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Debate界の大OB、佐藤義典さんの最新著書。
所謂ロジカルシンキング本でも、発想力本でもなく、論理的思考とイメージ的な発想を組み合わせた思考法が紹介されている。
とても有用なスキルが平易に理解しやすく書かれており、素晴らしい本だと思う。
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・考えるとは、分解して"具体化"し、相互に関連付けて"一貫性"をとること
・マーケティング戦略には、BASiCS
(Customerが誰なのかでBattleFieldが決まり、その中で、Assetを活かしたStrengthを的確なSellingMessageで販促することで顧客を獲得できる)
・利用場面を具体化するには、人×TPO(誰が、いつ、どこで、どう使う)で分解し、1つの絵にまとめる
・お客様のつぶやきを、お客様の言葉でイメージし、利用前のニーズや利用後のベネフィットを具体化する
・お客様のマインドフローは商品提供後も考える:認知⇒興味⇒行動⇒比較⇒購買⇒利用⇒愛情
・テーマを要素分解し、一貫性のあるマーケティング戦略を導く
(TPO、ベネフィット、ターゲット、差別化ポイントをイメージし、4Pでさらに具体化)
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マーケティングに関する本を初めて読みました。
読み物として,何しろ面白い。
ふーん,とか,ほー,とか,へーとかを連発しました。
125頁「お客様の言葉に近いメッセージ・売り文句だと,お客様に「刺さりやすく」なります。自分の心のつぶやきには,お客様は共感しやすいからです」。
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コンセプトメイキングや戦略立案など、様々な場面にかなり有効活用できそうな一冊。これを読むと、普段行っているプレゼンやコミュニケーションもまだまだ「売り手目線」だったり、「売り手の言葉」を使っていてきちんとメッセージが届いていないのではないかと痛感する。 。
一般的なマーケティングのフレームワークも使いつつ、お客さんの「利用場面」や「静止画」「動画」「つぶやきイメージ」といった右脳によるイメージを駆使して商品コンセプトを作るといったアプローチが目から鱗だった。
装丁やタイトルは控え目な印象だが、中身は相当濃く、具体的で納得のいくものである。
B to BでもB to Cでもまさに「実戦」に役立つ内容で、佐藤さんの言う「Battlefield」で使える一冊である。
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ご存知「ドリルを売るには穴を売れ」の著者。この方の本はどれも人気です。今回はマーケティングに携わる際の「発想法」を多く教えてくれています。アタマの中で何を考えながらアイデアを出していくのか?明日からできる発想法です。
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マーケティングコンサルタントの著者が
売上のあがるアイデアの出し方、考え方を7つのツールを使って
具体的に伝授。
「店舗の売り上げを改善するアイデアがでない・・」
「来週の企画会議がせまってるのに全然ネタが思いつかない」
「反応率の高いチラシを作りたい!」
「競合にかてるユニークな差別化された商品をつくりたい!」
といったかたにおススメです。
こういった悩みをかかえていても、「自分には才能がないから・・・」、などと
考えてしまうのではないでしょうか?
売れる、すなわちお客様にひびくアイデアを作るために必要なのは
先天的なセンスではなく、考え方を知っているかどうかです。
本書では7つのツールを使って、どうすれば売れるアイデアがだせるかを
徹底的に考えていきます。
使うツールは
1 要素分解 アイデアを出す前に情報の整理をしておこう
2 プロセス分解 マインドフローを頭でうごかしてみよう
3 静止画イメージ あなたのお客様はどんな人?
4 つぶやきイメージ お客様は商品をつかうときになんというか?
5 動画イメージ 自社製品をえらぶときのお客様になりきったら?
