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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
さくっとあっさり読める本。
くらいしか、感想無いかなあ。
うーん、特殊な環境に置かれた少女の話だしね。
なんとも言えません。
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交通事故で母を亡くした知世子。その喪失感と「おなじだぁ」と感じるのはいけないことなのかもしれないけど、共感してしまった。
だって、ほんとに、おんなじ気もちなんだもん。
*わかっている。あれは録画されたビデオテープで、破壊したからといって、私の記憶に傷はつかない。傷つけたいのは私の記憶。私そのもの。
↑うんうん。わかる。と思いっきりシンクロして、泣いちゃいそうなシーンも。
作中に出てくる『道』というイタリア映画、観たくなった。
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とくに好ましいとも思わなかった。
犬になりたくても、死んでしまいたくても、
つらいことがあっても、けっきょく私たちは生きるしかない。
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新入部員が集まらず、廃部になりかけている映画研究部に所属している、知世子という女子高生が主人公です。知世子は幼いころ、両親と出掛けたドライブ旅行で事故にあい、母親を失ってしまいます。亡くなった母親の忘れ形見が、ジュリエッタと名づけられた犬。知世子とジュリエッタは姉妹のように、ずっと一緒に過ごしてきました。その愛犬ジュリエッタも歳老いて亡くなり、知世子は学校の進路調査のアンケートに、将来の希望を「犬になりたい」と書きます。心に暗い影を持ち、どちらかというと世界を否定して生きてきた知世子にとって、本当に心を許し合えたのはジュリエッタだけだったから。
映画好きの方はすでにお気づきかもしれませんが、犬の名は、往年の映画女優ジュリエッタ・マシーナから取られたものです。仔犬の瞳がクリクリと愛らしく、ジュリエッタ・マシーナの目にそっくりだったから。名前をつけたのは、事故で亡くなった母親でした。
物語の中にはジュリエッタ・マシーナが主演した、フェデリコ・フェリーニ監督の名作〝道〟と、ニーノ・ロータの曲がしばしば出てきます。〝道〟はボクも感銘を受けた大好きな映画なので、それだけで嬉しくなってしまいました。
この小説は知世子の夏休みと、その前後の日常が静かに綴られているだけで、大きな起伏があるわけではありません。けれど、たまらなく良いのです。青春時代を映画と共に過ごした方なら、きっと分かっていただけるのではないでしょうか?
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主人公の女の子がかわいいと思えないままおわってしまったとこが残念でした。しんどいことは誰にでもあると思うから。
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もう少し若い頃に読んでいたら共感出来る部分もあったかもしれないけど、今となっては。
反抗期入口の娘に読ませてみたい。
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進路調査に「犬になりたい」と書いて呼び出されるところから物語りは始まる。
事故で母を亡くし、生き残った父との関係もうまくいかないまま高校生になった主人公はいっそ死にたいと思いながら生きている。
映画研究会OBの正岡と出会い、強引に自主フィルムに出させられる。
レンズを向けられながら自分自身や現実と向き合っていくお話。
『水の繭』同様、青春のひりひりした部分を描いた作品。
好みは分かれそう、今回は深く心が揺らされるメンタルではなかった。
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主人公はすこしおかしい女子高生。これといった山場もなく、続くモノローグ。
好みが分かれる作品だと思いますが、私はどストライクでした。しかも解説は野中柊さん!
読後までずっと漂っている喪失感とか、読後はすこし増している気がする幸福感とかが心地よくて、もやもやしているときとかに読みたい一冊です。
「道」、見てみたいなあ…
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映画化記念再読
高校の進路調査に「犬になりたい」と書いて出したチョコリエッタの、世の中すべてに対するコントロール不能な怒りを、私自身も彼女と同じ年頃に感じていた、確かに。
誰かと分かり合いたいのに、分かって欲しくない。そばにいて欲しいのに1人になりたい。いろんなことがぐるぐるぐるぐる、身体の中にいっぱいたまっているようで空洞のようで。
「だれもいないのにだれかいて、だれかいるようでだれもいない」そんな世界に生きていたんだな。
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どきっとする文がいくつか。
これは高校生の時に読みたかったような気もするけど、丁度その時でもなく、高校生の自分がはっきり思い出せないくらい年をとった後でもなく、今読んで正解だったのかもしれないな。
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特に何か具体的な目的があるわけでもなく、日々をそれなりに過ごしていく、過ごし方。高校生の。
知らないけれど知っている。見た目は重ならないけれど、中身は重なるような気がして。
難しい。
150106
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飼っている犬が最後死んでしまう、感動物語かと思って読み始めたので、全く違って拍子抜け。笑 犬になりたい女の子の気持ちがあまり分からず感情移入は難しかったかな。
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チョコリエッタ 私は犬。
夏休みへの ノスタルジー
ジェルソミーナの音楽と、先輩と、おじいちゃんの喫茶店。
現実の世界にいる、霧湖ちゃん。
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受験期の焦った空気に焦るだとか、自分でないものになりたいとか10代の若い頃特有の悩みに
「分かるけど…う~ん。。」という感想しか持てず。
が、巻末野中柊氏の解説を読んで
自分は真剣にこの本に向き合っていなかった、表面的でしか捉えていなかった、と反省。
イタリア映画、観てみようかな。。。
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チョコリエッタ。
呟くだけでなんだか自分の時間も進むようだ。
チョコリエッタ。
何度でも口にしたい。
チョコリエッタ。