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将来の目標にもとづく、長期的視点での勉強法
55歳で引退自分の好きなことをやる、そのためには
45歳から55歳まではアウトプット
35歳から45歳まではインプット
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●読書録未記入
学歴で仕事ができる時代は終わった。これから大切なのは「学習歴」。
p48 【人間の価値を決める7つの能力:早稲田坪井善晴】
1論理力
2構成力
3暗記力
4直感力
5計算力
6創造力
7自己実現力(目標達成力)
p160 【鉄則7/9】【文章 話 ビジネスはいずれも「構成力」がカギ 相手を説得するには
「論理的な力〜ストーリー構成力」(基礎教養・問題意識が必要)が重要
また、ストーリーを読んだり理解したりする相手の気持ち 感じ方 考え方 がわかる 人間性が必要】
p.20 【「企業が不況時にとる戦略×2」:1.コストダウン(リストラ等。まず、「切り易い者」、次に「切っても痛まない者」)釈然としないが、資本主義社会というのは株主の利益優先なので、そうしないと経営者失格。2.「弱いものいじめ」×2 ?シェアを買いに行く。値下げを断行し、下位の同業他社を潰しにかかる。?M&A(企業の合併・買収)不況で弱った企業を安く買い叩く。その結果、不況が去ったときは、弱者はみな舞台を去り、強者はより強さを増している。】→不況は弱者にとことん冷たい。
参:◎「世界連鎖恐慌の犯人」 (Voice select)(堀 紘一/PHP研究所(2008-12-18)
p.175【★★不況は、金持ちをさらに金持ちにし、強い会社をさらに強くする。★★景気の良い時に格差が広がると言うのは、まったくの誤解、錯覚なのである。】
p.21 【対策:自分の労働価値を上げる×3 ?新たな経歴を作っていく ★?能力を高めていく ?人的ネットワークを構築していく
特に?を続けていけば、?・?は多かれ少なかれ後からついて来る:それには「勉強」。】
p.82【「日本の英語教育改革」案(衆議院議員(2009.03当時)加藤紘一):大学受験の英語をTOEFL・TOEICにする。ともに英語を母国語としない国の人を対象にアメリカが行っているテスト。TOEFLで600点・TOEICで700点も取れればビジネスのじつようにも対応可。
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)・TOEIC(Test of English for International Communication)】
p.82〜83 【ハーバード留学を希望する人が受ける試験:TOEFLとGMAT(Graduate Management Admission Test):ジーマット。ビジネススクールの適正試験。英語の数学用語などは和英辞典にも載っていない事が多いので、まず図書館で「私家版・用字用語集」を作ると問題を解く足懸りになる。】
p.84〜88 【「最後の一センチ」で人に差をつける:これ以上は考えられないと人が諦めた時にも、さらにもう一歩、一センチでもいいから先まで考えて知恵を絞らないと勝てない。(起きている事の本質を正確に把握できれば、その問題は解決したのも同じ・ビジネスで最も重要なのは、以下に新しい付加価値を生み出すかである。そのためには、差別化について徹底的に考えなければならない。差別化の方法を考え付いたら、今度はそれを利益に結び付ける【回収エンジン】を設計しないといけない。そのためには、やはり【考えて考え抜け】なのである。はーばーどのけいえいがくでは(資本や経験では無く、【知恵】でやるもの】チームワークよりも個人の能力を磨く事が優先される。★『考え抜いて知恵を出せるリーダーの存在が、チームをもまた���かすのである。』】
