電子書籍
勉強になった
2021/12/22 22:00
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投稿者:ぺ - この投稿者のレビュー一覧を見る
従来の経済学の前提である、個々人は合理的である、という前提を覆す、行動経済学に関する書籍。人に話したくなるような豆知識多数。
紙の本
「朝三暮四」とは、サルではなく、やはりヒトの話であるということ。
2010/06/16 21:08
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ著者版元の前作「経済は感情で動く」とともに、よく売れているそうだ。というより、ここ数年、行動経済学もしくは経済心理学の名を冠した本、しかも一般向けの新書などが数多く刊行され、また、それぞれよく売れているそうだ(日経の書評でもまとめて紹介されていた)。
「経済学」を学んだことがある人ならよくご存知だと思うが、ホモエコノミクスという人間観を基礎とした近代経済学は、きわめて精緻な理論的進化を遂げている。その一方で、実際の人間からかけ離れた非現実的な発想に立ってしまっていることも再三批判されてきている。近年、その有力な根拠を提供していると目されているのが、心理学さらには脳神経科学の知見を取り込んだ、この行動経済学なのである。本書でも紹介されているように、まさしく「ホモエコノミクスからホモサピエンスへ」なのだ。
本書は、その研究知見を39の章にわけて紹介している。同じような状況であるにもかかわらずに、条件のちょっとした「見せられ方」によって、実によく人間行動が変わるかということがよくわかる。実は分厚い本なのだが、それぞれの章は十ページ未満にコンパクトにまとめられており、気になるところを拾い読みもできる手軽なつくりになっている。基本用語には適宜用語解説が付され、心理学の素養がなくても、スムーズな理解ができるように工夫されている。また、ある程度知っている人には、基本事項の復習もしくは事典代わりともなるだろう。
さて気になるのは、本書そのものよりも、これらの行動経済学の攻勢を受けている経済学「保守本流」の動向である。近代経済学批判も長い歴史をもつ。それにもかかわらずに、その命脈を保っていられるのはなぜか? こうした批判を織り込み済みであったからではないか。行動経済学の発想そのものは、ごく身近で人間にとって自然なものであるだけに、実はさほど目新しいものではない。東洋でも故事成語「朝三暮四」にうまく表現されているし、本書でもふれられているように、西欧のヒュームやアダム・スミスの考えとひじょうに親和性がある。先祖帰りといってもいいかもしれない。であるならば、行動経済学を経済学批判の道具とするよりは、うまく接続させてやること、がこれから必要となるのではないだろうか。
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認知のトラップについての書。
目に見えるもの、感じるものを絶対の事実としてどうしても認知してしまうが、人間の高度な処理能力によって、無意識のうちにフォーカスされたり編集されたりして、必ずしも真実すべてを認知しているわけではないという点に端を発した、錯覚について豊富な事例を元におもしろく解説されている良書。
ただ、項目が多く、本質的には関連し合っていることも多く感じたので、もっと項目を整理・体系化されていたらもっとよかったのかなと思いました。
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「冷静な判断とは何か?」を冷静な検証で解説してくれる、迷った時には心強い本。「最大の敵は己」ということを非体育会的に教えてくれるので、クールな理屈系被害妄想タイプの人間には良い薬となってくれるんじゃなかろうか。人間の矛盾する行動というやつをおおまかに整理できるので、少しは実生活における『割り切り』ってスキルをみがけるのでは。まぁ、毒薬(タチの悪い皮肉屋になるやも)となるか解毒薬となるかはしりませんが。
にしても、カーネギーメロン大には面白い人が多い。
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「いかなる精神も、自分自身を考える力がなければ、十分な力は持てない。」
―マーヴィン・ミンスキー
直感は頼りにできるのか?生活の中で存在する数々の脳のトラップ(罠)を知り、それに負けないための事典。
脱・ヒューリスティクス女!!
