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●未読◎◎◎
「調べる力」は鍛えられる。世界有数のコンサルティング会社で培ったプロが実践する情報の仕事術。
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著者は、上野氏である。津田塾ー日本能率ーMDBーMCKって感じでキャリアを
進めていき、現在はリサーチ関連の企業を設立し独立している。
タイトルをサポートするには、十分なキャリアであると言えると思う。
調べる事には、ステップがある。
1.知識とのギャップを認識する & 情報源とのすり合わせ
2.情報の獲得、そして検証と判断
3.情報の伝達
以上が主なステップであると著者は述べている。そして、最後のステップで
リサーチの棚卸し。つまり、新しい情報源と出会えたら、それらを整理し
自らの知識とする。この過程が大前提だが守られていない事が多々あるという。
(思いつくままに調べる。行き当たりばったり。調べすぎている等々)
つまり、目的は何で、それに必要なデータは何で、どのように効率的に調べれば
いいのかを最初にちゃんと計画出来ていない。これが駄目なポイント。
そして、情報が必ず当たれるなら一次情報に当たる事、そして上記の裏返しで
まずプランを立てる事、これが大切なポイントって感じ。
総評としては、物足りない。
まぁ、得る所がなかったか?と言われれば、ないって事はない。って感じ(笑)
大学生や22歳の新人社会人の人達にとってはいいのかもしれないな。
ただ、最後の具体的に「業界について調べる」「消費者動向を調べる」等は
目的設定もさることながら、その具体的リソースも呈示してくれているので、
あ〜、こんな感じをフレームワークとして頭に入れておけば、もっと効率的にいく
かもなって感じた。(結局、どこかで棚卸し出来ていなかったかも・・・・)
安いし、さくっと読めるという手軽さはあるので、お薦めは出来るかも?(笑)
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筆者はマッキンゼーのりサーチャーを経て独立した、情報調査のプロ。凄いことが書いてあるのか、と期待して手に取ったら、内容は意外と地味だった。帝国データの企業情報とか、業界調査には政府系の統計とか業界団体の情報とか矢野経のレポートとか・・・個々の調査手法は普通に知ってることが多い。
ただ、調査着手前に計画を立てたり、情報ソースの知識を整理したり、その特質を考えたり・・・などというプロセスは、普通のビジネスマンでは感覚的に消化していて、体系立ててはできてないと思う。ネットに頼り過ぎないとか、図書館を活用するとかも、意外と盲点かもしれない。
本書を通じて感じられるのは、調査のプロの矜持や執念のようなもの。それらに触れて励まされる一冊。
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現在読んでいるところ。調査能力が今以上に高まる必要があるため、書店で気になって購入してみた。コンサルティングの仕事で使う範囲という認識からすれば、全て普通にやっていることとなるけど、他の仕事ではこういう調査についての考え方があった方がいい、ってことなんだろうか。
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自分の調査力も、けっこうイケテることが確認できた。
こういう稼業で、きっちりビジネスになるということ。
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調査のプロフェッショナルによるビジネス情報の調べ方を教えてくれる本
文章は非常に読みやすいが、どうも私は興味をそそられず途中で断念・・・・
というわけで、コメントなし。
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調査畑のエキスパートは、どんなスキルで対処しているのか?
読みやすいし、系統立てている。事例も掲載されてわかりやすい。
しかし私も結構ちゃんとやっていたのだと確認できた。
地味な仕事なんですね。
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これって、営業とか企画とか、特にコンサルタントやってる人/目指している人は絶対に読んだ方がいい。
まあ自分が知らなすぎたのかもしれないけど、いきなりググっちゃう人は、この本読んで立ち止まるべきです。
経営企画のスキルが異なるメンバーの情報収集プロセスがストーリー仕立てに書かれていて、ちょっと自分に当てはまったりするところで、振り返りを自然に誘発している点が良いと思いました。
最後に著者の経歴/経験が書かれています。これもなかなか参考になりますね。実際著者が在籍していたMDBと契約しているのですが、なかなか結果に満足できない理由がわかった気がします。仮説や目的がテキトウというか、漠然としすぎるんですね。もちろん担当者のスキルや経験値にも左右されますから、タダではない情報サービスとうまく付き合うために、この本の一読をお勧めします。
ペット産業が例に上がってますので、そちらに興味のある人にもお勧めしておきます。
読了後は、訓練というか、いかに自分の情報源リストを使いやすく整備していくか、です。
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マーケティングリサーチよりも、
もっと広い範囲における情報収集の仕方が語られている。
最終章の「情報プロフェッショナルへの道」は、
共感できる部分が多かった。
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自分が思い返すときのためにメモしています。
書かれている内容は非常に的を得ていると思う。
そして、結局ロジカルシンキングやシステムシンキングが重要だと思う。
具体的にどう調べればよいかという事に関しては記載されていない。というよりも気にすべき点といった感じである。
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情報収集に課題を抱えるわたし。
育休空けに向け、さらにレベルアップをしたいため読みました。
「調べるサイクル」は情報収集のプロセスが体系化されていて勉強になった。
1:知識ギャップの認識
2:自分の情報源リストとのすりあわせ
3:情報の獲得
4:検証・判断
5:伝達
6:自分の情報源リストの整備
まずは、1と2で課題と方向性を決める(ここはカギだとおもう)
テーマと調査のポイントを書きだすことで、情報の波にのまれないようになる。
3で情報獲得、4で分析、5で周囲に伝達する。
さらに最後に6が加えられているのが大事で、今回あたった情報源を評価して
また次に必要になったときに取り出せるように整理しておくというもの。
「常に何かの情報を見たらその意味合いを考える。話題のニュースひとつとっても、
会社にとって、自分にとってどんな意味があることなのかを考えてみる。」
私には、この練習が必要なのだな。
とっても役に立ったのだけれど、最終章は著者のひとり言と言い訳の羅列で正直不要だったので星4つ。
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何か調べるときに、
・どこまでやったらいいのかわからない
・役に立ったことがわからない
事が情報収集をするときの壁になっている。
情報はたくさんあるから、いかに信頼性の高い情報を探すかということが重要。
自分の状況を見つめて、何が必要なのか、何があれば足りるのかを考えながら情報収集することが大事。
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問題解決のためや、ビジネススキルとしてなど、大事だと言われている調べる力だが、具体的にどのような力なのか、どのように訓練するのかなどが書いてある本は少ない。
この本は、調べることのみに焦点をあてて書かれていて、非常に詳しい。
問題解決のための、前提としての調べる力ではなく、一ビジネススキルとしての調べる力を述べている。
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最初はこんなこと知ってるよー思いながら読んでいましたが、事例1.2を読んで自分の足りない所がよくわかりました。
また最終章の「情報のプロフェッショナルへの道」は、情報調査力とは何かということがよくわかります。
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知識ギャップを認識し、自分の情報源リストとすり合わせて初めて獲得行動が起こせる。検証・判断し、伝達し、自分の情報源リストを整備する。人、企業、業界、消費者で8割。
リサーチが、一般人にも簡単に手が届くようになったというべきか、それでもまだまだと言うべきか。