね?
反抗して被害がでるのはまずいと弱気なのが市長。
最初は読者的に僕も議会も副市長に共感していた。
しかしルイ大臣の策略はかなりの上手で、
奮闘したマフくんの活躍も虚しくついに陥落してしまう。
市長の息子でありながら耳役のキュロスがいい。
あのひねくれてるっぽいところがw
かつてスレイマンにあったという。
スレイマンさん本当に活躍してたんだなぁw
あの人はカザノスさんに拾われてからすごい奮起をしたのだとわかる。
ポイニキアを落とされると自動的にトルキアもやばいことになる。
それを考え奔走するマフくん。
それをキュロスに見極められて本心を聞かれる。
そこでだした結論は自分はトルキエを優先させること、
そのためにはポイニキアを勝たせることだった。
ルイ大臣がチェスで思考してたけど、本当にあの手のボードゲームは
戦略で使えちゃうんだなぁと思った。
国家規模の戦いってのはマジでチェスだね
今回は将棋の要素を取り込んだような結果にみえたけど。
結局陥落してしまったがなんとか脱出できたマフくんとキュロス。
次巻はどうなるのか?
ポイニキアを助けにこなかったヴェネディックさんとこの海軍に
助けられるようだけど…
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8巻まで読みましたが、3巻が個人的に一番面白かった巻です。
この作品はとにかく主人公マフムート始め、
喜怒哀楽を感じていてもそれを読み手までにストレートに伝える表現が薄く、頭で認識するだけで心にまで届かないのが残念です。
同じ戦争物の「皇国の守護者」を比較例にしても、
あちらは戦争の中で生きる一人ひとりの「人間」の想いを濃密に描き、極限の中で戦う人間という生き物の熱を描くのに対し、
こちらは各国を巻き込んだ戦争の中で動く人間をチェスの駒に見立てた戦略をメインとした知識欲を刺激する作品です。
当然2作品ともに読み手を選びます。
私の場合は豪華絢爛たる装飾品や背景描写、国々の政情とそれに巻き込まれる人々の策略、決断、もそれはそれとして中々に魅力的なのですが、唯一の弱点は「人物の熱が感じづらい」という点です。
装飾品同様、キャラクターまでも豪華絢爛、美麗に演出し、
一コマ一コマというよりもページから少し目を離し、総合的に眺めてまとまりよく美しく描く感じで、
ここぞという時のキャラクターの呼吸、間、感情の見せ方が勿体無いです。
そして全巻で作者のこだわりが窺える主人公マフムートの魅せ場でよくある大ゴマを使ったドヤ顔&魅せポーズ(&美しく見せる為のオプション)
どうにも脇役キャラに比べて人間的魅力の薄いマフムートを更にわざとらしく魅せているように感じて個人的には残念です。
レビューを読んでみると大半の方が
「マフ君可愛い」「成長が楽しみ」
とおっしゃっているので、これは本当に私個人の感想なのですが。
それを踏まえて3巻でのポイニキアの議員達の単純にして明快な古の大帝国ポイニキアへの誇りを掲げた戦いはとても愚かで純粋で胸が熱くなりました。
この作品は常に自国への利益、勝利への戦略、その中での己の役割を既に達観しているキャラが多く、皆心を殺し頭で動いている印象です。常にキャラクター達は都合よく自己をコントロールし、主人公はどんどん勝ち進みます。
そんな中で英断とは程遠かった道を選択し続けたポイニキアは滅びましたが、
戦争という大きなチェス盤の上でこのようなキャラクターが3巻で見れた事は望外の喜びでした。
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もとが綺麗で華奢な絵柄だから心配だったんだけど、
案の定戦争の描写にパンチが足りないというか、緊迫感が足りないというか。そこだけが惜しかったです。
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再読です。
小生意気なマフムートが自国から出て、
広い世界を巡り始めました。
マフムートはまだまだこれからな部分も多いですが
舞台にされたおかげか、有名人です。
大げさな脚色のついた噂はつきものですね。
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今巻は政治的駆け引きが前面に出てたな。
マフムートはそれに巻き込まれたって感じ。
しかしここまで毎巻大けがを負ってるのに治りが早いな、マフムート。
と、物語とは直接関係ないことが気になるしょーもない自分。
ところで今回、この世界の引きの地図を見て思ったこと。
これ、ベースは地中海とかあの辺かな?
だとしたら、ヨーロッパとアラビア辺りの戦争がモデル?
世界史、まともに勉強してればもっと楽しめるのかな、と思ったり。
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やってきましたかつての大帝国ポイキニア。
難攻不落の要塞って感じかなー、岸壁やら海やら自然の脅威+人為的に作られた防壁のおかげで守られたんですかね。
まあ、それはさておき。
流石有名人マフムートくん。
さっそく面倒事に巻き込まれるっていうか、到着した途端面倒事が急ピッチで動き出すというか。
客人的立場の為、あまり口をはさむこともできず、もんもんと議会の様子を眺めているのは彼的にはとても辛いことだったんじゃないでしょうか。
この開戦は必要だったのか?
結果としては必要だったのでしょう。
それ故の速やかなる降伏につながるわけですから。
敗北を認めるためには抵抗が必要だったわけですね。
しかし、バルトライン側は見事に人間というものを動かしてきますね。
与えられた状況に見事に対応している。
全体の攻略を目的としていたバルトライン側に対して、ポイニキア側は敵の一面しか見ていなかったということでしょうか。
足元をすくわれたというべきかもしれませんね。
灯台もと暗しとはこのことですか。
今回、マフムートくんはあまり活躍する場面はありませんでしたけども。
それにしても市長は見事でしたね。
頭が良くて、先見の明がある。
ただ、少し勢いに抗えなかっただけ。
最終責任は自分にあると明言するって、この状態ではかなり難しいと思います。しかし、あえてそれを言う。責任ある方でした。
お見事、市長!
さて、マフムートくん、次はどこへいくのやら・・・・
4巻が見つからない…
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古の大帝国ポイニキアに着いて早々いろいろと巻き込まれるマフくん。
ポイニキアで思い出したのが、世界史Bのギリシア~オリエントの話。名前覚えるのに苦労したやつだ…今回も名前には若干苦戦しつつ(笑)
3巻丸々1冊で第一次ポイニキア戦争のはじまりから終わりまで描かれていて、読み応えがありました( ˇωˇ )
第一次ってことは第二次があるのだろうし、まだまだ旅ははじまりに過ぎないんだなあと。
いろいろな戦争をみて、マフくんがどのように感じ、この後どのような将軍に成長していくのかたのしみになりました。
キュロスくんとはいいコンビになるのかな…?こちらも期待しつつ続刊へ、、