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紙の本
愛唱歌は心の故郷
2009/05/11 14:55
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:筑波太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一度は口ずさんだあの歌この歌。抒情的な動揺や唱歌、歌謡曲には人を引き付ける魅力があるのだろうか。懐かしき歌声は、故郷の温かさや別れのつらさを鮮明に映し出してくれる。四季折々に花が巡りくるように、愛唱歌は今でも心の底にそっと咲き誇っている。
もう二昔にもなるだろうか、日航ジャンボ機が墜落し、一人の歌手の足跡が消えた。その名は「坂本九」。戦後世界的な一大ヒット・ソングとなった「上を向いて歩こう(作詞永六輔・作曲中村八大」のコンビで生まれた一曲は、今でも伝説的な語り草になっているほどで、海外版では「すきやき」の曲名で広く知れ渡る。まさに生死を賭けた名曲は、今も日本人の心の片隅で歌い続けられている。
「花」や「ゴンドラの唄」「青い山脈・リンゴ追分」など、咲き誇る春をテーマにした抒情歌が生まれ愛され、夏には「宵待草・浜辺の歌」や「知床旅情・青葉城恋唄」が生まれ、秋には「荒城の月」や「夕焼小焼・赤とんぼ」などの名曲が親しまれている。冬は「北帰行・惜別の唄」「雪の降る街を」などよく歌われているが、なんといってもトリは「かあさんの歌」だろう。「母親は、いくつになっても心のよりどころであり、母を慕う心情は失われる」ことがない。
春夏秋冬、四季の花暦は我々を楽しませてくれるし、人から人に歌い継がれてきた愛唱歌は心の支えになっている。今日もどこかの街門で歌われ、人々の活力源になっている。
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