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[ 内容 ]
本書は20世紀前半のメキシコという特異な時空での、フリーダとディエゴという一組の男女の葛藤を浮かび上がらせて鮮やかである。
それはそのままこの国のもつ多層性と神秘性を知る鍵となって、更なる深淵へと我々を向かわせるのである。
[ 目次 ]
第1章 苦痛に満ちた人生
第2章 ディエゴ・リベラ―あらたなアイデンティティー
第3章 爆弾のまわりに巻かれたリボン
第4章 生命万歳!(手紙;日記;病気との戦い;讃美の言葉;証券;ディエゴとフリーダ)
[ POP ]
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☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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4年ぐらい前にフリーダ カーロのdvd見て結構な衝撃うけたな。
女ってなんか嫌いなんだけど、自分が女だし、女の生き方には興味がある。
フリーダは好きだ。絵も顔も。
でも読んだ昨日は雨だったし気分がちょっとおちこんじゃったよ。
小さいけど絵も写真もたくさん乗ってるし、手紙と日記もすこしあるし、フリーダを全体的につかむのにはよい本と思います。
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眉の繋がった女性の自画像を誰でも一度は目にした事があるのじゃないかしら。
その目の強さや生々しさにちょっと嫌悪感すら覚える。それでも目を反らす事ができないのは、彼女が生きてきた人生そのものが凝縮されてるからなんだろう。
「飛ぶための翼を持っていれば、どうして足が必要だろうか」、いいな。
あんな人生辿ってしまったら廃人になるか芸術家のなるしかない。