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良書だと思います。課長が使うという視点から会計に関するトピックをあげています。具体的には管理会計と予算の管理・実行。膨大な印象のある会計を敢えて課長が使うという切り口で日常業務ですぐに使えるところを切り取っているので、手をつけやすいし分かりやすいです。[2009/1/21]
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■概要
ビジネスプロセスを見える化し、日々の意思決定に活かすための、管理会計の基礎知識。会社が課長に求める会計力とは、予算の作成と、予算の数字を目標として、ビジネスをコントロールしていく力であるという。この書籍では、経営の数字を読むための基礎知識を概説した後、経営戦略と予算の関係、予算の作り方、予算実績分析など、実務に沿った内容となっている。合間に、NOVAなど実在企業のケーススタディがついているのもわかりやすい。
■仕事に活かせる点
・数字を使ってビジネスプロセスを可視化することで、大きな視点から物事を見ることができる。また、戦略を数字に落とし込んでおけば、具体的に、いつ何をどれだけやっておけばよいか明確になる。
・予算は、利益からスタートして売上の金額を計算するというプロセスをたどる。損益計算書を下から作成していく。
・売上は、集客数、顧客単価、購入率、リピート回数の掛け算。各要素を30%ずつ改善できれば、売上を2.9倍にできる。
・売上の数字ではなく、先行指標となる、プロセスを管理する。
・数値目標が与えられても、プロセスを組み立てることが難しい人もいる。具体的なアクションに落として指示を出す。
(千)
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《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.50
http://archive.mag2.com/0000255083/20081223020000000.html
望月 実【著】
『課長の会計力』
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予算で管理するより、KPIで管理する。(収益性の向上、品質不良率)
会計には、3種類あり、管理会計こそ勉強するべき。
ほとんど知っている内容でいまひとつ。
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公認会計士事務所を設立し、会計コンサルタントとして活躍している著者。
会計を大きくわけると「財務会計」「管理会計」「税務会計」の3つにわけることができる、会社経営を行っていく上では3つの会計がすべて必要であるものの本書でフォーカスしている経理部以外の課長にとっては日々の意思決定に役立つ「管理会計」が一番大切と位置付けている。
本書では、その「管理会計」を中心としながらもファイナンスやマーケティング、セールス等の知識の説明をすることにより「課長に必要な会計力」が身に付くように工夫されている。
その中でも一番興味を持ったのは「予算の作成」について予算にも4つあり①中期経営計画②単年度予算③四半期予算④月次予算が挙げられる。業種がら自分の業務の中で予算を策定するということは一度もなく知識についてもほとんどなかったものの本章の説明は基本的な観点から実際に予算を策定していくプロセスも述べられており、実際に考えながら学ぶことができた。
全体を通して非常にロジックがシンプルであり、理解しやすい構成となっている。
「課長」も「部長」もそれを目指す立場の人もすべての人が読むことにより学びが多くある一冊となると思う。
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正確に言えば、課長になる前に読んでおかなければならない一冊です。
管理職になる為に必要なお金に関する知識が詰まってます。
第一章の値引きはどこまでしてもいいか、という売上・利益の関係は営業系の管理職ならば絶対に分かっておかないといけないでしょう。
第二章の資金繰り、第三章のキャッシュフローは大手の方にはあまり関係の無い部分もあるかも知れませんが、中小では結構切実なところです。
第四章では変動費と固定費、第五・第六章では予算関連と掴んでおかないといけない知識が整理されて説明されています。
コラムも面白いですよ。
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一般企業の営業部、製造部、管理部の課長が出てきて会話する場面を取り入れるなど、リアルな場面設定でとっつきにくい会計についてわかりやすく説明してくれる本だった。
運転資金、変動費、固定費、限界利益など、会計の基本となる概念をわかりやすく解説。どうしたら儲けが出るのかを数字で説明してくれる。文章もとてもシンプルですんなりと頭に入ってくる。
世の中の経済や会社のしくみを見る上でかかせない会計というスコープを僕のような素人でもわかりやすく解説してくれる親切な本であった。
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難しくない。読みやすい。しかも管理会計目線なのが良い。しかしある程度知っている人間からすれば物足りないと思う。
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本書は、PL/BSの見方や、原価計算の解説書である。超優良企業の任天堂や、その反対の破綻したNovaなどの実例を用いての説明は非常にわかり易い。ビジネスマンなら、課長でなくてもぜひ知っておくべき内容である。また、PL/BSの実例は、株式投資の判断にも有用であると思われる。