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投稿者:英語嫌い - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読むまで、シャネルは自立した、男性に媚びない女性だと、憧れていましたが、何かイメージが変わりました。実際は気がめちゃめちゃ強くて、人を出し抜いたり、パトロンに甘えてビジネスを始めたり。ちょっとがっかりです。
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世界的有名ブランドのシャネルの波乱に満ちた人生を
わかりやすく・会話文も多く
少女期から最期に渡るまで
詳しく綴られています♪
ココ・シャネルの「ココ」は酒場での愛称だったんですね
最期まで様々な男性と交際しつつも
結婚せずに仕事に費やし・終えてしまった生涯
確かにシャネルのデザインはシンプルですね
ブランドのデザインの起源ががわかりました
ただ・仕事一筋ではなく
結婚生活も一度はしたらまた違った人生だったかも知れないのですが…
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孤児院から出発し、世界のスターダムにのし上がるには、並大抵の苦労と意志ではむずかしいでしょう。
人一倍負けん気が強く、自分は有名になり、お金持ちになるんだという夢を強く持ち続ける。
それも男性の付属品としてではなく、自分自身の力でセレブになる。
もちろん強運も必要でしょう。彼女には常に彼女を引き上げてくれる支援者が現れる。
ただそれが彼女の一生の伴侶としては成り立たない、というところが
華やかな彼女の生活の、孤独で暗い部分として印象に残る。
70歳で孤独を感じながらもパリコレに挑戦し、評判が悪くてもあきらめない。
そしてその粘りが今日のシャネルの位置を不動のものにしたのだ。
映画「ココ・シャネル」もぜひチェックしたい。
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★3.5の佳作。(ブクログは★半分単位でつけられるようにしてほし~)
少女時代と、老いて一度頂点を転げ落ちてからのラストが良かった。
シャネルの中に藤本先生が上手く入り込んでいる感じが伝わってきた。
中盤、多くの読者が望むであろうシャネルの成り上がりの過程はややあっさりして小説的盛り上がりを敢えて避けた印象もあり、物足りない気がした。
だが、その分畳み掛けるような展開で最後までもたれずスピーディーに読み終えた。
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面白くて1日で読んでしまいました。
妥協を許さず仕事で成功することが生きがいだった彼女は
パワフルで情熱的でとても素敵です。
でも私は彼女とは正反対の性格なんだなと思いました。
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子どもの頃、素直になれない自分に対しての葛藤の描き方が素晴らしい。
藤本ひとみ風シャネルになっていることは否めないけど
読みやすく、入り込めた作品。
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激しさ、強さ、ストイックさ、ハングリー精神。私にないものばかりを際立った個性としてもつ女性の生き方に触れて少しは私にも激しさが必要かもと反省。ここまで自己主張が強いのもどうかと思うが、自分に恥じない生き方というか自分の軸をしっかりもっている女性はやっぱりステキ。シャネルというブランドにはあまり興味が無いけれど、シャネル自身にはおおいに興味がかきたてられた。
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気が強く,万人には受け入れられない性格だけど, それがゆえに惹かれる男性がいる。そして失敗を 恐れずに,自分のスタイルを主張していくからこそ,”シャネル”というブランドが確立したんだと思う。そんな彼女の好きなものに姿勢に憧れる。物語の前半と後半でストーリーの展開の速さが変わってしまった。前半と同じ調子で進めてくれたらより面白かったかもしれない。
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シャネルの生き方をざっくりとなぞる感じ。本当にざっくりとした書き方だから、読み物としてはちょっと物足りないかも。
才能や努力以外にも、ハングリー精神、ストイックさ、そういったものがあったから、成功できたんだろう。その反面、孤独にさいなまれた時期もあったけど、自分の生き方を貫けたからやっぱり幸せな生涯だったのかも。passionが情熱であり受難である理由がなんとなくわかるような気がした。
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もう二度と誇り高く笑えない。どこか卑屈な笑い方をするだろう。それを隠そうとして力を込めて笑うに違いない。
代償を払った愛は、元の愛ではない。傷がつき、影を含んでいる。
夜の中をくぐって、クルマはカンヌに向かった。
だが裏切りがなんだろう。永遠に失ってしまうことに比べたら、どんな形でも生きていてくれる方がずっとましだった。なぜ、そう思えなかったのだろう。
泣きなくなったら前を向いて背を伸ばす。
怨み嫉みを言いたくなったら自分の価値を上げることだけに集中する。
誰かを憎みたくなったらその人の幸せなんて祈らなくて良い。受け入れて前を向く。いつか許せる時がくる。
そんな綺麗事だけじゃ毎日は生きられないけど、それでも前を向こう。
自分を惨めだなんて思わない。
自信をもてるまて努力する。
その先で手に入るのは人や物ではなくて、前を向いて美しく生きる自分自身。