p.98〜102 【「私的なスタディ・グループ(勉強会)をつくろう」:1冊の本を皆で読んで来て意見交換会をすると自分では気がつかなかった意見も出、参考・インスピレーションになる。さらに勉強会には色々なゲストも呼べる。普通個人的には会って貰えない様な人でも、座費勉強会のゲストに来て頂きたいと頼めば、意外とオーケーをくれるものだ。すると、貴重な話がナマで聞ける。また、「人が集まれば、そこは情報収集の場ともなる。』・『人脈を構築するベースキャンプとなる』(人脈は仲間が一人増えるごとに売買ゲームの様に広がっていく習性を持つ。その上、普段あまり会えない人たちをメンバーにしておけば、勉強会を開く事で自然に人脈のメンテナンスが出来る。人脈は『名簿』でなく『生きもの』。時々あって触れ合っておかないと死んでしまう。人脈は広げ・深める事より、維持する事の方が難しい。】
p.103〜107 【「社会人の勉強法『五つのポイント』」
1.一つのテーマに絞って集中的に勉強する(専門分野にどれだけ精通しているかで勝負が決まる)
2.一度は海外に出て自分の足で歩いてみる
3.あらゆる「一流の物」に接するよう心がける(一流の人の仕事ぶりを見ると成長の度合いが変わる・普段から一流の物に接していないと、いくら良い物に巡り合っても、その価値を感じ取るアンテナが働いてくれない。
4.セミナーや講習に根気よく参加する(3.にもつながる)
5.できる限り沢山、書籍を読む〜基本。】
p.115 【文章はしゃべるのと違って、十分な論理構成が出来る人でないとかけない。文脈を追っていけば、前提と仮説、分析・論証、書き手の視点・判断、そして結論と一体一連の流れがきちんと整理されて、読み手の頭に入るように書かれている。優れた著者には、行間に語らせるワザも備わっていて、読めば読むほど深みが増す。】
p.119 【欧米のTVのコメンテータ:視聴者の常識や価値観をぶち壊しかねないような、衝撃的な湖面となり情報を提示できる人こそが、真の知識人でありジャーナリストである。〜誰にも分かるようなコメントしか出来ないのでは、知識人あるいはジャーナリストとしての価値がない。】
p.128 【「ビジネス上のあらゆる活動において、最も難しいのは「売ること」(セリング)に尽きる。」「経験」だけでなく、「机上の学問」」(会計学などでも重要):「読書」で『相手の身になって考えるには』を読解力によって実践していく事が必要。】
p.130〜132 【「哲学書がビジネスに役立つ理由」:リーダーは『未来の事』【分からない事】を決めるのが仕事であり、その限りにおいては会計学とかマーケティング論といった、実践的と言われる学問は余役立たない。分からない事を決める時に最も役立つのが、何だか訳がわからない学問=『哲学』である。
★「導き出された応え【方向性】には、当然、リーダー自身の経験に基づく独自の人生観や価値観、世界観が色濃く反映されることになる、こうして、論理的に100%正しいとは照明の仕様がない将来ビジョンに説得力を持たせ、部下たちをその気にさせる事が出来ないと、リーダーの仕事は務まらない。この時に、哲学書を読んでいる人といない人とでは、リーダーとしての��葉の重み、説得力が断然違ってくる。」】
p.132〜135 【著者の好きな哲学者・書×2 + 1(ダーウィン(進化論))
1.エーリッヒ・フロム ◎「愛するということ」(鈴木 晶,Erich Fromm,エーリッヒ・フロム/紀伊國屋書店(1991-03/ISBN-13: 978-4314005586/@1325)《人間砂漠といわれる現代にあり、〈愛〉こそが、われわれに最も貴重なオアシスだとして、その理論と実践の習得をすすめた本書は、フロムの代表作として、世界的ベストセラーの一つ》:キリスト教に深い影響を受けて哲学者で、愛や人間について徹底的に追求した。『愛する』と言うのは非常に難しい技術なのである。(「あまり好きでは無いが、会社には貢献するような部下を、どう『愛して』行くか。これは、強く意識し、訓練しないと、なかなか出来ない事である。このような時に生きる『哲学』。)
2.ジャン=ポール・サルトル:実存主義。『価値観』と言うものの本質を学べる。
?付加価値をつけよ
?差別化を図れ
3.ダーウィン(進化論):「生き残るのは『強いもの』ではなく、『変化し続けるもの』(例:恐竜と人間)環境に適応できるかどうかで、運命が決まる:
★過去の成功体験に捉われたままの企業・個人は生き残れない。常に一歩でも先の進化を目指さなくてはならない。
人事評価でも『成果』と共に『成長の跡』が見られたかは重要視される。)】
p.178〜180 【「最高の師はお客さんである」:お客様の反応をチェックする事でPDCAサイクルを回す。】
p.180 【「エバー・オンワード」=「限りなき前進」】
