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残念ながら大橋巨泉はもう過去の人という感じ。
一時の迫力やインパクトを期待すると、肩すかしを喰ったように思われる。
主張そのものは、概ね同感はできるのだが・・・。
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大橋巨泉が世間にもの申す、ということで、肩も凝らずに読めるかなと手に取った。
実際、肩はこらなかったが、特に面白くもない。取り上げた問題は興味深いものもあるのだが、掘り下げ方が極めて浅く、「やめたら」という根拠に「○○は ××と信じます」程度のことしか書いていないことが多い。まあ、テレビの世界だったらこの程度で通用するのだろうけど、活字にすると薄っぺらさがよく分かる。こういうエッセイは、新書ではなく文庫本で出してもらいたい。
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長期に渡り海外に在住している著者が、そこで見聞きしてきた事を踏まえて、海外の常識と日本の非常識を論じてくれている。
日本語訳の酷さや輸入文化の改悪など、なんとなく知っていて当たり前に受け入れている普通のものが、実はとんでもなく捻じ曲がっている事に気付かされた。
しかし、まえがきで遺書だと思って読んで下さいと書いているが、この内容で遺書にしてしまって良いのかなと思ってしまう。もっと色々と書いて欲しい。
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大橋巨泉さんの本。かつてテレビ番組で「こんなものいらない」をやっていたが、それを現代風にして本にまとめたという感じ。まあごもっともという項目もあるんだけど、巨泉さん自身が民主党から選挙に出てたちまち辞任したという「前科」があるからなあ。イマイチ素直にうなづけないんだよな。えらそうに言うなよという感じもチラホラ。
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「やめたら」ということを、仮説として捕らえれば、有益な書籍です。
仮説の検証は、あるものは1割のところまで、あるものは、5割くらいのところまで到達しているかもしれません。
ご自信の経験に基づいた部分は、5割くらいまで検証されているように感じます。
経験に基づかない記述は、1割りも満たないところで、突然結論がでているように感じることもあります。
それでも、仮説集として読めば、たいへん役立つ書籍です。
本当に止めた方がいいかどうかは、各自で判断すればよいことなので。
放送業界では、顧客になにか結論を提示したがる番組があります。
良くも、悪くも、視聴率の高い、結論を出したがる番組風の、放送業界人の描写だと思われました。
結論への道筋の不完全さを差し引き、仮説集として読めば、星5つと思います。
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ブックオフで100円で買ったが、なかなか面白かった。これを読んで、賛否両論あるやろなぁ、と感じた。僕としては意外だったんだが、彼は自分の哲学や信念に従って物事を決めてるんやな、ってのを感じた。他の本を読んだことがないし、実物も知らないけど、本書を読んだ限りでは。その信念に好き嫌いはあるやろね。
僕と相入れる部分もあれば、相入れない部分も、当然ある。それがどうこう、ではなくて、その信念に従っているのが気持ち良かった。
で、これを読んで感じたのは、やはり無知は罪なんだよ。知識がないところに知恵はない。知識があるからこそ、知恵になる。無知であることは、それだけで罪になる。そして無知であることに気付かないのは大罪だと思う。
まあ、そんな僕も日々罪を犯し続けているけど。知らなきゃいけないことだらけやなぁ。。
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やめたらいい、と巨泉さんが考えるものについてのエッセイ。いろいろなるほどと思うことはあったけど、バラエティ番組についてはまったく同意見ですね。おもしろくもなんともない、安直な作りが目立ちます。
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司会者・マルチタレントとして活躍した大橋巨泉が、戦後に奇跡的な復興を果たした日本を讃える一方で、今の世の中にはもう不要だと思われる習慣や現象を遠慮なく排除する。1987年から2年に渡って自らが手掛けたテレビ番組・「巨泉のこんなモノいらない」の新書バージョンとも言えるもので、「偽善エコロジー」「世襲政治家」「バラエティ番組」など、昭和から平成になって劣化し続ける日本にとって「諸悪の根源」であり、すぐにでも「やめたら」良いと思うモノを名指しで批判する。2005年に発覚した自らの「がん」と闘いながら記した、巨泉氏の遺言とも言える一冊。
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平成版こんなものいらない 無駄 日本独特の決まり事やルールがある 良否の判断がつけられないこともある 考えるきっかけにはなった お金がないとできないことが多いので タレントさんで随分儲かるのだなと思った