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横溝正史シリーズを思わせるストーリー
ただ 予想どうりの犯人だったのが・・・
でも また 他の作品もよまねば!
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山神信仰、憑き物信仰の古い因習が残る山深い昭和期の村、そこを舞台として次々と起こる村人の謎の怪死事件を、小説家刀城言耶が追う。
『オカルト・ホラーと本格ミステリの融合』とは作者氏を語る上で定冠詞になりつつありますが、それでも語らずにはいられない。
背筋がゾクゾクするような暗い恐怖の描写、複数の人物の視点を『手記』という形を使い、場面ごとに変化をつける演出や文章構成の妙、それでいて作中において言耶によって理路整然と展開されるミステリのいわゆる『謎解き』要素。
ミステリに「気持ちよく騙される」快感を求める自分にも、極めて衝撃的だった結末・・・ミスディレクションの構成も見事です。確信の部分では声を出して「ええっ!」と叫んでしまいましたw
金田一耕介テイストな時代設定・舞台設定でありながら、非常に現代的で洗練されたミステリの傑作。
面白かったです。
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民俗学なところとか横溝なところとか、雰囲気はとても好きです。犯人はちょっとがっかり…。最後の描写の説明は冗長かと思います。(言い方が悪いんですが、鼻につくというか…
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夏に読んでよかったかもしれない。窓の外の暗がりとか気になってしまったw 推理していくだけじゃなく、背後が気になってしまうような要所要所の描写がたまらないです。
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昭和初期の山村独特の雰囲気を醸し出す内容と文章が、おどろおどろしい感じを一層強くして、一気に物語の世界に引き込まれました。
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全編にわたって、村の異様な雰囲気がよく描かれていたと思います
紗霧や蓮三郎の視点から語られる怪奇はまさにホラーで、背筋が寒くなっりました……
最後の、刀城さんの謎解きにはびっくりしました
何回犯人間違えるんだろう、と
しかしそんなところも普通の人っぽくて素敵でした←
固有名詞や白黒両家の人物、また彼らの関係など、初めは噛み合わなくていらいらしたけど、中盤からは一気に読めた
(私が面倒くさがって巻頭に戻らなかったのが悪い)
しかし、「サギリ」が何人もいてややこしかった(笑)
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シリーズがよくミステリーランキングに載っているので興味をひかれ購入。
昭和30年代を舞台に、孤立した村で起きる怪奇と殺人、という意味では横溝正史風なのだけれど、横溝以上に(別に悪い意味ではなく)嘘っぽさがあり、ドラマの「トリック」を思い出した。登場人物の名前や地名にことさら難しい漢字が使ってあったりするのも、その雰囲気を助長していると思う。
そもそも本格推理小説がリアルであることは難しい時代だと思うので、こういう嘘っぽさこそが逆に似合うのかもしれない。作者も確信犯なのかな。
怪奇の匂いのするミステリーという意味では、この前読んだ"The Little Stranger"と似ているのかもしれないが、受ける印象はだいぶ違う。
きっとWatersは文学作品をたくさん読んでいる。この作者は推理小説をものすごく読み込んでいそう。
Watersのほうが好みだけど、これはこれで、アリな感じ。
シリーズの他の作品もまたそのうち読もうかな。
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これは怖い
既視感のある情景なのにまったく異なるものである
ジャパネスクホラーの真骨頂かもしれない。
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刀城言耶シリーズの第1弾!。横溝正史の世界を彷彿させる作品。結末部分に少し不満が残ったため、星3つ。
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刀城言耶シリーズ一作目。読むの時間かかったー。ホラーな雰囲気は面白かったけど、いろんな人の手記で構成されているのに、あんまりそんな気がしなかったな。日記が日記っぽくなかったからかも。次作も読んでみよう
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初読み著者さんです。
ホラーとミステリを混ぜて割ったような、所謂横溝タイプのミステリに分類されるかと思うんですが、蘊蓄も多いので横溝というよりは京極夏彦かな?
蘊蓄多い分、読むのに非常に時間がかかるので、休日読書向けです。
禍々しい世界観の割に、読後感はさっぱりしてました。
探してまで手を伸ばすかはわかりませんが、何か読みたくなった時に本屋に並んでたら買ってしまいそうなくらいにはツボ。
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刀城言耶シリーズの中でもこれはホラー色が強いなー。読んでて怖かった。カカシ様、とかもう名前だけで怖い。本筋と直接関係ないところの、村の人の怪奇話がすごく怖かった。
事件の真相の方は、まぁ、こんなものかな?色々な考え方ができるよね……的などんでん返しが、このシリーズの醍醐味なのかな。
面白かったです。
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ミステリィホラー。
舞台となった村は2つの旧家が微妙な関係で並び立ち、
神隠しを始めとする無数の怪異が度々起こる場所であった。
とある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく
最初の怪死事件が起こる。
そして次々と起こる連続怪死事件。
果たして犯人は人間なのかそれとも・・・・。
今まで読んだ本の中で一番厚いと思う。
そして難しい言葉がいくつか出てくるので
難易度はちょっと高めな気がした。
けど読み始めると止まらない。
これ以上のホラーはなかなかお目にかかったことが
ないですね。
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ホラー7割ミステリー3割
解説にもホラーとミステリーの融合を試みた、と書いてありますが、まさにそんな感じ。悪魔の手鞠歌とか、犬神家の一族とか。
んー、ただ、不気味さは忌館の方がすごかったなー、ミステリーが入ってるからかな?ミステリー入ってると、やっぱり最後には現実的な説明がつくんだろうな、と思いながら読むからかな。
でも、謎のすべてを解決せずに不思議な部分を残してあるので、そこが良いとこかな