p.182〜185 【「違和感のある話ほど真剣に聞け」:
★30%以上の新しいものが含まれている人の話を、拒否反応を示さないでとりあえず咀嚼する事により、『ブレークスルー』が生まれる、学習能力が格段に変わる。一流の人は、新しいものが入っていいる比率が大きくても租借するが、勉強意欲の無い人は、聞くだけ出て一杯一杯になっていしまう為、適当に聞き流してその場をゴマかそうとする。彼我の違いは、とてつもなく大きい。
★新しいものが30%超:拒否反応が出て(講演に)「素晴しい」の礼賛が戴けない。
20〜30%:「良い講演」と聴衆に言って貰える。
20%以下:「つまらない」・「わざわざ聞きに来るほどの話ではなかった」(知っている事ばかりだった)となる。
毎回違う聴衆を相手に、この「20〜30%」を入れつつ、新鮮味のある話を組み立てるかは難しい。】
p.188 【「価値創造は『聞く』・『咀嚼する』・『再構築する』=『朝令暮改を辞さず』】
p.188 【「講演の10回サイクル・7回目がヤマ」(著者の場合)〜7回目で内容・時間配分とも練れて、「ピーク」(ヤマ)となるが、8回目から飽きてボルテージが低下。10回を一巡として、一旦作り上げたものを全て捨て、また一から作り始めるのが著者の講演パターン。】
p.191 【人物の評価が一方に偏った時は、自分と反対の見解を持ている人の意見を注意深く聞くこと。】
p.194 【「クリスタリゼーション」:「結晶化」
「イテラティブ」:同じところを何回か通って不純物を取り除いていく作業。これを繰り返す事により始めて結晶��、純粋化することが出来るが、あまりあまり「イテラティブ」にこだわると、元のものが持っていた『香り』を失う事になる。】
p.198〜200 【ビジネスの現場から学ぶ三位一体の法則:1.予習 2.復習 3.現場】
p.198 【ビジネスの現場から学ぶ方法:1.観察する(人でも物でも、とにかくよく見る)2.話を聞く(聞き上手になる)3.書を読む(読書+調査)4.論理構成(1〜3を総合して、自分の仮説なり考察を構築していく。)1〜3は学ぶ手段、4は学ぶ目的。最後に論理構成が無ければ学んだ事にならない。本を読んだら、この本から何を学んだのか、学んだ事から自分のどこをどう修正するのかを考察しないと折角の読書も効率よく身にならない。】
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200909/人間の価値を決める7つの能力:?論理力、?構成力、?暗記力、?直観力、?計算力、?創造力、?自己実現力(目標達成力)/日本の大学入試では?と?だけしか要求しない/ビジネスの成果はこの7つの能力の掛け算で出る、だからバラエティに富んだチームでやるのがよいし、個人は「1点差別化」になるべき/「1つのテーマに絞って集中的に勉強する」:社会人になってからの勝負は、ある特定のテーマにどれだけ精通しているかにかかってくる。専門領域を一つでも持っている人と、何も持っていない人とのあいだには、どうにもならないほどの差がついてしまう/リーダーは「わからないこと」を決めるのが仕事:わからないことを決めるときに最も役立つのが、哲学/「いいかオマエら、インテリかどうかというのはな、微妙なものを識別できるかどうかってことなんだ。微妙な違いがわかるかどうかで、インテリかどうかが決まるんだ」/コシヒカリの茎を短くするための肥料のタイミング:茎の緑色を三千種類の見本帳からチェック/勉強こそ「継続は力なり」、そのためにはプッツンしないこと、「諦観」の心持ち/講演では聴衆が知らない話・意外な話を20〜30%以内に収めると受けがいい/運を呼び込む行動術:会っても早めに切り上げて帰る、相手に「もう少し話をしたかったな」と思ってもらうくらいが一番/
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内容紹介
学歴で仕事ができる時代は終わった。これから大切なのは「学習歴」だと著者はいう。
では、いつ、どんな学習をすればよいのか。本書は、著者自らが実践してきた勉強法を
初めて公開した異色の書。
まず、勉強するためには目的を明確にすることからスタートする。
次に、その目標をクリアするための方法論を確立する。その際、高校や大学受験といった
