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3日で読み終わったくらいすごくおもしろかった。
おもしろい、と言う表現は正しくないか。
Funnyという意味ではないから。
とても純粋な、ラブストーリー。
恋愛と言うより、愛。深い信頼。 理想形。
この小説に限っては、あまり多くは語れない。
ネタバレになるというより、
軽い言葉が似合わない。
ちょうどいい言葉を探せない気がする。
でもとにかくとてもお薦め。
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後半、号泣です。
中盤で秘密があかされる主人公の彼女の設定は、
「ありえへん」と思ったのですが、最後は涙ナミダで締めくくられました。
いらさんの言葉ひとつひとつが美しく、
情景が目に浮かびます。
久しぶりにいらさんの本を読みましたが
言葉・表現がより豊かになった気がしました。
なきたいときはよんでください。
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前から読みたかった本。
思ってた通り良かった。
そして予想通り号泣。
今までも価値観や生き方が変わっちゃうような情熱的な恋
人生1度はしてみたい。
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きちんと生きて行きたいと思った。うまくいえないけれど、大好きな人が元気で当たり前のようにそこにいるのは当たり前じゃなくって奇跡なんだと思った。一歩一歩踏みしめて毎日歩いて行きたいな。
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自分らしく生きる美丘に、わたしは心を打たれた
愛とはなんなのか、この小説で知ることができるんじゃないかって、わたしは思う
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正直、tattooはお洒落であっても受け入れきれなかった。
このお話に限り、その思いを払拭してくれました。
愛する人がこうなるとこんな風に接してくれる人もいるんだ。
その思い、行動に勇気づけられました。
愛する人と愛し愛される関係になりたい、
そう思いました。
こんな状態で思う、彼女の自分らしさとは?
後半は涙が止まらなかった。
最後だけはもっと良い終り方があったろうにと強く思った。
でも読んで良かった。
心からそう思えた。
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石田さんの作品を読むたびに、
「この人の使う”ことば”は 何てきれいなんだろう!」と思わされます。
作品の文頭から、結末は分かっているのに
それでも、結末へ到着するまでの色々な描写に心を打たれる。
文章がとても魅力的で、いつも彼の作品の言葉にやられてしまいます。
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プライドが高い、心が広い、など
人間を表現する言葉はよく、横への広がりや上を計る言葉が多いけれど
本当は「深さ」なんじゃないかな。
大切な人、愛する人を受け入れる、と言うことが
どんなに大きく重い行為か、ずっしりと心に響きました。
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この本は自分の命の大切さを教えてくれるような作品のような気がします。そして、違う人の生き方を学べるそんな作品です。
生きていくのには色々試練があるのかなと思った。
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美しい丘と書いてミオカ。
それがきみの名前だった。
そんなエピローグから始まるこの小説。
大学生の美丘(ミオカ)と太一の純愛物語。恋愛に情熱を持つことができないながらも、学内随一のお嬢様と付き合っていた太一。そんな太一の前に、強烈な個性と奔放な行動力を持った美丘が現れる。急速に惹かれあっていった彼等は障害を乗り越えて結ばれ、本物の恋愛を知る。幸せであった彼等に降りかかる不幸。なんと美丘は不治の病、ヤコブ病に感染していたのだ。。。
ストーリー設定としては普通。というか恋愛小説や映画でよく使い古された設定。
不治の病に侵されたヒロインと主人公の純愛。有名なところでは「セカチュー」あたりか。
この小説を読んでまず思ったのは、何故石田衣良はこんな使い古されたプロットを選んだのだろうかということ。
思うに石田衣良は小説の人物設定やプロットにはそんなにこだわってないのかもしれない。
ありきたりなストーリーでも、自分の文章力だけで読ませる作品を作れるんだぜ、という自信の表れかもしれない。
美丘でも随所に、思わず暗記したくなるようなぐっとくる文章が満載だった。
”愛情なんて、別にむずかしいことではまったくない。相手の最期まで、ただいっしょにいればそれでいい。それだけで、愛の最高の境地に達しているのだ。ぼくたちはそれに気づかないから、いつまでも自分が人を愛せる人間かどうか不安に感じるだけなのである。”
思いっきり泣ける小説ではないかもしれないが、美しい文を味わいながら恋愛について考えたい人にはオススメ。
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限られた命と向き合い、一瞬の命の輝きを見せた少女の物語。
石田衣良が描きたかったのはありきたりな恋人を亡くす悲しい死ではなく、命の輝きだったのだと思う。
物語は一人称で書かれているが美丘は読者の心にもなかなか深く残るものだと思う。
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短編『ありがとう』と一緒にぜひ。
泣かずにはいられないでしょ。
美丘の行き方がかっこよくて、
悲しいし、悔しいけれど、
なんだか気持ちがよかった。
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題材は「私の頭の中の消しゴム」と似てると聞いて読みました。
でもテーマ的(というか、そんなたいそうなものじゃなくて、読んだいちばん強い感想くらいだけど)なものは、村上龍の「インザミソスープ」ににてると思いました。で、「インザミソスープ」の方が私は好き。
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どうしても読みたくて、新書版を図書館で借りて読んだ。
そして、文庫を再び手にとってしまった。
それくらい、もう一度、読んで見たかった作品。
できすぎといえばそれまでのストーリーだが、
ここまで人を好きになることに夢中になれる
若い時代を懐かしく思い出させてくれた。
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美丘という激しい心を持ったとても素敵な女の子の話。
彼女の人生が短くてもどんなに素晴らしかったか書いてあります。
好きな人が同じくらい生きられないことを知ったとき。
20歳やそこらでこんな風に支えられる太一はすごいと思う。
自分が死ぬことは分かりきっているかもしれないけど。
誰かが死ぬことをこんなに短期間で受け入れられない。
こんなに人を好きになったり、好かれたりってあるのかな。
自分が冷めているからこそ、太一に感情移入しづらかった。
昔は死がとても遠くにあるものだと思っていたからこそ。
若い死が美しく描かれていても違和感を覚えなかったけど。
現実の死を目の当たりにしてから読んでみると納得し難い。
とは言いながらも、リアルすぎる死を書かれてもきついかも。
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美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた・・・平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。
(裏表紙紹介文より)
***
石田衣良作品は2作目くらい。
物語自体はとても哀しくて、悲しくて、読んでいてつらい内容ではある。
で も 。
表現や言葉の使い方がきれいすぎてなのか、単に私の心の中の言葉と合わないのかわからないけど、あまり入り込めなかった。
(美丘の手紙らへんでは少し心動いたんだけど、それはそういうシチュエーションに私が弱いだけな気がして・・・。)
自我を失くした・あるいは忘れてしまったら、私は“私”であれるのだろうか。
好きなことも自由にできず、言えず、考えたり、思い出したりできなくなってしまったら、それでも私は“私”なのだろうか。
美丘が約束を果たしてほしいと願うことに共感はできる。
できるけど、それでも。