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「経済は感情で動く」読んで面白かったので買ってみたが、前作を読んでるとあまり目新しいことはなかった。
行動経済学はそこまで歴史の深いものではないので、
この手の本は1冊読めば十分なのかもしれない。
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「ピークエンドの法則」
カーネマンが1999年に発表した「あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」という法則
つまるところ「終わりよければすべてよし」
〜販売して終了ではなく、最後まで感謝して見送ること。
「アンカリング効果」
最初に印象に残った数字や言葉が、後の判断に影響を及ぼすことを言う。
〜エンドボードに安い価格を打ち出したほうがお客様は「この店は安いものを売っている」と印象をもつ。しかし反対にディスカウントショップであると
判断されて高額品をはじめから求めなくなる可能性もある。
行動経済学は「旬」な学問であり、ビジネスにも即利用できるメリットがある。商人たちが経験で培ってきた技術を現代の分析・統計から学問的な法則を見つけ出す。
すぐに使えるものは、すぐに使えなくなる、消費者は賢い。さらに先へ進む。生きている学問である。利用価値は大いにある。合理的な学問は現代受けがいいのも納得できる。
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● 合理的な人とは、感情のない人ではなくて、感情のコントロールがうまくできる人なのだ。
● 「多くの人は、熟慮していると思いながら、じつは偏見を整理しているにすぎない」ウィリアム・ジェームズ
● 人はある状況における自分の判断や行動は一般的なものであり、適切であるとみているので、他者もふつうなら自分と同じように判断し、行動するだろうと考えるのである。そして、もしそれを逸脱した他者に出会うと、その他者が特別なのか、あるいは変わった存在だとみなしてしまう。(フォールス・コンセンサス効果)
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社会にあるトラップと人がどのようにだまされるかを書いている.いかに大多数意見やアンカーによって自身の意見が変えられているかを指摘しており,物事を冷静かつ第三者的に判断することはいかに困難かを思い知らされる.「経済は感情で動く」も読んでみたい.
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例えば頭がどうしようもなく混乱したとき、冷静に客観的になろうとする自分がいるとする。
そんな時にはこの本に書かれているような、脳の働きのメカニズムが理解できていれば、その混乱に上手く対処できるのかもしれない。
普段なんとなく感じていた思考≠感情の動きが、様々な実験やテストによるデータによって裏付けられていて、非常に興味深い内容だった。
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ヒューリスティクス
人が意思決定をしたり、判断を下したりするときに、厳密な論理で一歩一歩答えに迫るアルゴリズムとは別に「直感」で素早く結論を出す方法
①典型的と思われるものを判断に利用する「代表性」
②日常的に簡単に利用できる情報で判断してしまう「利用可能性」
③最初に示された特定の数値などに縛られてしまう「固着性」
予言の自己成就
個人が自己の予測や願望に沿うような行動をとった場合、社会現象としてその通りの結果が出現すること。すなわち、予言されることによって予言されたことが現実のものになり、人々が自分たちの共有した知識に基づいて行動する事によって、その知識が自分のものになって自己成就する
ピーク・エンドの法則
あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる。経験の記憶は主観によって変えられ、その出来事の長さには関係ないという特徴がある。人間の記憶はすべからく捏造される。出来事のすべてを逐一記憶することは不可能なので、その経験のピーク時と最後のあたりの記憶が、その経験の快苦のすべてを決定してしまうことになる
コンコルドの誤算
過去の投資が、将来の事業の成否を無視して、将来の投資を左右してしまうこと
「無駄遣いはするべきではない」という行動のルールを、変なところで思い出した結果
フレーミング効果
同一の選択肢であっても選択者の心的構成(フレーミング)が異なると意思決定が異なってくる
ダブルフレーミング フレーミングがフレーミングを帳消しにする
基準値の誤り
本来ある出来事や事象が発生する頻度には「基準値」があるにも関わらず、個別の事象に与えられた確率を重視し、基準値を軽視してしまうこと
ex. 凶悪犯罪が30%増えた←そもそもどれくらいの頻度で起こっているの?