短期決戦には「戦時の勉強法」、キャリアアップを図る、経営者になるといった長期決戦には
「平時の勉強法」といった使い分けが重要になる。
「戦時の勉強法」においては、東大合格、ハーバードMBA取得といった難関をクリアした
著者独自の勉強法が明かされる。「平時の勉強法」においては、読書の効用、
お客さんを師とする学び方、ディスカッションパートナーの重要性などが語られる。
また、勉強が長続きしない人のために、簡単に「習慣化」するためのノウハウも開陳。
すぐに役立つこと間違いない。
とにかく当たり前のことかもしれませんが、まずは実践ですね。
やってみないことには何も始まりませんよね。。。
今から行動あるのみです。。。
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予復習や常に学び成長する気概や読者や教養の重要性を軽い文体で説いてる。本人が嫌いと言う通り、タイトルほど具体的ノウハウには触れてない。
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いわゆる効率的勉強法の追及みたいな感じがして大嫌いな類と思ったけど手に取ったのですが、意外にもかなりよかった。著者が60代ということもあるのかもしれない。
最小・省エネ勉強法の追及で、最短直線距離の勉強法追及法がまず書いてありましたが、東大入試のときの分析にはお腹を抱えて笑いました。ハーバード時代の猿の悪知恵的勉強法もおもしろく、事前に要点を類推してノートの書き溜めをしておき、試験時にはそのノートの書き溜めをテープで解答用紙に切り貼りをして論文を作成して高得点をゲット、ハーバード300年の歴史で日本人初の最優秀成績者・ベーカースカラーの称号をとってしまったのだから、工夫をすれば突破しうるものだ。何事も知恵をだしきることの大切さを感じました。また、このような勉強法は戦時の勉強法であり、普段からの小説や哲学や経済書などの読書が本当の実力をつけるという点も省エネ勉強法をモットーとする著者から語られるというのは興味深かった。
本人のこれまでの人生をそのまま振り返って直球でぶつけて書いたことが感じられるものであり、内容はとてもよかった。題名がちょっとイカンと思う。
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自己の価値をあげるためには、1)新たな経歴をつくっていいく。2)能力を高めていく、3)人的ネットワークを構築していく。全体として当たり前のことが記載されているが、実体験による、一流コンサルタントの堀氏ならではのことなので、納得。
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内容としては至極当たり前の内容ですが、改めて勉強はどうやるのかということを考えさせられた。
まず、勉強を習慣化させ継続すること。
肝に銘じなければ…
また、物事の本質について常に何が問題なのかということつかむということも習慣化させるようにしなければならない。
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タイトル煽りあり、超注意。
これを読んだから年収は上がらないよ。
ただ、ボキャブラリーは広がると思います。
聞くよりも、人に学ぶよりも
書がメインの自己啓発書ですね。
ただし、普通の読み方をしては
学べないことはご注意あれ。
時には触れないジャンルにも触れる必要があるかも。
それと大事なのは率先してやること。
あきらめないこと。
あきらめると本当に
そこでいろいろと消えますからね。
ただし、目新しい本ではないです。
ええ。
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この人、こんなに面白い本を書いてたんだ〜。知らなかった。大前研一に通じるものがある。力を入れるべきところとその必要がないところを上手く使い分けている。
①論理力
②構成力
③暗記力
④直観力
⑤計算力
⑥創造力
⑦自己実現力
「一点差別化戦略」
56歳を目前にして自分についている力とはなんだろう?
上の①〜⑦のうち④⑥⑦は弱そうだな。今後伸ばしたいものは⑥か⑦か?目標達成力とすれば⑦だな。
観察力を磨くこと、あとは継続すること。年の初めに良い本を読むとやる気も湧いてくる。