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いやぁ、おもしろかった。予想しない展開が読者を襲ってくる。そのスリルが楽しかった。
ただ、読み終わって時間が経つと残るのはその印象だけ。
個人的にちょっと文章のリズムが悪い感じがする。でも、もしかしたらそれはあらかじめ準備されたものかもしれない。
でも確かに欠片保有者の今後の行動、ナルムとシャズの行動は気になる。
これは第一巻。これからの展開に期待です。
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2009/01/10読了。
古代オリエントだと〜〜〜!?と興奮して、勢い余って購入してしまった、この本。
1000円もしたのに、中身はホントのペーパーバック…。普通に新書ノベルじゃいかんのか?講談社という、みんなが思っていることはおいといて。
設定自体はおもしろい。
所謂、「魔術」の設定も、独特であり、文化人類学の香りすらする高度なものである。
地の文も、なかなか砕けてないし、心情描写も読み応えのあるところはあるのだが。
ラノベの要素いれました☆みたいなキャラクター設定と会話はなんとかならないもんだろうか。
文体からすると浮いてるし、たぶん、ラノベ「要素」としていれてるんだろうな〜という感じが丸わかりの人物設定には、少々苛々した。
この内容からすると、もっと硬派にキャラクター書いても良かった。
本格幻想戦記を期待していたところからすると、すこし期待はずれな部分がある。
講談社BOXというまがりなりにもラノベレーベル以外から出版するのだから、もう少しターゲット年齢をあげた書き方をしても良かったのではと思う。
せっかくの世界観と文章とキャラクターがなんとなく打ち消し合っているところ、かなり残念である。
なんといっても値段が1000円だから…。
続刊を買うか考えるな〜
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古代バビロニアを舞台としたファンタジー.謎の少女・シャズの言動についていき難く,物語にのめり込めない.これからといった感じ.
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途中で投げました。
オリエント特有の情景描写が少ないのに、オリジナル設定の解説だけが延々と続く(しかもつまらない…)のに堪えられませんでした。
古代オリエントということで、かなり期待していたので残念です。
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3.5
1つの天空に、3つの太陽は輝けない――。
読んでいてわくわくしました。
ただ小胞体の説明や、マルドゥークの欠片についての説明が少々わかりづらく、何度か読み返しました。
そして前述しましたが、この巻はほんのプロローグに過ぎません。
ですので、説明やキャラの描写が前に出ていて、そこまで大きな動きはありません。
しかし、非常に魅力的な世界観で続巻をよんでみたくなりました。
つぎもたのしみ。