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怖さと優しさがつまった童話集
2009/04/21 21:41
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る
講談社青い鳥文庫の宮沢賢治童話集4は詩・『林と思想』と『セロひきのゴーシュ』他、3作品を集めた童話集です。なかでも『どんぐりと山猫』は傑作でした。
山猫から一郎君にはがきが届きます。はがきの文面が傑作です。
「かねた一郎さま・・・・・あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。・・・・・山ねこ 拝」
一郎君は小学生です。5年生ぐらいでしょうか。次の朝、一郎君は山猫に会いに行きます。宮沢賢治は擬声語の達人です。くりの木に、笛ふきの滝に、きのこに、りすに、「やまねこがここを通らなかったかい。」とたずねて、森を歩いて行きます。そこで、だまってこっちをみている気味の悪い男(馬車の別当)に出会います。しかし、一郎君は勇敢です。しまいに一郎君は、気味の悪い男を、にたにたにたにたと笑わせてしまいます。
そして、ついに山猫の登場です。なんと、一郎君は三日続いているどんぐりたちの争いごとを、1分半でかたづけてしまいます。一郎君はお礼に「黄金のどんぐり」をもらいます。そして、一郎君は山猫と馬車に乗ってお家に帰るのですが、結末はいかに。
もっともっと宮沢賢治の作品を読みたくなりました。ぞくっとする怖さと、泣いてしまいそうな優しさがつまった童話集でした。
童話
2020/04/09 10:18
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のころに読んだけど、意味がわからなくて、好きではなかったんですが、大人になってから読むと意味が分かって面白い。
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