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「どこの国でもいいから一番になりたい」(本文より)
日本じゃトヨタや日産に勝てない。
ワクワクさせられた。
世界にはチャンスがある!
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「アルトが有ると」とのキャッチフレーズで爆発的に業績を上げた、鈴木社長の本です。
人生っていい時ばかりじゃないですよね。そんな不遇時代もこの著書には書かれていて、非常に面白く、勉強になった一冊です。
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SUZUKIをGMとの提携までこぎつけ、いち早くインド進出させた立役者。太陽と坂を利用した工場設計には脱帽した。
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長らく積読状態だったが読了。
コスト意識の高さがすごい方だと思っていたが、その根底にある強烈な負けん気と危機意識がよく分かった。
やはりトップはこうでないと!
・危機は常に社内にあり
・会社が急成長したときの最大の問題は、人材不足
・先憂後楽
・私は一度指示を出したら、言いっ放しにせず、データを取ってその進捗に目を光らせる
・営業には競争が不可欠
・ちいさなメーカーが生き残るには、自分のところで売るだけでなく、ある程度のOEMも必要
・ものづくりは現場がすべて
・安くするために軽くする
・代理店に出向して社長を務めた経験がないと、営業関係の役員には登用しない
・会社の業績が好調で償却原資も豊富なうちに、もうひとつ工場を手当てして、無理なく生産できる体制整備することが得策
・効率の悪い工場はカネをかけてでも一刻も早く手直しするのが理にかなったやり方
・人は失敗から学ぶことが肝心
・弱い相手とばかり試合をしていると自分の腕前があがったと勘違いしてしまうが、実際には腕がなまってしまうことのほうが多い
・参謀本部である本社がふんぞり返っていては、会社全体がおかしくなる
・不遇な時代こそ力をためる
・トップダウンはコストダウン
・死に金は一銭も使わない。
・いったん規則ができると、自分の頭で考えずにそれに従う人が出てくる→大企業某
・重大事が起ったときに、経営者が自ら現場に行って自分で判断することは重要
・弁護士にカネを惜しむな、最高の人材を雇えば、その見返りは大きい
・手離れの悪さが、事態を悪化させる
・小さな市場でもいいから1番になりたい
・これだけは絶対よそに負けない、という特長のある会社にしたい
・稼いだ金は会社の内容を充実させるために使う
・1つのポケットにすべてのお金をいれない。売上と儲けは違う!儲けがないなら水でも飲んでおけ
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○豊川工場の目標は、1961年に800台つくることでした。この年の除夜の鐘はこの工場で聞きました。計画を10%上回るように880台をなんとか作り終えて、工場の連中と酒盛りをしたのです。(83p)
○メッジェシさんが大臣をしていたハンガリーの大蔵省に勝手に運び込み、マフラーから、鉄板を打ち抜いたボディー部品までをずらりと赤じゅうたんに並べました。並んだ部品のうち、日本から持ち込んでいる部品には赤い丸をつけ、残りは「すべてハンガリー製ですよ」とアピールしたのです。(167p)
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自動車会社のスズキの社長兼会長さんの著書です。経営方針から工場の生産ラインまで自ら足を運び一切の無駄を省かせる効率主義な考え方。出来ない言い訳を考えるなどうやったら出来るか考えろ等名言もいくつかあり私にとっては目から鱗でした。要は悩んでいる暇があったら手を動かせということでしょうか。実戦出来るかはともかく大変身に染みる内容でした。
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スズキに対して好印象は持つが、ひとつひとつの出来事に対してはあまり深く掘り下げて語られていない。ただ、比較的早い段階からハンガリーだとかインドだとかの海外に進出していた話は興味深い。
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売上で3兆円を超える企業になっても中小企業と言い続け、決しておごらず粉骨砕身し続ける。
そこには「人間には動物の血が流れている。自分を戒める必要がある」と会長になっても電車通勤を続けた伊藤忠の丹羽元会長の姿が重なります。
とにかくどんな国でも良いから1番になりたかった。従業員に誇りを持たせるために。
インドで車の製造など無理だと言われながらもそれを貫いた信念。
フェイスホールディングスの小倉社長の言葉を借りれば「信念はどんな理論よりも強い」
リーダーシップとか帝王学とかMBAそんな事も必要なのだとは思いますが、結局最後に必要なのは信念がどれだけ強いかではないでしょうか。
80歳を超えてトップを続ける事には賛否両論があるでしょうが「有給休暇は死んでから嫌というほどとれる」という社長の目にかなうの人材ではなかなか現れないかもしれません。
それにしても、
「あると便利なクルマ、それが『アルト』です」
「セダンもあるけど、ワゴンもあーるの『ワゴンR』」
というセンスはウチの会社の親父ギャグ並みです。
そのギャップがまた面白い。
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ある市場でナンバー1になる。井の中の蛙になっちゃいけない。といった鈴木さんの思いが企業精神となってるんだなぁと思った。読みやすかった。
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ずっと読みたかった本を図書館で発見。
インド市場でシェアNO1の実績を誇り、VWと業務提携したりと、最近注目の企業ですが、その実態はあまり知りませんでした。
言葉だけを記入すると・・・
「縁故採用のワンマン企業」
世間的にはイメージが良くない言葉ですが、ここまで会社を成長させた鈴木社長の手腕は確かなものでしょう。
ただ、スズキが中小企業って言うのはやっぱり納得いかないなぁ。
鈴木が中小企業って主張する根拠には納得できないことは無いのだけど、そしたら他の企業は何と呼べばいいのだろう?
