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めっちゃ面白いです。いかにこれを自分自身の生活に取り入れられるか、が大切だと思います。
ちなみにこのシリーズの前作も面白かったです。
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メモ
1 公開情報を元にして情報力をアップ
オシント(文章諜報)
2 人脈構築の技法
余計な秘密は知らない方がいい
3 危機管理の技法
憎まれることなく嫌われる技法
4 窮地からの脱出法
はじめるときに終わりについて決めておく
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本から得た知識は一定期間経たないと身に付かない。
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OSINT open source intelligence イスラエル 世界の中で同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回してでも生き残る 戦争においても撤収作戦が最も難しい 何かを始めるときに、まず終わりについて決めておくというのは実はとても重要。 勝ち負けと善悪は別。 明らかに正しい南朝が、経済力と武力のある北朝にニセの天皇まで立てられて吉野の山奥の追い込まれた 魚住昭 村上正邦 我国に裏切られようとも 大和ごころ入門 イスラム教 シーア派(少数派)とスンニ派(多数派、ビンラディン)の2つ スンニ派には4つの学派 ハナフィー、シャーフィイー、マーリク、ハンバル(ムハマンドが生きていた頃の社会が一番良かったと考える)
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刺激的。
佐藤氏は情報を身につけるために1日6時間は読書の時間に充てるという。
公開情報から、様々な情報を得ることが出来るという。たとえば新聞。同じような話を旧軍情報参謀が言っていた。重要報道は、公開情報の中に潜むというのはやはり正しいのか。徹底的に新聞を読み込むと、これまで見ていたのとは別の世界が見えるということか。
協力者から情報を得ることは重要。ただ、ストレートに聞くと、こちらの知りたがっていることが何なのか、敵方に知られる恐れがある。よってテーマは別のことで設定し、真の狙いはあくまで付随しているのだと思わせることが重要。
敵方に抹殺されないためには、自分が死んだら、相手の振り情報をばらまくということを暗に示しておく必要がある。
交渉に臨むにあたって、あえて情報を知らずに望むと良い場合もある。イスラエルのエフライム・ハレヴィの場合は、相手に見方だと思われるために、あえて自分陣営の情報を知らずに望んで成功を収めたケース有り。
憎まれることなく嫌われる方法は、人前で鼻くそをほじってぬぐう、ずるずる音を立てて食事する等、軽蔑され離れさせるというもの。相手の親の悪口を言うなどは嫌われるが、同時に憎まれる。
上手な金の渡し方は、毎月定額を渡してはならない。なぜなら相手が生活費に見込むため。一番良いのは誕生日に渡したり、何か特別なイベントがある日に渡し、おまえの友人なんだと思わせることが重要。
始める時に終わりを決めておかないと、逃げ時を間違える。
鈴木宗男らとの対談もすごい。とにかく気迫が勝負。
ただこの中で、日本の将来が危ういと感じる。このまま行くと格差社会どころではなく、極貧層が生まれ、殺人が増え、最終的には戦争が起こるのではないかと不安になる。
いずれにしても、この世で頼れるのは自分しかいない、というくらいの気迫で過ごしていかないと生きていけないかもしれない。あとは、矛盾するが、真に頼れる友人を作ること。そいつとは嘘はつかない、悪口を言わない、クチが軽くならない、ことが必要。
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著者の別の本『交渉術』を読んだ時は、見方によって風景は変わるものと思ったのですが、はたして変わった風景が正しいのかは微妙なところ。
「何かを始める時は、いつ終わらせるかも決めておく」
本書に書かれていたこの言葉は大切ですね。
区切りを付けるというのは何事においても難しい事です。
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野蛮人のテーブルマナーシリーズの2冊目。
直ちに仕事に取り入れないけれど、ひっそりと参考にしたいと思う本である。
内容が刺激的すぎて、ここに書ききれないが、印象に残ったフレーズを抜き書きする。
リエゾン(liaison)というつなぎ役がある。裏で相手の真意をつかむ役割である。
↓
今の仕事内容は教育職員と事務職員の間を行ったり来たり、それぞれの役割を
場面によって使い分けたりもする。
事案によっては部門の責任者どうしがいきなり議論を交わすのではなく、
事前の調整を少しとっておくだけでゴールまでの時間が
劇的に早くなる(と思う)こともある。
動物は敵の前では排泄しない。
↓
たまにあることだが、社長や他部門の責任者とそこで時間を共に過ごすと、
結構重要な指示や今後の流れを感じることができる。
ほっとしたときに、考えもまとまるのだろうか。
勝ち負けと善悪は別。日本の南北朝時代の後醍醐天皇の例で説明。
日本の裁判は検事調書至上主義。
基礎されたら裁判で99%有罪になる。この割合はソ連や北朝鮮より上だという。
本当の外交はサシでしかできない。飲食を伴うことも必要。
混乱期にはこういった直接頭に訴えかける本が売れるのだろう。
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交渉においては動物行動学の知識が役立つ。モサドはイスラエル国民のみならず、全世界のユダヤ人を擁護することを任務としている。したがって湯だあy陣を擁護する必要に迫られたときは他国の国家主権をイスラエルは兵器で侵犯する。世界中で同情されながら、死に絶えるよりも全世界を敵に回してでも生き残る。というのがイスラエル人のコンセンサス。その任務の最前線にいるのがモサド。
何かを始めるときに、まず終わりを決めることが重要。
上の庇護がある人間とない人間の違いもある。それは出た学校の差。僕がもし東大卒業ならば違っていたかもしれない。そんなことを今更言っても仕方がない。今ある自分の中で勝負する。
自分は何の値打もない、この社会で必要ない人間だと思ったりすることがあるけど、絶対にそんなことはない。まず自分を大切に思いなさい。自分はこの社会に必要な存在なのだと自信を持つなさい。自分を大切に。
変態という言葉を世界で一番最初に使って世の中に普及させたのはマルクス。
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雑誌「KING」での連載を単庫本化した「野蛮人のテーブルマナー」の第二弾。
著者だからこそ書ける内容。
ビジネスでの交渉にも役立てる内容です。
痛快!
