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ドラマがしり切れトンボみたいに終わったのを不満に思ったことを知った友達が貸してくれた。このエピソードのドラマもあったがドラマとは違ってた。無駄に長い気もしたけどドラマよりよかった。これから面白くなる予感もする。
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テレビシリーズで言えば、エピソード1。警視庁失踪課第3分室。その実態は警視庁のお荷物刑事たちの集団。新たに配属されたのは酒びたりの高城賢吾刑事と玉突き人事で捜査一課行きが没になった明神愛美刑事。彼らが最初に抱えたのは、結婚寸前に姿を消した婚約者を探すことだった。「失踪課」というのは、おそらく架空の設定だと思いますが、アメリカでは専門の部署があるのだそうです。日本でも年間十万人の失踪者がいるのだとか。専門部署が立ち上がることがあるのかもしれません。チーム捜査の躍動感が感じられます。シリアスなシーンで、突然ユーモラスなせりふが出てくるのもよいです。もう、次が出ているんですよね。
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以前、ドラマ化され、また、ドラマの新シリーズが始まることになている刑事物の原作。ドラマとは異なる部分はあるけれど、プロットは同じ。鳴沢了シリーズよりは、こちらの方が好みかも。
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警視庁失踪課、高城賢吾シリーズの第1作目、らしい。いろいろと過去ののある主人公が、舞台となる部署に配属となって、いろいろなところから集まった同僚たちと事件を解決していき、自身も立ち直っていくというかんじのストーリーでしょうか。この作品も終始一人称ですが、これはまあこの著者の個性とゆうところで、ある意味完成された文体なのでしょう。主人公の日々体調の描写がミョーに細かくリアルで、一人称文章ならではの表現だなーと思いました。
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警視庁失踪課・高城賢吾。新シリーズの無難な幕開け。ミステリーというジャンルがあまりに広範になったが、本書は、中でも現在最も人気の高い警察小説。さらに絞れば捜査小説といえる。主人公が靴底をすり減らして失踪人探しをする、まさにお約束パターンの捜査小説だ。このジャンルは、<刑事・鳴沢了シリーズ>を成功させた著者・堂場さんにとっては、得意とするところだろう。そのため、抜群の安定感がある。堅実なストーリー展開に、個性溢れる人々と、魅力溢れる。そして、捜査の進展に伴い、明るみに出てくる社会問題、たとえば派遣社員の待遇問題やネットカフェ難民問題等の現代の病巣をも浮き彫りにする。主人公をはじめ失踪課の全員が心になんらかの疵を負っているようだ。本書では明らかにされていないが、今後少しずつ明らかにしてくれるのだろう。
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堂場瞬一にしてはキレがなかった。
登場人物や土地の説明がくどく、飽きてしまう。
期待していただけに残念。
ドラマの評判は良いようですね。
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失踪した人間を探す失踪課にやってきたのは過去の事件でやる気を失い酒びたりになった元捜査一課刑事の高城と自分と関係ないところで行われた拳銃自殺により不本意な移動でやってきた明神がコンビを組み結婚間近に失踪した花婿を探すことに。二人の掛け合いが面白く、どうなっていくのかが楽しみ。高城さんの娘、綾奈ちゃんのことも気になる。早く続きが読みたい。
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今年初の読了。警視庁のお荷物、失踪人捜索課を舞台にした、シリーズモノの第一作。
同作者の鳴沢了シリーズと比べて、警察モノというより探偵モノに近い感じ。主人公の娘の失踪…シリーズのどこかで絡んでくるための伏線?とりあえず、シリーズ読破する気になった。
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なかなか面白かった。
失踪から始まり、一つ一つ展開しながらでかい事件ごあぶりだされる。
丁寧でよかった。
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警視庁失踪課に配属された高城賢吾が失踪人を捜索する。
婚約者が失踪いるにも関わらず、突然行方が分からなくなった赤石を捜索するなかで、赤石が犯罪に手を染めていることが少しずつあきらかになってくる。
善良で温厚な人間でも、人としての弱さについて考えさせられる。
でも、人間追い込まれた時と恋愛が絡んだ時に、その人の本性が現れるんじゃないかと小生は思う。
結局、赤石は羊の皮を被った悪党とまではいわないまでも、凡人だったのだろうと。人って弱いんだよね。
読みやすさで一気に最後までいってしまう本です。
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警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ。
最愛の一人娘が行方不明になり、懸命の捜査にかかわらず
捜査は縮小(迷宮扱い?)。敏腕刑事だったが
心労から酒に溺れ依存症状態に。有能な弁護士でもある
妻とは、離婚状態に…。
酒浸りの日々だが、新設された失踪課に赴任命令が…。
女性室長の上司と、何れもひと癖ある部下達と自身の葛藤。
TVドラマ化もされていて、人物描写も含めて面白い小説です。
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暗い過去(から続く現在)を持つ主人公がいい。警察ものの王道を踏襲しつつ、警視庁失踪課という、警視庁の中では影の課を舞台にしているのが新鮮。社会問題をしっかり組み上げているのも良かった。シリーズ第一作目、続きが読みたい。
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しばらくぶりに本格的警察小説を読んだ。
うん、やっぱり警察小説って、官僚的な上司や、保身ばっかり考えてる公務員警官が必要だよね。
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高城さんがどんどん刑事として息を吹き返していくのが
読んでいて好感触でした。
内容もしっかりしていて、最後まで楽しく読めました。
人は仕事を選ぶ。だけど、選べない時もあるはずです。
でもどんな仕事であっても、何もないよりはましだと思う 。
そのうえエンターテイメント性に
重きを置いた感じで非常に読みやすかった。
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表紙にちょっと惹かれていた本。
とはいえ、実家に積んであった本なのですが(笑)
ちょっとページ数があるのですが、読みだすとすいすい読めました。
ふむ、くたびれた親父の語りで進む話が読みやすいとは・・・私も年か?
分類としてはミステリーな感じですが、謎解きというより、積み重ねて答えに近づいていく。真弓さんとか愛美ちゃんが彩を添えてくれます。
困ったちゃんの多いお荷物部署『失踪人捜索課』はなかなか濃いキャラクターの集まりで、組織の中のこういう異分子が、いろいろ引き起こしてくれるのね、と思います。
初回の失踪人は結婚まじかの男性。
この男性に同情するかはおいておいて、法律というものは目の粗いざるのようなものだなあと感じます。だけど法なくして秩序が成り立つほど人間はできた生き物ではないのでしょう。
たまに、人間が群れを大切にする生き物だという認識は間違っている気がします。繋がっているのが、よいことなのか悪いことなのかも。
綾奈ちゃんは、どうなるのかな。