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歴史上、あまり有名でない沢彦宗恩を信長の師匠であり軍師的立場として描いた作品。信長の改革への助言を行い、その実行を補佐してきた人物が、その負の側面に気がついていく。新たな信長像を確立した秀作です。
2009.10.27読了
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織田信長の懐刀である沢彦。あまり有名ではないが、妙心派の僧侶であり、信長の影を支える人物として有名。この本は沢彦が主人公ということで、ほとんどの策略は彼が作ったとされているが、少し眉唾だろう。だた、岐阜という地名、平手正秀切腹の一見は、本当だろう。
さて、下巻ではどのような展開になり、信長殺さるまでの話になるのだろうか。
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沢彦って誰?
っとの思いで手に取りました。どうやら織田信長のお師匠さんらしい。
この小説によると信長と二人三脚の形をとりながらも、天下取りの為の様々な策は全てこの宅彦くんということになるらしい。(ホントかよ!?)
内容はすこし胡散臭いですが、火坂さんの文体はとても軽くて読みやすい
ですし、物語運びも上手なので、スイスイ読めます。
上巻では、京入りしたあたりで終わってます。
歴史軸のどのあたりで終わるのか。沢彦くんの一生はどうなのか。
次巻も期待です!
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織田信長の師僧として、天下布武を説いた沢彦(たくげん)宗恩について書いた本です。
沢彦の指導を信長はよく守り、同じ夢を見る師弟コンビでしたが、徐々に違う道を歩んでいく様子が非常に悲しく思えました。
今回の信長について、無慈悲な武将になる前は、情け深くて、死んだ者のために涙するような武将で、沢彦が夢を託せるすばらしい人物に描かれていたのが印象的でした。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-d536.html
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なかなか面白かった。だが、織田信長の功績をすべて、沢彦のおかげにするのは、致し方ないとはいえ、ちと無理があるかなと。