紙の本
楽しめました。
2017/02/16 21:08
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投稿者:かすみ草 - この投稿者のレビュー一覧を見る
深窓のお嬢様?花時雨。
おじいさまのいいつけもあり、ワクワクしながら、一心の元へ。初めは冷たくあしらわれたり、失敗したりしますが、はなの一途さや一生懸命さに一心も常連さんたちも受け入れてくれるようになっていきます。
ラブを好きな一心でしたが、はなを選んでくれて良かった!はな、良い子ですよ!(笑) ろくでなしな彼氏と離れられないラブのこれからも気になりますが、真田というお目付け役も目を光らせてくれるだろうし、安心かな!
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泣いた…
2020/08/22 11:57
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投稿者:みっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ
ハナのお姫様ぶりにポカンとしてしまい、これからときめくラブ展開にはならないよねと諦めつつ読んだのですが、さすが凪良先生でした。がっつり恋してる&切ない&苦しい、涙が止まらないコースでした。やはり凪良先生。一心の苦労人で一途なところ、ハナの家族に愛されてお金持ちゆえの素直さ、正反対の2人の噛み合った時の幸福感…。途中から涙が止まらなかったです。買ってよかった…。
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きゅんとしてほろりとするラブコメ
2016/04/26 14:13
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投稿者:ぱんだのぷうさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今はシリアスな物が多く、評価が高い作家さんですがコメディもいけますね。
受け『はな』はBL的な設定のめっちゃお嬢様なお坊っちゃま。素直で頑張り屋さんで、一途で健気で。でも男気もあって。ひたすらに攻め『一心』のことを思い行動する姿にコメディなのにうるっと来ました。長年の片想いをしていた一心が少しずつはなに惹かれて行く中で事件が起こり、近付きつつある二人の距離が離れてしまった時の切なさ!でも最後とってもラブラブで、めっちゃはなを好きな一心の様子にきゅんとしてほろりです。
かなり前に買った本ですが何度も読み返してます。
癒されたい時にお薦めの一冊です。
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ハナちゃんいい子だ〜
2020/11/16 22:00
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投稿者:小梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
泣いた。めっちゃ泣いた。ハナちゃんが健気で、とってもいい子で、ハナちゃんの頑張りに、何度も何度も泣かされた。ハナちゃん、おめでとう。
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来たコレ
2020/05/21 14:10
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投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
この作家様は優しい人なんだろうなぁ。どの作品を読んでもそう思う。
登場人物の感情が心にグイグイ来る。
この作品もしかり。
自分というものをしっかり持ち、自分の欠点も正面から受け止める受け。
トンチキ野郎でも相手を思いやれるのが、この上なく微笑ましかった。
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受けが片思いする姿が切なくて苦しくて泣いちゃう
2021/07/29 21:50
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投稿者:M - この投稿者のレビュー一覧を見る
蝶よ花よとお姫様みたいに育てられた箱入りな受けの、
お貴族様みたいなのんびりマイペースな様子が面白かった。
世間知らずで最初は何もできないけれど、
真面目で向上心のある受けが成長していく姿も良い。
今まで関わることのなかったいろんな人々と出会って
世界を広げていく様子も楽しかった。
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この作者さんは初読です。
主人公の天然さが最高でした。
何度笑いこらえたか…。
受けの一生懸命さと一途さが良かったです。
わたしには珍しくコメディタッチの作風で新鮮でした。
この作者さんのは次も購入予定です。
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最初、ちょっとこの受けうざすぎるかも…と思ったのですが読んでるうちに平気になりました。むしろ人間的に魅力がある!
凪良ゆうはひと味違って面白いです。今後も絶対作家買いの作家さん。
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面白かった!
私は最近、「変な子」受けがツボみたいだなあとつくづく自覚している。
よって、この作品の受けっこも当然のようにストライク。
友人から借りた本だけれど、その友人には私のそんなツボを見透かされていた節がある(笑)。
変な子にもいろいろあるけど、簡単にまとめると、
「(どんな方向であれ)ズレている」それゆえに「純粋」
もしくは「純粋」であるがゆえに「ズレている」
という感じ。
ここでいう純粋は、別に世間一般で言うような「良い子」ってわけじゃなくて、何かひとつのことをきわめていたり、追い求めていたり、こだわっていたり…という一途さ。
そのために周りとズレていることに気づかない、もしくはズレていても気にしないというタイプにとっても弱い。
