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イラストに惹かれて読みましたが、だから何って思っちゃう話でした。ちょっと自分の毛でマフラーのあたりにホロリを予感したんだけど、さらりと流されて終わって、期待はずれ。
大人が読んでも耐えられる児童書と、大人じゃ物足りないものってあるよね。
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のろのろしてるからって、のろのろとしか考えられないわけではない。
せかせかしてるからって、なんでも素早くきちんとできるわけではない。
最終的に新天地を求めるのがのろのろさんだというところが面白いところだと思う。
性格って面白い。
でも性格ってままならない。
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題名と可愛らしいイラストに惹かれて読んでみました。
折り返しにあったように、
友達といると自分のことが見えてくる
というのはそのとおりだと思いました。
短編がたくさんあって、全体で1つのお話にまとまっている
という感じです。
個人的にマフラーのお話が一番好きですが、
買い物に行く時の話も
お互いがお互いを思いやっている(気遣っている)感じが
とてもよいと思います。
最後のオチ?には驚きましたが、
一緒にいる=仲良しではないんだなと感じさせてくれます。
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みはらしのよい丘に、隣同士で暮らしているのろのろひつじとせかせかひつじ。のろのろに、せかせか。性格は違えど、仲良しの二匹は一緒に毛刈りに行ったり、絵を描いたり、遊んでしゃべって、楽しく暮らしています。でもある日、沢山のひつじたちを連れた犬(牧羊犬?)がやってきました。のろのろひつじは、自分のイトコのひつじを探しに、一緒にひつじたちについて行きます。ラストはちょっぴりさびしいけど、お互い、それぞれの道を選びます。
ほんわり やさしい物語。
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小学校3.4年生向けの児童書です。
みはらしのよい丘に、のろのろひつじとせかせかひつじが住んでいます。二人?友達を通して自分のことが見えてくる一冊です。お話しの最後は少し寂しかったです。
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蜂飼 耳 作
ミヤハラ ヨウコ 絵
理論社 (2009/01)
(おはなしルネッサンス)
友情なんだけど 暖かいのに さらっとしてて でもあったかい
いいなあ
文が美しい
絵がかわいい
ラスト これでいいいのかなあ さびしいなあ
≪ おもいやり 少しのすきま 二人には ≫
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資料番号:020197539
請求記号:F/ハチカ
性格の違う仲良しな2匹のひつじのやり取りから,違いを認めることの素晴らしさに気づかされます。
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「とけても、アイスクリームはアイスクリームだよ」
(のろのろひつじ)
隣同士のせかせかひつじとのろのろひつじ。性格は違うが仲良しな2人。最後の展開はビックリした!
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おとなりどうしの2匹の仲良しひつじのおはなし。
仲良しだけど同じじゃなくていい。仲良しだけどずっといっしょとは限らない。
同じじゃないのが当たり前。
最初から約束された仲良しじゃなくて、ぶつかったり離れたりしながら信頼をふかめる。
そういう、自立した仲良しふたりの話。
このこは短気です、このこはのろまです、ほーら正反対。みたいな単純なかきかたじゃないのが良い。
きちんとそれぞれの性質や経験に根差したものの考えをして、表面的じゃない個性がある。
せかせかひつじは動きが速くてせかせかしているから のろのろひつじを忍耐強く待つし、のろのろひつじはのろのろ動くからせかせかひつじを待たせないためにいつもいそいでる。
そういう当たり前のような意外なような特徴もおもしろい。
大人も読める児童書、というより、子供も読める大人向けのような気がする。
ひらがなの選び方が、子供の読める文字に合わせたんじゃなくて、児童書の雰囲気を出すためにひらがなを多用している感じ。
でも大人や子供に媚びる風でもない。
毛を売ったり畑仕事をしたりして生計を立ててるあたりが、ふわふわメルヘンなうすっぺらい子供むけ(のつもりの話)とは違っていてなんかいい。
ジェンダーや年齢が明記されていないのも良い。
このふたりがどういうこでどういう関係でっていうのは、このおはなしに描かれるぶんだけで十全。
気持ちよく読めた。
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仲よしの羊たちがかわいい。スープを作っているところの絵もかわいい。いつも一緒にいて居心地が良さそうな二人。
せかせかひつじが自分の気持ちに気づいた時は驚いた。
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まったりふんわり優しいお話、と思っていたらまさかのお別れ!唐突過ぎて驚きました。
のろのろひつじのほうが芯がある感じなのかな。みんなちがってみんないい、をほのかに匂わせる感じ。
町に行って、食べられかけたけど逃げて来られた、その会話もまったりしていて笑ってしまいました。
「どっちが、よりいっそうこまるのでしょうか」
「そういわれれば、きみたちなのかな」
「そうですよ。じゃあ、王さまに、あやまっておいてください」
「わかった、あやまっておこう」
(中略)
あきらめのはやいコックだったな、とのろのろひつじはおもいました。
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かわいい話。サクサク読める。
私と交際相手とのやりとりで重なる話がいくつかあり、ほっこりした。
私はのろのろひつじだけどいざという時行動力、発言力がある。のろのろしてたまに周りをイライラさせる時があるけど自分を持ってて一つ一つにこだわりを持ってる。人間観察をじっくりして相手を見極めれる。
交際相手はせかせかひつじで、思いやりがあるけど不器用。
せかせか思いつきで行動してたまに周りを傷つけて後で反省する。寂しがりだし構ってちゃん。
ひつじも人間と似てるなーと。
別れは突然。でもお互い自分の行きたい道に気づけて行動できてるから未来は明るい。
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その名の通りの性格のひつじ達。のんびりしてるようでもシッカリしていて最後は旅立つことも決める。せかせかしてても思いやりがあり、寂しくても一緒に行かないことを決める。青いマフラー、もうちょい喜んでほしかった(笑) かわいいんだけど、さみしさが残る…児童書だから、ホンワカで終わってほしかったかなぁ。帰ってきた話も聞きたい。
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たぶん、いや絶対私はせかせか…。
違っていい、違ってあたりまえ、と思わせてくれる本。
ほっこりする。