紙の本
長所を伸ばす
2013/07/16 00:23
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投稿者:taka - この投稿者のレビュー一覧を見る
一番の指導理念は、短所を矯正するより長所をさらに引き伸ばしてやること。強い信念のもとタイガース監督として5年。再登板を期待しております。
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タイガース岡田前監督の本です。
最初は割ときちんとした文章で書かれてるんですが、最後の方になればなるほど岡田監督口調がはみ出してくるのが良い感じです。
あんな選手やこんな選手のびっくり話や、掛布やノムさんとの不仲説にも言及。
あと阪神フロントにも文句たれてるよ!
それでも、やっぱこの人はほんっと阪神大好きのトラキチだよなあーというのが、しみじみ伝わってくる内容です。
阪神ファンなら読んで損なし。
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「道一筋」
座右の銘だということは阪神ファンからすれば、当然のことなのかもしれない。
自分もTV越しに見ていて、決まった定石から外れることをしないなぁと思っていた。
どこかで、「地味を印鑑でついたような采配」と揶揄されいたが、それくらい決まりきったパターンに持ち込むことがいつもだと思っていた。
特に著書の中でへぇーと思ったのは。
『「クローザーはビビリでなければならない」ということ。恐れ知らずで常に思い切り向かっていく投手ではなくて、こうすれば打たれないというリスクヘッジを常に考えながら投げる投手でないと務まらない』
ということ。
これがJFKの配置転換の一番の要因であると。
確かにそのとおりかな。
そして、こんなに阪神ファンだったことも初めて知った。
もしかしたら、阪神が勝って一番喜んでいたのは、他ならぬ岡田監督だったのかもしれない。
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2008/12
監督を退任した直後であり、その暴露本的な印象も強い。全体的には個人で考え、実践を踏まえた指導者論。
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やはり岡田監督は監督を辞めてほしくなかった・・・。読めば岡田監督のタイガースに対する愛情の深さと野球理論の緻密さが理解できます。阪神ファン必読の一冊。
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「岡田にリーダー哲学なんてあったのか!?」と思ってちょっと馬鹿にしながら読んでみた本書。基本的には、彼の野球人生中の様々なシチュエーションにおいてとった行動・作戦などが、どういった考えに基づいていたのか?というアプローチで全体的に書かれている。一般的なリーダー論にまで落とされているわけではないので、タイトルだけ見てビジネスマンが買うと失敗するので(そんな人はいないか)、野球本として読むのがよい。タイガースファンでないと、個々のエピソードを覚えていない、もしくはそもそも知らないと思うので、結局はファン向けの本でしかないのかもしれないな・・・。
(例えば「2005年9月7日 ナゴヤドームの久保田」と聞いてピンと来ない人はダメです)
リーダー哲学というには大袈裟だけど、彼の考えていたことはよくわかった一冊でした。数学ではないので、何が正解というものはないのだけれども、少なくとも「無策・無能の将」という評価は間違ってたと反省。何より、彼がタイガース大好きなのが嫌になるほど伝わってきて、それが一番の収穫だったかな。
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常に最悪のケースから考えるというマイナスから出発するらしい。
指揮官はプラス思考でないといけない。
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阪神の監督として5年間チームを引っ張った岡田監督が、チーム構想・監督の心得・自らの現役時代の様子・監督辞任の理由などを語った本。本書を読むと自らのスタイルを貫き通した岡田監督の思いが伝わってくるような気がしました。(2009.1.22)
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今度オリックスの監督になる元阪神の岡田のエッセイ。正直人柄が良くわからなかったので、いつか本でも読んでみようと思っていた。題が示すような頑固さはちょっと感じられず、結構道筋の付いた考え方がある人のように感じた。良く知る野球理論とは又違った意味で、すごく面白い野球がみれるような気がする。オリックスに期待したい。この本はそんな岡田の人がらより、やはり阪神選手時代と監督時代のエピソードがすごく面白い。そんな観点でみてもらってもいいのではないでしょうか。
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岡田監督はとても好きな監督。
阪神愛、選手愛がとても溢れていたような気がしました。
その理由がこの本を読んで良くわかりました。
個人的にはやっぱあの中日戦の「むちゃくちゃやったれ!」からの中村豊のホームランとか。
藤川が最後打たれて、お前で良かった。と言う場面が本当に好きでした。
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野球好き、特に阪神ファンにはそれなりに楽しめるが、特筆すべきような内容はなかった。
(主な内容)
・選手は適材適所
・それぞれ配慮を持って選手へ接する
・阪神への愛情
・指導は短所矯正ではなく長所を伸ばす
・NPBへの提言
個人的には「外国人選手枠をゼロに」という提言は時代遅れだと思う。枠を減らすのではなく、公平に競争させれば良いのでは?オープン戦で全然結果が出ていない外国人がずっと使ってもらえるのに、スーパーサブ的な日本人選手は出番に恵まれなかったりする。問題は外国人枠ではなく、使い方のような気がする。
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前阪神タイガース監督(元オリックス監督)の岡田さんの著書です。
前半はタイガース監督として、いかにチームを常勝軍団にしていったのかということや、指揮官としてどうあるべきなのかが、かなり具体的な例をあげて書かれていました。代打の起用法やスクイズなど、岡田さんがどう考えていたのかが良く分かりました。
後半は岡田さんと阪神タイガースの関わりについてや、岡田さんが仕えてきた歴代監督についても触れられていました。その中で印象的だったのは、元近鉄監督だった仰木氏。やっぱり素晴らしい監督さんだったのですね。
岡田さんの指導の基本は『長所を伸ばす』ということで、まずは良いところを探し出し、それをとにかく強化していくということだそうです。
自分の事は棚に上げて、ヒトのあげ足をとるように短所ばかりを指摘しがちな野郎(指導者)が多いなか、このような人が上に立ってくれると部下(選手)は、活きやすいだろうなと思いました。
本書は、阪神タイガースファンなら読んで損はないと思います。逆に言えば、具体例が多いだけに他球団ファンの方が読むのは、ちょっと骨が折れるかもしれません。
しかし、岡田さんが阪神タイガースとこんなにも関わりが深くて、しかも球団を愛しているなんて知りませんでした。
本書がいわゆる「能書き」ではないという証拠は、岡田さんが監督に就任してからの阪神の軌跡をみれば明らかでしょう。優秀な監督さんだと思っています。
阪神ファンとしては、できるだけ早く再びタイガースのユニフォームを着てもらいたいです。(いやマジで)
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一番の指導理念。それは短所の矯正よりも長所を伸ばすこと。強い信念のもとタイガース監督として5年。個人的には戻ってきてほしいと思う。
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図書館で借りた。
来年から阪神タイガースの監督に再登板する岡田彰布氏の本。
落合監督はデータ・統計な理系の人、野村監督は語り尽くす文系な人、星野監督は人情の人…、私は岡田監督は感性の人なのかなぁと感じた次第です。
また、星野監督から「なぜか私にだけは怒らなかった」というのは、プライドが高いだったり性格的な面で、「岡田には怒らないほうが良い」と思われたんじゃないかなとか思う。現役晩年は扱いづらいって話も別途聞いたことがあったし。
とにかく、来年の阪神タイガースには期待!