狂牛病で100人死亡←母数は?
何に比べて?と問う事
大数の法則
試行回数が大きければ大きいほど、ある結果が出る頻度が決まってきて、偶然とはいえなくなり、平均からそれる確率が減ること
小数の法則
試行回数が少ないにも関わらず「大数の法則」が当てはまると錯誤し、「平均値へ回帰する」とみなすこと
ギャンブラーの誤診
代表性
典型的と思われるものを判断の基準や答えとして転用すること。典型的と思われるものをステレオタイプともいう ex. ルーズベルトvsチャーチルvsヒトラー
ヒューリスティクス
確率を正しくとらえようとはせずに、間違った答えに楽に到達できる近道を選ぼうとすること
確実性効果
人は、ある事象が起きる確率を主観的に重みづけて考える。とりわけ、確率の極端な数値、すなわち確率が0%と確率が100%に近づくと非常に敏感になる。つまり不可能となるか確実になるかということに強く反応する。確率が100%になることを確実性効果という。リスクゼロの誘惑は大きい。無農薬野菜、無添加食品の人気もそこにある
利用可能性
ある事象が起きる確率や頻度を考える際に、最近の事例やかつての顕著な事例など「��かびやすい」事例と特徴を思い出し、判断や評価の基準にしてしまうこと
ex. 狂牛病、鳥インフルエンザ
アンカリング効果
最初に印象に残った数字や言葉が、後の判断に影響を及ぼすこと
ex. 本日限り、先着10名様、残りあと3個
概算見積、希望小売価格等が示されるとこれがアンカリングになりこの数字を軸に回転するようになる
注意の焦点化効果
人は作業や判断を行う際、示された刺激をいち早く検出し、その意味を捉えようとするがその際に、特定の部分に対して注意を集中させるとその他の部分に注意が向かなくなる傾向をもつ
ex. 振り込め詐欺
帰属のエラー
まわりに起きる社会的事象や自分や他人の行動の原因を推理・推論することを「帰属」あるいは「原因の帰属」という。それを理論化したものが「帰属理論」である。複数の理論からなるが、さまざまなエラー、ゆがみが見つかり、それを「帰属のエラー」という
①知覚的に目立った情報・刺激に帰属の判断が左右されること
②他者の行動に対しては性格・個性などの内面的要因を重視する
③自分の行動に対しては極めてポピュラーで普通の反応であり、普通と違ったとすれば状況、すなわち外的要因が異なったと思い込む
④自分が成功すると自分の内面に理由があり、失敗すると外部に要因を求めること
自己奉仕的バイアス
ある行動や事象の意味を解釈する際に、成功しても失敗しても、自分に都合のよいように判断をゆがめること。このことで自尊心を高めたり、逆に責任回避するのだが、成功に関する部分を「自己高揚バイアス」と呼び、失敗に関する部分を「自己保護バイアス」と呼ぶ。また、ある行為の結果として、自己のイメージが壊されることが予期された場合に、あらかじめハンディキャップがあるかのような行動や主張をすることを「セルフハンディキャップ」という
利害のかかわる懐疑主義
ex. 喫煙と肺がんの関係の棚上げ、赤ワインと健康の結びつけ
バーナム効果
だれにでも当てはまることがありそうな曖昧で一般的な性格に関する記述を自分だけに当てはまるものとして受け止めること
ex. 占い
フォールス・コンセンサス効果
自分と他者とのあいだに共有されている「合意性(コンセンサス)」を過度に見積もる認知的バイアス。つまり、人はある状況における自分の判断や行動は一般的なものであり、適切であるとみているので、他者もふつうなら自分と同じように判断し、行動するだろうと考える。そして、もしそれを逸脱した他者に出会うと、その他者が変わった存在だとみなしてしまう。逆に「合意性の程度」を過度に低く見積もり、自分だけが特別な存在である、あるいは相手が特別な存在であるとみることを「フォールス・ユニークネス効果」という
ハロー効果
ある対象を評価する際に、その顕著な特徴に引きずられ、他の特徴をもポジティブないしはネガティブに歪んで評価してしまうことをいう
ex. 有名人を起用したCM
自信過剰
