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すごいなあ。と素直に思う。
読み進めるうちに事件の全貌がわかってくる構成。
でも主人公?の蓬田さんに違和感。
もしかして黒幕?と疑ったり。
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「第7回『このミス』大賞」優秀賞受賞作品。
湊かなえさんの『告白』 に似た感じだなって思った。サクサク読めておもしろいけど、伏線がわかりやすいから、真相は予想がつくのが残念だったかな。小学生にも違和感が。
2009.3.25
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「このミス大賞」の優秀賞受賞作品。
恐らく今作を読んだ人は誰もがあのバカ売れした作品...
を思い浮かべてしまうんではないでしょうか?
別に悪意のある感想ではないですが
やはり...かなり似てますよねー。
帯コメントにあるように「動機」の謎が解き明かされると
様相はかなり重たく、さらに陰湿な印象に変化し、確かに
ミステリとしては俄然面白くなってきますね。秀作だとは
思いますが...先にもっと毒気のあるアノ作品を
読んでしまっているんで...。残念ス。
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『毒殺魔の教室』
-塔山郁-
△
クラスの問題児がクラス1の人気者を毒殺。
その裏に隠された本当の動機とは。
当時の同級生の証言や話で章を区切っていて構成的にはとても好みで読みやすく一気読み。
が、クライマックスに向かっていくにつれ急失速…。
「告白」と似た雰囲気ではあったが、最後まで先の読めない展開という点で「告白」の方が引き込まれていった。
最近の小学生ってみんなこんな感じなのか?
怖い世の中だ。
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第7回このミス大賞優秀賞受賞作。惜しまれるのは「告白」とかぶっちゃったことかなぁ。アレがなければ文句なしの大賞だったような気がしないでもない。二つの大賞と比べても、ミステリーという意味ではよりミステリーらしくあったと思います。
でも、こんな小学生はいないよね(笑
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あまり期待していなかったのだが、一気に読了できた。
モノローグ形式で進み、語り部が変わっていく。
首をかしげる部分や収まりの悪さはあったが、無性に泣けた。
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第7回「このミス大賞」優秀賞受賞作。
30年前の小学生の時、同級生が毒殺された事件の真実を求めていくのだが、なぜここまで彼女が真実を求めなくてはならないのかの説明が弱い気がする。
単に自分の好奇心を満足させ、かつ当時、自分が何か出来なかったという後悔を理由づけするための自己満足のようだ。
この結果、また新たな被害者が出たとしたら、彼女は何を思うんだろう? なんかスッキリしない。
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装丁がまずステキ!それだけで読んでみようと思った。で、いざ読んでみると、つい最近、湊かなえの『告白』を読んだばっかりだったから、またコレ!?って戸惑ってしまった。『告白』のほうが毒あるインパクト強烈の作品だったから、時期が本当に悪かったと。それにしても、この作品は何を「謎」としているのかがなかなかわからなかった。小説家の正体?黒幕の正体?って思いながら読み進めると、簡単に正体がわかっていくし・・結局は動機が最後の謎という形を取っていましたが。でも、小出し小出しにいろんな謎が明かされて、驚かされるっていうことは全くなかったな・・。しかも、蓬田さんがそこまでして真相を知りたがる理由もいまいち。だから蓬田さんに共感できなかった。むしろ彼女の自己満足に振り回される人たちが哀れに・・。しかし、凄い小学生だ。30年前と今とそんなに会話のレベルが変わっていない恐ろしさ。
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第7回『このミス』の優秀賞を受賞した作品。
もったいないなぁっと思ったのは『告白(湊かなえ著)』が直前で発売になってしまったこと。
共通項が『クラスでの殺人』と『牛乳混入事件』。
だから自然とダブる。全然違う話なのに あれ? とか思っちゃう。
このお話自体 ミステリの 王道を 突き進んでいる 物なのだろう。
だけど、伏線がわかり過ぎかな?
最終章の『再会』で納得って感じだけど、それまでは概『多分そうだろう』と予想出来てしまった。
もうちょっとひねって欲しかったので、次回作に期待。
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面白いけれど、惜しい!
湊かなえの「告白」が先に出てしまっていて、内容的には似た感じであるだけに、比べてしまう。
「告白」の方がインパクトもあり面白かった。
それでも、完成度は高いモザイク・ミステリではある。
厭きることなく、一気に読める。
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湊かなえ「告白」を読んでいないせいか、恩田陸「ユージニア」を思い出した。真相についてはわりとすぐに予想できたけど、気がつかなかった伏線もあり楽しめた。ラストは…ちょっと蛇足???
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こういったミステリーは、読み進むにつれて 「こいつが犯人?」 とか 「こいつかな?」 とか推理をするのが楽しい要素なんだけど、結構前半で犯人は、あれ? こいつ? 的な感じになり、最後がダラダラ。
まるでTV版のツインピークスを思い出します。 犯人が分かってからも続く話。
ツインピークスも確か、全14巻くらいのうち、8-9巻くらいで犯人が分かったんじゃなかったっけ?
正直その後は蛇足です。
どんでん返しは確かに好きだけど、すっきりしたまま終わりたい。
沼の底を棒でかき回して 「ほら怪しいでしょ」 としつこくやってしまうと、しらけてしまいます。
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小学校時代に起きた殺人事件を30年の時を超えて解決する物語。確かに「告白」とは、小学校が舞台であり、「牛乳」がキーとなっている点では似ているかもしれませんが、話の構成や登場人物の人間としての厚みなら、こちらのほうが上ではないかという印象を受けました。最後のどんでん返しにびっくりしました。
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小学生の時に起こった事件を、数十年後に当時のクラスメイトがいろいろな人にインタビューをして真実を探って行くというストーリー。
インタビュー形式で進んでいく話はなかなか面白かった。どことなく「告白」っぽい感じがしたけど。
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面白かったんだけど
牛乳
学校
先生
語り
と言えば「告白」を想像しちゃって。
時期がかわいそうだったな…と思った作品。
ラストの女性二人の話が長かった。
犯人として
服毒自殺した子がとても可哀想に感じた
瞬間の語りがあった。