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ボディマップ。ボディスキーマ。ボディイメージリング。
ミラーニューロン。島皮質。自分よりちょっと上の身体を模倣する。
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2009年も脳科学本が多く出ましたが、その中でも一番面白いし読みやすいと思う。
身体を覆うシャボン玉の話は必読。
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自分が普段やっている、身体意識を高めること、チャクラを開くこと、いろんなポイントへの意識を高めたり経路への意識を高めたりしていることって、なんなのかっていうことがよくわかってきた。
だから、瞑想なんて意味がないとかそういう理解ではなくって、
瞑想だとかなんだとか、古くから受け継がれたそういう技術って、いまだ科学が解明しきれていない、脳のボディマップとその使い方っていうのを、繊細にコントロールする物なんだろうなというのが実感。
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脳科学の時事本。今読んでおいたほうがいいです。
10年経つと内容がもう古びてしまうのじゃないかと。
グリッド細胞やEBAなど、まあたぶん正しいだろうけれど追認待ちの記事もバンバンと紹介。
脳学会系雑誌を通読している人には今更感ある内容ながら、一般向けに脳研究最前線のホカホカのホットな部分をまとめて解題するには好書です。
超常現象もこれで説明がつく!ってあたりが、臨床家や研究者ではなくサイエンスライターならではの勇み足っぽくて微笑ましいです。
こういう科学読み物本、もっとたくさん翻訳され売れるといいなあ。
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仕事がらみの本、息切れしながら読み終わり。うむ、治療はどうボディマップを読むか、どうミラーニューロンンのうらをかくか、てな具合に頭を使っていこう、と思いました。
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おもしろい内容なんだが、少し長く、途中で読みづかれしてしまい、中身をあまり覚えていない・・・。もう一回読みたいと思うし、興味深い内容も多々あることは確か。
特にボディイメージについて幅広く具体的な例で、詳しく記載されてある。
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わかりやすさと科学的な厳密さのバランスを取るのはそう簡単ではない。この本は脳科学の最先端を追いつつも、読みやすくまとめられており、好著と言えよう。
著者の1人、サンドラ・ブレイクスリーは脳科学者V.S.ラマチャンドランと共著で「脳の中の幽霊」("Phantoms in the Brain")を執筆している(こちらも好著!)。本書が原題"The Body Has a Mind of its Own"に対して邦題「脳の中の身体地図」をあてられているのは、この2人の共著作を踏まえてのことだろう。
本書には数多くの研究者が登場するが、ラマチャンドランの研究も当然取り上げられている。
本書でおもしろかったのは、ミラーニューロン(自分自身だけでなく、他者が行う行為にも反応するニューロン)の話とイメージトレーニングの話。高い技量を持つ人とまったく素養のない人とでは同じものを見てもミラーニューロンの反応の度合いが違うということと、基礎トレーニングを終えていない人がイメージトレーニングをしても無益であるばかりでなく有害でありうるということとはどこか通じる気がしておもしろかった。
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身体感覚と脳神経の対応であるボディ・マップに関する本。環境との相互作用、ボディ・マップを持たないコンピュータは知的な存在にはなり得ない、というように、入來先生の最近の研究結果やミラーニューロンの発見など、注目が再び集まりつつある分野の紹介。翻訳は日本語として堅苦しくイマイチ。・ボディ・イメージという言葉はポール・シルダーによって導入された。自分自身にとって、身体がどう見えているかという「思い込み(belief)」。ボディ・スキーマが実態を有しているのに対し、ボディ・イメージは態度や期待、妄想をも含む。減量しても太っている気がするのはボディ・スキーマとボディ・イメージが食い違っているからなのかもしれない・海馬には場所細胞があり、特定の空間で発火する。場所細胞の一段上のレベル、嗅内皮質にはグリッド細胞があり、周囲の要素とは関係なく自分の位置を判別する。
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自分の周りの空間をどうやって把握しているのか、自分の動作と周囲の関係をどうやって脳でコントロールしているのか。本当に興味は尽きません。
そこにあるものを手にとって普通に作業している私たちですが、考えてみれば素晴らしいシステムが働いているというわけです。
その当たり前がそうでなくなる・・何らかの障害を持った人の状態を詳しく調べたり、サルの脳のどの部分が認識のそれぞれの局面に反応しているか細かく調べたりと、気の遠くなるような研究の積み重ねで、かなりのところまでわかってきているというわけです。
特に興味をそそられるのは、道具の使い方を習得するとその道具の範囲がボディマップに追加されるというところです。バーチャルな違う形の身体をあたえられれば、それをコントロールすることができるように学習する。人間の能力の可能性は果てしないということです。
また、何らかの障害を抱えたとしても、何か修復の可能性がきっとある、と希望を持つこともできます。
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ボディマップ。
脳が手足と感じている領域についての本。
例えば、杖やバッドを自分の手足のように使えるのは、脳がそれらの道具を体の一部ととらえているからである。
アクションゲームをしていて、ゲームの中のキャラクターが攻撃を受けるとびくっとしてしまうのも、脳がキャラクターを自分のように感じているからだそうな。
そしてそのフレキシブルさに驚く。身体は一定ではなく変化するし(成長や老化)、環境によっても変わらなければならないから、当たり前かもしれないけど、ここまでじゃなくてもいいでしょ? という予想外のことにすら対応する。(バーチャルリアリティを用いて6本の脚を動かすことすら可能なのだそうな)
よく、本のなかで「魔法使えるのは才能があるから」とか、「超能力を使う感覚は持たない人には分からない」なんていうのがあるけど、これを読むと「そんなことは無いだろう」と思えてしまう。恐らく、魔法や超能力が当たり前の世界なら、「分かってしまい」「使えてしまう」んじゃないの?と思える。
面白かった。
「脳の中の幽霊」を読んでいたので驚きが薄いのが残念。
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1章 身体の曼荼羅
2章 脳の中の小人
3章 ボディ・マップの決闘
4章 脳も運動中
5章 狂った可塑性
6章 壊れたボディ・マップ
7章 身体を包むシャボン玉
8章 サルからサイボーグへ
9章 鏡よ、鏡
10章 心と身体が交わる場所
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全体を通じてボディ・マップ、感覚と脳の領域との対応についての話。 途中からダイエットやら精神疾患やら、具体的な事例の話が詰め込まれ、各事例は身体観を見直す視点を与えるものであるように思えた。
ただ、一つ一つの事例を追いかけていくのはなかなか大変だった。 冒頭を読むだけで充分だという人もいるかもしれない。
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超常現象としてあるいは、宗教的な説明しかされてこなかった分野について科学から言わせてもらえば、脳が原因だったんですよ。
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まず、ボディマップって何ぞやというところから学ぶ。
脳科学をもう少しゆるくわかりやすく、そして具体的な例で確認しながら読み進める。
行動によって相手の感情を共感させるなどのコーチング的方法はよく読むが、脳が起因している症状として、第2~第3の手を感じるとか、自分の四肢に違和感を感じ続け、手術によって切り落としてしまうが、精神的には幸せになれた人などの例を見るとまだまだ脳の中では常識では思いつかない不思議な事が起こっているのだと興味深く思った。
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脳の身体地図がずっこけるとどうメンドクサイことが起きるか、脳の中ではどう認識されているか。読みやすい割に結構大変な話も書いている。たしかにアレクサンダーテクニークの助走としてはよさそう。