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筆者は、スズキ自動車の会長(兼)社長。1930年生まれというから、今年80歳になる高齢の現役経営者だ。スズキは筆者が経営者になってから飛躍した会社であり、本書は、筆者の自伝であると同時に、スズキという会社の歴史を示したものでもある。スズキは売上高が3兆円を超えている企業であり、規模を見れば、とても「中小企業」とは言えないが、筆者から見れば、まだまだ内実の伴わない中小企業的な会社ということなのだろう。筆者の経営者としての力量は結果が示している通り、申し分のないものだろう。ただ、良きにつけ、悪しきにつけ、突出した経営者がワンマンで引っ張ってきた会社で80歳になっても、ご本人が会長と社長を兼ねて経営しているところに、会社としての若干の危うさは感じる。題名から考えられる、説教風・自慢話風な本ではなく、面白い内容の本だった。
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SUZUKIの社長の話です。
この方の根性は凄いです。
『後ろ向きの努力はしない』
なにより社長の
気の短さが最高です。
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みなさんは、自動車メーカーの
スズキはご存じだと思います。
このスズキが中小企業だといったら
どう思うでしょうか?
本日ご紹介する本は、
従業員 14500人 単独売上 1兆4000億円の
スズキ株式会社、会長兼社長の鈴木修さんが著者です。
その鈴木さんが言っておられるのは
「スズキはまだまだ中小企業だ」
です。
本書はその、スズキの生い立ちから事業取り組みの推移、
そして鈴木社長の事業に対する考え方が読み取れます。
「できるだけ部品を共通化しろ」
スズキといえば軽自動車が得意分野ですが
当初、50万円以下のクルマという新しい市場を築きました。
そこには、小さな部品レベルのコストダウン努力
の積み重ねがあります。
そして、そのためのキーワードは共通化、標準化です。
優良企業では必ず行われている
と言っても過言ではありません。
我々にとっても、必ず取り組まなければならないことです。
「手離れの悪さが自体を悪化させる」
スズキのような大企業でも、”手離れ”
を意識して「ものつくり」をしないと
命取りになります。
”品質,性能のよいものさえ作ればいい”
から”手離れを考えたものつくり”へ。。。
社員全員が考え方を変えなければ
いい会社にはなれません。
「経営状況の把握と危機意識の共有」
危機意識というのは、役員だけが徹底しても
なにも変わりません。
なぜなら、実行するのは社員一人ひとりだからです。
社員全員が、同じレベルで経営状況を把握し、
全員が同じように危機意識を正しく持つことで
初めて、会社全体のレベルがアップします。
本書では中小企業が考えなければ
ならないことがたくさん出てきます。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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「1台あたりの製造コストが35万円。それで儲けが出るクルマを作ってほしい」と言った
「50万円以下のクルマ」という新しい市場を築いた先駆者として、先行者利潤を得ることができた
「本当に儲かった分でいろいろ楽しむのは結構だが、儲けがないなら水でも飲んでおけ」
「3位以下の企業は不安定」=小さな市場であってもナンバーワンになることが大切
利益900億円は、実際には1部品あたり1円50銭の利益を積み上げた結果に過ぎない
大企業との提携=「技術面で一流メーカーの教えを請いたい」
「小さな市場でもいいから、とにかく1番になりたい」
小さなクルマを作ることなら、誰にもまけない=スズキの競争力を培う力になった
会社全体のレベルアップ=経営状況の把握と危機意識の共有
生き残るために、我流を捨てて、「基本」に忠実に行動しよう
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◆目次◆
序 章 いまが最大の危機
第1章 ピンチをチャンスに変える
第2章 どん底から抜け出す
第3章 ものづくりは現場がすべて
第4章 不遇な時代こそ力をためる
第5章 トップダウンはコストダウン
第6章 小さな市場でもいいから1番になりたい
終 章 スズキはまだまだ中小企業
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/5e25ce0cb3425867.png
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スズキ自動車の会長である鈴木修氏の経営に関する自叙伝的内容。
軽自動車という市場でのプレゼンス、インド市場での圧倒的シェア。
現在の成功について、自身のポリシーや考え方を回顧して述べられている。
読むと分かるのが、名物経営者ではあるが、決して奇人ではないこと。
とっている方針は至ってシンプル。
しかし、強いリーダーシップを発揮して、会社を引っ張ってきた様子が窺える。
また、改めて感じる人間関係の重要さ。
困った時に助けてくれる人をどれだけ持てるかも重要となってくる。
自身初の著書とのことであるが、読みやすく、分かりやすい内容だった。
全て自身の経験に基づいているからであろう。
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自動車メーカのスズキの社長の鈴木さん。
言っていることも、書いていることも、それなりに納得できます。
大企業病にならないための工夫が必要であることがわかります。
親族で社長を引き継ぐことの問題と、ずっと社長をやり続けることの2つの問題の間で揺れているかもしれません。
これから10年のスズキをどうしたらいいか、うまくいくといいですね。