紙の本
初!ライトノベル購読
2016/04/16 17:51
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投稿者:紙の折り鶴 - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて購読した、ライトノベルです。元々はこの本を原作としたアニメ「這いよれ!ニャル子さん」を観たことがきっかけです。アニメ以上に面白い場面があっておもしろく、退屈させないストーリーです。
まだこの本を観ていなく、アニメを観た人も観てない人もぜひ購読してみてはいかがでしょうか。
紙の本
あんまり「ニャルラトホテプっぽく」ない
2009/06/09 23:43
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もりそば - この投稿者のレビュー一覧を見る
クトゥルー神話のトリックスター、ニャルラトホテプ(ナイアーラトテップ)を美少女にしたラノベ。
この設定を知った瞬間「斬新!」と思って購入しましたけど、よく考えてみると「デモンベイン」で魔道書アル=アジフがロリっ娘としてすでに登場してますし、それほど革新的な設定でもないわけです。
ではなぜ「ニャルラトホテプが美少女」にそれほど自分が反応したのか、を考えてみると、クトゥルー神話において特異な位置を占めるこの「無貌の神」を、どう美少女として活かしてくれるか、ということに関心があったからです。
自分の中ではニャルラトホテプのイメージは、「暗躍」です。最強クラスの力を持ちながら、暴力を振るうのではなく、人間たちの欲望の背中を押し、自滅するのを嘲笑する、という感じ。
この本のヒロイン、ニャルラトホテプの「ニャル子さん」はあまりにそのイメージからかけ離れている。惜しみなく力を振るい、主人公に甲斐甲斐しく弁当を作る。ギャグは基本的にブラックで変人ですけど、権謀術数とは程遠いキャラです。
そのイメージとの相違について、ニャル子さんは
「ニャルラトホテプは固有名詞ではなく、種族名である。自分のほかにも沢山いる。ニャルラトホテプ=暗躍家のイメージが流布しているのは、たまたまラヴクラフトが会ったニャルラトホテプが、そうだったからだ」
などと答えているのですが、それでいいのかと思いました。自分としては、その「暗躍家」のニャルラトホテプを美少女にした話を読みたかった。
話は結構お気楽です。コメディパートがメインですけど、パロディが多いせいか、それ程のめり込めませんでした。「名状しがたいバールのようなもの」などとクスリとくるところもありますが……。
あと気になったのが、主人公のツッコミです。どうもやりすぎな感がします。フォークで刺したり、辞典をぶつけたり、容赦がありません。
敵が襲ってきたらニャル子さんの後ろに隠れるくせに、えらい強気……どうもあんまし好感が持てませんでした。
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ただのネタだと思って期待してなかったけど、いい意味で期待外れ。
ニャル子の個性というかボケ/ノリがわりと新鮮。
ギャップで笑わせるネタでもあるので
クトゥルー神話の概要とかを知らないと笑いのツボが伝わらない気も少々。
内容的には別にクトゥルーであるひつようないじゃん?とか言われそうな
ものなわけだが、テンポもよくて好印象。
うまいと思うな。
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かつて、PC「デモンベイン」(のちにPS2化)が世に出たとき。
賛否両論はありましたが、著者あとがきでも触れているように「ラウグラフトの御大も草葉の陰で泣いていよう」とのお言葉もありました。
が、今作品のある意味バカバカしい展開は、其を凌駕したと思います。
著者曰く「御大が墓から甦ってくる」とのコト。
ま、あの展開ではね・・・
一気読みできるほど面白かったから、問題ナシとしたいですが、いいんでしょうか?あんな連中が外なる神々で?
ちなみに私は「燃え」る展開も「萌え」もスキなのでデモンベインも本作品とも賛成派
ごく最近、クトゥルフ関連のコンビニ書籍をパラパラめくっていると、本作品の紹介がありました。
恐るべし情報社会!