それこそ話が少しズレたけど、この作品の主人公も、華族のおひいさまっていうド級の世間知らずで、周りとズレまくっている。
でもものすごく一途だし。おひいさまと言われてる割に中身は骨があって男前だし。男前だけど、やっぱり可愛いし。とにかく受けのやることなすことが、いちいち可愛いのだ。
攻めも「俺様」すぎず、受けが惚れるだけの理由があるいい男だと思えた。
しかし主人公も設定もかなりぶっ飛んでいるはずなのに、不思議と読後の印象は地に足がついている。
というか、登場人物の心の機微がどれも自然で、すんなり入ってくるものなので、ぶっ飛んだ話を読んだという気にまったくならなかった。
あと、この作家さんは、ちょこっとした脇を書くのがうまいなあ。主人公の祖父も護衛役の真田もみんないいキャラしてる。
蛇足だけど、主人公ふたりのやりとり、何かをほーふつとさせるなと思っていたら、「のだめ」の千秋とのだめだった。のだめも男だったら、いわゆるトンチキ受けだ(笑)。
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良かったです♪攻めはどうなんだろ?って感じですが、受けの見た目は姫なのに、中身は男前!しかもちゃんと相手の負担にならないようにする言動もすごく良かったです。その分切なさも倍増でした。
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[定食屋店主×大企業御曹司]
金持ちすぎる御曹司は庶民とはかけ離れた感覚を持っています。
それがまた面白い。
しかし、真面目なので見ていて全然イヤな気はしません。
いつも真面目で一生懸命なところに攻めは惹かれたんだろうなと納得できました。
オムレツが失敗して一心に見つかったシーンは涙を誘います。
って私は泣きませんでしたが、切なかったです。
それにしても、登場人物の名前が・・・ww
☆あらすじ☆
華族の流れを汲む企業グループ、佐治家の末っ子、花時雨は、蝶よ花よと育てられたまさに深窓の“お姫さま”。祖父の命を受け、ご先祖さまの主筋となる下町の定食屋の危機を救うために、住み込みで手伝いに入る。とはいえしょせんはお姫さま育ち。慣れない仕事に失敗ばかりしてしまう。さらに若主人の上月一心を好きになってしまい…。お姫さまの初恋。だが一心には秘めた想い人(しかも♂)が。
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表紙見て、タイトル見て、女のコみたいな美人受のドタバタコメディかな~と思って読み始めたら、印象と全く違っていてものすごく胸打たれちゃいました。
主人公の花時雨は、超浮世離れした名家の箱入り息子。祖父の命で、先祖が主従関係だったところの主家である、下町の定食屋に住み込みで仕えることになります。
初っ端から摩訶不思議な展開で、ぐいぐい引き込まれます。花時雨がとにかくいい。大事に育てられた美人のお姫様らしく、世間知らず。定食屋のメニューでカツ丼、タヌキ丼がどんな食べ物かもわからず、店主である一心に「タヌキ丼にはタヌキの揚げ物がのっているのですか」とすっとんきょうな質問をするのには爆笑しました。でも、世間知らず度はこんなもんじゃありません!もっと笑わせてくれます。
花時雨は外見は女の子のようにかわいく美しいし、ずい分変わったキャラですが、決してなよなよしてるわけじゃないし、誰にでも分け隔てなく優しくて、頭はいい。
べらんめえ口調でちょっと荒っぽい一心に一目惚れしても、相手の嫌がることは決してしない思いやりのある子です。
世間知らずではあるし、言葉使いも時代劇風だけど、まっとうな心の持ち主。
だから、花時雨が実らぬ片想いに胸を焦がしながらも一生懸命仕事に励んだり、一心が密かに好きなラブのことも親身になって助けたりするのを見ると、いじらしくてたまらなくなり、肩を持ちたくなってしまいます。泣かされました。
苦しく切ない片想いの部分が話のほとんどを占めているので、全体のラブラブ度は低め。一心はもともと甘い雰囲気は似合わない攻なので、あまり受にメロメロなのを求めても、かえって不自然ですが。花時雨が報われてない場面が多めです。
しかし、凪良センセはさすがです。Hシーンにその手腕を感じました。
エロさはほどほどでしたが、二人の不器用で初々しいベッドシーンはとても微笑ましくてステキです。
実はこの二人、恋人同士になる前に一心が酔ったはずみでの、アレコレがあります。その時のことについて「僕たちはいたしておらぬのか」と疑問を投げかける花時雨に、もう萌え死にそうになりました。
とにかく、文章の腕前がすばらしくて思わず読まされる作品です。
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凪良先生の本はこの作品から読み始めましたが、未だにこれが一番好きです。明るくて、ちょっと切ない。
暗く重たい話もしっかり書ける作家さんだからこそ、明るい話でもしっかりしていて面白いのかも。
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祖父の命令により世が世ならお殿様だが今は下町の定食屋主人、一心に使える事になった佐治花時雨。華族の流れを汲み裕福な家で蝶よ花よと大切に育てられた花時雨が主として使えなければならない一心からは叱責が飛ぶ日々。
花ちゃんの使う公家言葉?が可愛らしくて☆
初めは邪険にした一心も失敗しながらも懸命に仕事をこなす花に次第に心が揺れていくけれど。
暗い気持ちの時に読むと気持ちが明るくなる、そんなお話。
花ちゃんの従者真田や定食屋の従業員ラブ(オカメ)、ホームレスのターさん等、個性的な面々も面白い。
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花時雨(はなしぐれ)とかいう痛い名前の上にトンチキな受が最初は
ウザいな……と思うのですが、途中からそんなことどうでもよくなって
くるこの魔力。
ものっそ健気なのです。旧華族の御曹司でキラキラしい外見と
世間とずれた性格行動発言。なのに、ものっそ可愛い。
宇宙人みたいな不思議ちゃんなのに、すいすいこの花時雨に感情移入
させられちゃいます。
なよなよしくて、女々しくて……と思いきや、めっさ男らしい。
内面がもの凄く男らしい。清々しいくらい、格好いい。
物語は全体を通してコメディ色が強いのですが、なぜか随所で泣ける。
片思いすぎてせつないのです。みんながみんな片思いをしてて、
その人達がみんな個性的で面白い。