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えー?なにこれ、面白い。前田さんの本でひさしぶりに最後まで楽しく読めました。もちろんライトノベルなので軽いノリなのですが同じFT物でもディアスポラよりぜんぜん楽しい。ストーリーは作者本人も言ってるように王道なんだろうけどキャラクターが魅力的で感じ悪いキャラがぜんぜんいない。巻を重ねてもこの面白さを維持できたら前田さんの代表作になるんじゃないかしら。
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世界観に雰囲気があり、ストーリーも良く、キャラクターも個性的。
「イイカンジ」ではあるのだが…………
「んんん?今、私、読み飛ばした?」と前のページを繰ること数回。この人の地の文はどうも説明が回りくどく忘れたころに3ページほど前のキャラクターの行動理由が書かれていたりするという……ちょっと疲れました。
それさえなければ、さらに良い作家さんなんだけどなー。
全体的に主人公視点なので、主人公の「こいつはこう考えているに違いない」という疑いと、「実際にはこうだ」という事実の区別がたまに読んでて分からなくなるのも難点。
頭を柔らかーくして考えつつ読まないといけないかも。
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あれー、こんなに面白かったっけ?
買った当時以来に読んだんだけど、イメージ違ったなぁ。
トゥラルクの大人びた振る舞いの中に少年のさっぱりした性格が見えて可愛い弟分なのと、ヒルクィットの心を読ませない何を考えてるのか底が見えない策士的なお貴族様…相反するようで似た者同士、腹の探り合いをしつつも、いいコンビになりそうな掛け合いと。
とにかく、会話が面白い!
常にニヤニヤしちゃってたんだけど、トゥラルクの正直な物言いがね、強調したい所の繰り返し方とか念押しが微笑ましくって(笑)
イーシャと言う、こちらも奔放な女性にあたふたする感じとか、いるよね、こういう子(笑)
まだ序盤だから大きな動きはないけど、彼らの特徴はすごく掴める流れになってる。
書き下ろし短編が面白かった!
それだけでも、読むなら楽しいよ!
この先がどうなっていくのか、次を読んでみなくちゃ分からん!次!次!