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軽くてアホくさくて、オマージュとか小ネタ満載。ストーリーとか世界観とかそんなのはかなりどうでもよくて、元ネタをどれだけ追えるかがこの本の楽しさを左右するような気がする。
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クトゥルフ神話を知らない人がどこまで楽しめるのか甚だ疑問に思いながら読破…。
神話好きの自分は楽しめたと思うのですが、神話を知らない人にはどうなんだコレww
普通にクトゥルフ神話知ってても『SAN値』とかわからないんじゃ…?←TRPGネタだしね。
でも、小ネタは最高に面白かったですw
土星の風土病、サイクラ脳腫は自分の中でメガヒットですww
ニャル子さんもかわいかったけど、他のニャルラトホテプ様方にも出てきてもらいたいとかなんとか…。
そこらへんは続編に期待ってことでw
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宇宙規模でバカな話してたんだなぁ、クトゥルー神話って(笑)もちろんそれは大きな勘違いでしょうが、こういうテンポの話は好きです。若干のグロさは否めないが憎めない感じのニャル子さんもよい。
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クトゥルー神話が題材らしけど、知らなくても全然大丈夫でした。
内容はとにかくカオス、メタ、パロにつきます。
このキーワードに反応する方であれば買って間違いなしでしょう。
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ちょうど原作のクトゥルフ神話を読んでるときに手にとった作品。
見覚えのある邪神やフレーズがとんでもない使われ方をしていて大変笑わせてもらった。(例:名状しがたいバールのようなもの)
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「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプです」と意味不明なキャッチフレーズとともに隣に立つ銀髪の美少女。
こう言って「ニャルラトホテプ」ということばにピンと来たらご名答。あの狂気の神話体系、『クトゥルー神話』をベースにしたライトノベルである。ラブクラフト御大も、よもや日本でライトノベル化されるとは思いもしなかったろうに(笑)。
そんな不思議な美少女が現われて主人公男子の生活はてんてこ舞いになる。ま、ストーリー展開はごく普通のライトノベルである。
そこにニャルラトホテプ(←コイツがニャル子である)や、元ネタ……と言ったら失礼か、クトゥルー神話のライバル、クトゥグァをはじめ、ダゴンにハイドラにナイトゴーント、あげくにはノーデンスまでそうそうたるメンバーが出演して「ライトノベル」してくれる。
わからないひとにはまったくわからないけれど、わかるひとにはギャップが楽しめる……かもしれない。パロディっぽい作品なので元作品を知っているほど好き嫌いがハッキリ分かれてしまうだろうからだ。「千の貌を持つ」と言われるニャル子は、元ネタから何を考えているかわからない部分があるキャラだからまあいい。しかし、その他のキャラクタや設定の扱いまで「ニャル子基準」になってしまうのはどうなんだろう? 面白いといえば面白いけれど「こんなの、クトゥルーじゃない!」といえばそうも取れるのだ。
僕ぁ、ルルイエの設定にイスからコケた。
そうだったのか。浮上すれば世界が終わると言われていたルルイエってそうだったのか(笑)。
でも。
こういうの、僕は嫌いじゃないよ。むしろこういうラストは好きだ。
だから続刊は読んでいない。第一巻で僕には十分。
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えー,タイトルから推測できるだろうけども
クトゥルー神話の這い寄る混沌・ニャルラトホテプを題材にした話です.
つってもオリジナルのようなコズミックホラーじゃなくてコメディですが.
ニャルラトホテプ星人のニャル子(仮)が
地球人の少年,真尋くんの護衛にやってくる話です.
いつもは敵っぽいポジションで登場するニャルラトホテプが味方として登場.
「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌,ニャルラトホテプです」
なんて素敵なキャッチフレーズなんでしょう.
色々と知ってる名前が出てきて笑えまする.
まぁ,本家の人々(?)が楽しめるかどうかは知らんけども.
うん,面白かったよ?
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ヒロインが主人公とフラグを立てようと頑張る話。コメディの要素が強い。ご都合主義だが、その分テンポが早くて面白い。
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ネットラジオが面白かったから
当の作品はどんなもんかと読んでみた。
一章読んで力尽きた。
設定は工夫されてて面白くなりそうで、
後々面白くなるのかもしれないけど
そこまで我慢できなかった。
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深夜。八坂真尋は得体の知れない「何か」に追われていた。どんなに助けを求めても応える声も人もなく、彼は町中をあてどなく逃げまどうしかない。そして息も切れ、自らの最期を覚悟したその瞬間――
「いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプです。」
――銀髪の美少女が、とてつもなく意味不明なキャッチフレーズとともに現れた!
ニャルラトホテプ改めニャル子曰く、彼女は真尋を狙う悪の組織から、彼を守るために派遣されてきたというのだが……。こうして、真尋とニャル子の異常な日常が幕を開けた!這い寄れ、ニャル子!負けるな!真尋!怒涛のハイテンション混沌コメディ!
アニメ化
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冒涜的なクトゥルフ物。ラブ(クラフト)コメディとはよく言ったもので。うん、ぎりぎりだろこの小説。いや、出版されてるけどアウト側だと思うんだ。まったくどういうことなのか・・・。面白いんだけどね。ニャル子さんかわいいよニャル子さん。
御大墓から出てきちゃう・・・・窓に!窓に!
とりあえず原著のほうを読もうと思った。