いま目の前に起こっていることがコントロール可能だと思い、突き進んでしまう
願望的思考
起こって欲しいと願っている事象の生起確率を���く見積もり、逆に起こって欲しくないと思っている事象については低く見積もること
後知恵
何か事が起こってから、後でその原因に言及すること。事前には予測すら出来なかった事象が、事後には必然であったかのように判断する心理的バイアス
ex. 解説
順序効果
提示されるその人の情報の順序が異なるだけで形成する印象が違ってくる現象。はじめに提示される情報に強く影響されることを「初頭効果」、最後に提示される情報に強く影響されること「新近効果」という
ex. 採決の決定が翌週になるなら最初に話す方がいい。直後に行われるのなら最後に話す方がいい
保有効果
自分が所有するものに高い価値を感じ、手放したくないと感じる現象
公表バイアス
実験や調査の結果を公表するにあたり、ポジティブ(都合のいい)なほうを多く公表し、ネガティブな(都合の悪い)ほうはあまり公表しない傾向をいう
損失回避性
人はある額の利益から得る満足より、それと同額の損失から受ける苦痛のほうがはるかに大きいこと。さらに、利益が大きくなる程満足度は減っていき、損失が大きくなる程苦痛の度合いも減っていく。先に上げた「保有効果」の原因のひとつはこの損失回避と言われる
後悔の理論
自分がなにか悪い選択や決定をすることで後悔するのではないかという「後悔への恐れ」が人の選択・決定に大きな役割を演じるとする理論。人はもともと「後悔を嫌い、避けたい」という「後悔回避」の性向を強く持ち、短期的には失敗した行為のほうに強い後悔の念を覚え、長期的にはしなかったことを悔やむとされる
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『はじめに』
・私たちの直感はきわめてエコロジカルな道具である.外や内から押し寄せる刺激に対して,わかりやすく効率がよい答えを提供してくれる.この「第六感」は,私たちが生きのびるには欠かせない.しかしそのはたらきは,スピードがある分だけ精度に欠ける.
・無意識のメカニズムがもっとも大きな効果を上げるのは,予期していなかった場所なのだから,どんなところでそのメカニズムが作動するのかを理解して,前もって備えるほうがいい.
『パート1 まずは心の準備体操』
『1 予言どおりに銀行は倒産した-予言の自己成就』
『2 つらい検査が快適になる方法-ピーク・エンドの法則』
『3 一ドル買うのにいくら払うか-コンコルドの誤謬』
『4 「まだ半分もある」と「もう半分しかない」-フレーミング効果』
『パート2 あまりに人間的な脳』
『5 表が出たら私の勝ち,裏が出たらあなたの負け-基準値の誤り』
『6 「ホットハンド」の持ち主を探せ!-大数の法則』
『7 マリアの職業を当てなさい-代表性のマジック』
『8 偶然にも規則があるはずだ-偶然に秩序を見る』
『9 「タバコはがんの原因になります」-原因と結果の相関関係』
『10 指紋もDNAも確実ではない-確実性効果』
『11 ショッキング度で決まる重大事件-統計より感情』
『12 バーゲンセールの「からくり」-アンカリング効果』
『13 見えてはいても,見ていない-注意力の欠如 その1』
『14 バスケットのコートにゴリラがいた?-注意力の欠如 その2』
『15 「あらゆる病気と事故のための保険」-注意の焦点効果 その1』
『16 宝くじが当たった直後は幸せだけど-注意の焦点効果 その2』
『パート3 集団のなかでの困った判断』
『17 他人には辛く,自分には甘い-帰属のエラー』
『18 うぬぼれ屋の言い訳-自己奉仕的バイアス』
『19 「愚か者の親玉」はリッチになる-集団の知恵』
『20 占いはどうして当たるのか-バーナム効果』
『21 そう考えない人はどうかしている-フォールス・コンセンサス効果』
『22 みんながやっているから-群れ効果』
『23 イラク戦争はこうして始まった-集団思考』
『24 こっちの仲間はダントツだ-集団規範』
『25 あっちのひとはすべて凡人-他の集団への偏見』