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内容はどこかの連載や既出本で見たものばかりで、極めて残念。筆坂秀世氏との対談くらいしか読むべきところが見当たらない。
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佐藤優ワールドの入門書。
感想
著者は外交官から鈴木宗男事件を経て論壇へ移ったという人物で、
私は以前から興味を持ってコラムなどを読んでいましたが、
著作を読むのは初めてでした。
本作はそんな佐藤優氏のキャリアや
交友関係、興味があることをハイライト的に読める作品です。
外交官時代の実体験を基にした、
諜報の世界の話はとても興味深く
他の作品も読んでみたいと思いました。
また、村木厚子さんが無罪となって明るみに出た、
大阪地検特捜部の傍若無人振りは記憶に新しい所ですが、
国家に目をつけられたら
どんな人でも逮捕→起訴→有罪となってしまう恐さがあります。
著者はそういった現状に対し、
実に諜報員的なやり方で問題提起をしていて
(本作もその一環と考えられます)
痛快に思いました。
私的メモっ得ポイント
・軍事情報以外に関しては、
インテリジェンス機関が必要とする情報の95~98%を
公開情報で入手することができる
・日本では起訴されたら99.9%は有罪になる
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スパイものみたいなタイトルだけど、まぁ実際それに近い内容もあるにはあるが、つまりは「情報」の大切さについて学べた、かな。情報は取捨選択し、見分け、活用しなければならない。
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野蛮人のテーブルマナー、諜報的(インテリジェンス)生活の技術/佐藤優/2011.5.3(8/60)
OSINT(オシント)Open Source Intelligence 文書諜報:新聞にはその国の考えが現れてくる。
新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、公刊印刷物などに注意して、目的に関係あるものをかたっぱしから
切り抜いたり、書きとめておいて、これを継続的に整理し、総合判断すると、その区の考えが良く分かる。
膨大な情報から役に立つ情報を選択することは、インテリジェンス業務に調査・分析に2-3年
従事した人なら簡単にできる。
COLINT(コリント)Collective Intelligence 協力情報:
ここだけの話は危ない。良い例「この話をX氏にぶつけてみたいけど、いいですか?」と事前了承得る。
third party rule(相手からもらった情報を、第三者に渡す場合は、事前に相手の了承を得る)
中長期的には、信義則を守るひとだと評価される。
交渉においては動物行動学が役立つ。動物は、警戒する相手と一緒に餌を食べることを警戒する。
裏返すと、安心できる相手とならば、一緒に食べる。意見交換するときも、極力、会食の機会を増やすこと。
食事でなければ、Teaでもよい。信頼感がずっと増す。
余計な秘密を知ってしまい、関係者になると、面倒にまきこまれることになる。
ここが勝負というときは、最後は気合が重要となる。
始めるときに、終わりについて決めておく。NG:物事がどう進むかというより、組織内部の手続きをきちんとふまえているかに関心がいくようになる。
さらに自分が担当した仕事については、問題を指摘されても、それに抗弁できるように理論武装しておくことにエネルギーを費やす。
イスラム:酒を飲んではけいけないとコーランに書いてある。しかし、コーランにはブドウで造った酒を飲んだらいけないと書いてある。
でもウイスキーはブドウからできてないから、飲んでも構わない。+3人の妻を持ち、もう一人残しておく。イスラム教には時間結婚という考え方あり。
最初に結婚する期間を決めて、離婚する時の慰謝料も決めておく。実質的には売春で女を買っていることにならない。売春宿でなく結婚あっせん所。
サウジ:公私混同国家、サウジアラビア=サウード家のアラビアの意味。どこまでが国家の予算なのか、サウード家の予算なのか区別がつかない。
野蛮人のデーブルマナー/佐藤優/2011.5.16
相手の値札に見合った店選び=私はあなたをこれだけ大切にしている。これだけの金を使う権限を有している。
2回目に会う口実を作る。例)本を借りる、返すので三回目の口実もできる。
一緒に飯を食う。3か月以内に3回以上、食事すると、一応の信頼関係ができる。
記憶術:視覚と音声を結び付ける。+丸暗記で記憶力を鍛える。
相手の知識水準をひっかけ問題で確認。
ビジネスマン:胆力、眼力、読解力、トップの癖とか言葉使いを頭に入れ���おく。
3人寄れば、必ず2対1となっていじめられる。絶対に負けてはいけない。
外務省:受けた恩は水に流し、かけた情けは倍付けにする。
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2009年刊行。軽めの文章で情報収集の要諦と心構えを開陳し、加えて著者との識者との対談が集められている。アントニオ猪木との対談が、予想外に良かった。サシでメシを食う意味が感得できる。
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インテリジェンス実践本、第二段。公開情報から差が出ることは日々実感。他にもビジネスにもそのまま使える知識いっぱい。
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情報の集め方、そして使い方を自身の得難い経験から綴った骨太な前半と、
いくぶん砕けた文体でディープな話題に切り込む後半の対談。
いかんせん、後半の対談で挟み込まれる合いの手が全体のリズムを崩している点が残念である。