6 モーフォロジカル・アプローチ ユニークな考えをうむために組み合わせよう
7 数値化&グラフ化 視覚化してわかりやすくしてみよう
の計7つです。
どれもいわれればあたりまえのことでそんなに難しいことではありません。
むずかしいのは常日頃お客様をいかに観察しているかどうか?という心構えです。
日頃からお客様を注意深く、観察しているかたが本書の考え方を身につけることによって、
真にお客様のニーズにあったアイデアを生むことができると思います。
それにしても、「考え方を考える」本はなかなかないですね。
自分も塾で生徒に「なんでそういうとき方が思いつくの?」っていわれるんですが、
これにこたえてないと確かに塾講失格な気がする(笑)
体系化されていないとどうしても、ひらめきとかセンスといった「あきらめ」に行きついてしまいます。
この本の考え方はわかりやすく、使えるものなのでアイデアでねえよ!って悩んでる方はぜひ使ってみてください。
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佐藤義典氏の著作は2冊め。一冊目は「ドリルを売るなら穴を掘れ」という小説仕立てのマーケティング本。この本はMBA仕込みのマーケティング解説本であり、すぐに実践できる手引書である。なんといっても適時適切に例示・解説が加えられた変わりやすい文章であり、構成である。これはマーケティングの範疇を飛び越えた「思考」とか「考えること」をわかりやすく説明しているものといえるであろう。
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経営戦略・マーケティングの勉強を始めたので、読んでみた本。
この著者の本は分かりやすくて、実戦向き。
ただ、著者独自のやり方なので、
御勉強した事とどどのうにリンクさせるかは
自分の中での課題です。
自社の強み(アセット)と顧客のKBF(売り文句)と
結びつけるあたりは、授業で学んだこととリンクして
大変良かったです。
B to B向けのマーケ本が最近出たようですので、
そちらも読んでみようと思います。
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考え方を考えるための本。
このかたの本はさくさく読めてしまう。
それだけに、自分の生活を観察して、この考え方を取り入れていくことを日々意識していかなければと思う。
私は、マーケティングの分野に入りたてだが、
イメージ思考とグラフの取り入れかたに関して、特に学ぶものが多かった
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さらっと流し読みしてみたけど、これはどちらかというと「アイディアの出し方」に近いものがある。
新商品のコンセプトや、既存店の売上減少要因をフレームワークを活用する事でより幅広くアイディアってだせますよ!というくらいの本。
個人的にはアイディアを出す際、フレームワークにとらわれ過ぎると自由な発想ってしなくなるので、オススメしないです。
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アイデアの整理のために再読。分かりやすい。ただ、慣れの問題かもしれないけれど、フレームワークとかは当てはめようとしすぎると、それが目的化してしまう気がするので参考程度にしたい。
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顧客の
・利用場面
・静止画
・動画
・つぶやきイメージ
をイメージしながらコンセプトを考える
その他一般的なフレームワークもしっかり書かれていて、良書だと思った。
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この人の本は3冊目だけど、やっぱりわかりやすくて実戦的。でもこれに近いことを無意識のうちにやってたんだな。何度も読んで頭に染み込ませて、普段の仕事でも自由に使いこなせるようにしたい。
[private]この人の本は本当に分かりやすいな。何度も読んで頭に染み込ませて、普段の仕事でも自由に使いこなせるようにしたい。
戦略BASiCSよりは、「ドリルを売るなら〜」で書かれていたような思考の過程を寄り分かりやすく解説した本。論理の一貫性と肌感覚的具体性をアタマの中でキャッチボールさせるというのはたしかにそのとおりで、本当に頭の切れる人はこういうことを何も意識せずにパパッと閃いていくんだろう。それをこれだけ分かりやすく説明するところがこの人の真骨頂かな。でもあとがきで、考えることはとてもとても大切なので、考えることについて考えて考えた結果がこうした本になっている、みたいなことをあとがきで書いていたが、これを読むとなるほど、そのとおりだよなあと思わされる。
でももともとこういうような考え方をしていたんだということを気がつかせてもらったところもある。分類とグルーピングや時間軸に沿って物事を再現ドラマ風に想像してみたり、など。いくつかの思考フレームワークにも触れられていたが、そういう包丁をたくさん持っていて、材料によってすばやく選択してさばいていけるようになることが大切。
目標設定でロジカル・シンキング講座をやらなきゃいけないこともあり、これを読んで広い意味ではこれもロジカル・シンキングだし、マインドマップだって分類&グルーピングの思考ツールであることに改めて気がつき、少し講座の内容が見えたような気もした。[/private]