『26 高いワインがうまいわけ-ハロー効果』
『27 ペニスは一〇人中九人が平均より長い!?-自信過剰』
『28 強く願えば実現する-願望的思考』
『29 正しい病名の診断は「あとから」つく-後知恵』
『30 目撃者の証言は「作られる」-偽りの記憶』
『31 いらない枠を作ってしまう-無意識のいたずら』
『32 発言するのは最初がいい?それとも最後?-順序効果』
『パート4 いざ,決断のとき』
『33 ダイエットは明日から始めよう-プランニングの誤り』
『34 リターンを考えすぎる人,リスクを考えすぎる人-欲望と尻すぼみ』
『35 都合のいいことだけを覚えている-明るい記憶』
『36 今のままがいち���んいい-現状維持』
『37 読みたいように読んでしまう-先入観のトラップ』
『38 サルにならった取引をする-損失回避性』
『39 「あの飛行機に乗ってさえいたら」-後悔の理論』
----------以下感想----------
とてもおもしろかった.
心理ゲームみたいなおもしろさがあった.
知っていたのは,
・ヒューリスティクス:「考えるのめんどくさい」
・コンコルドの誤謬:「ここまでやったしなー」
・アンカリング効果:「」
・ハロー効果:「あの子京大生やって」
知らなくてためになったのは,
・ピーク・エンド:「終わりよければ全て良し」
・基準値の誤り:「すごい!…でもほんとに重要?」
・偶然に秩序を見る:「こうなってるやん!」
・注意力の欠如:「これいつ破壊したんやろ…」
・帰属のエラー:「自分のときは他の環境のせい」
・フォールス・コンセンサス効果:「えっ,みんなそうやろ?」
・集団規範,他の集団への偏見:まさに部署どうしの陣取り合戦
・偽りの記憶:「そうやった気がする」
・プランニングの誤り:「~までに終わらせれます」
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学んだことは、ここに挙げられたすべての偏見、誤りを防ぐのは無理だっていうこと…。
というのも、これらはすべて認知、判断の効率化のため、つまりヒューリスティクスのためで、それだけに人類が何世代にもわたって積み上げてきたノウハウ、言い換えれば抜き難い因習(Habit)から無縁ではないから。
とくにそれを感じたのが、集団の「外部」の人間に対する敵対心があっという間に生まれる例だった。(p221)
それに対する武器として示されるのは、「悪魔の弁護人」。
大変に心許ない。
しかしそれを変えられるし、変えないといけない(Change and Habit, 現代に対する挑戦)というのが、トインビー。博士、我々にできるのでしょうか。
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1. 「予言の自己成就」 本人や他人が予測したり願望したりして行動をとった場合、その通りの結果になる。
2. 「ピーク・エンドの法則」 あらゆる経験の快苦は、ほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる。
3. 「コンコルドの誤謬」 「今まで使ったお金が無駄になる」という損失を回避しようとする意識
4. 「フレーミング効果」 絶対的価値ではなく、自分の基準に当てはめて別の判断をしてしまう。商品説明やラベル表示、パッケージデザイン、CMのキャラクターなど。
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経済学は実に妙ちきりんな学問で、「経済人」という合理的な存在が大前提になっている。しかしながら私は衝動買いをし、読んでいない本が数千冊あってもなお古本を買い漁り、コンビニやスーパーへ行くと常習的にプッチンプリンを買ってしまう。そんな私が経済人であるわけがなかろう。人生を振り返っても「見えざる手」が働いたことは一度もない。
http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100613/p6