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めずらしい展開でおもしろい。
子供向けの絵本にしては1pに対する文字の数が多い気もするけど
そうだよね本当に悪い人なんていないよねとやさしい気持ちになる。
独特なぽかーんとしたオニの表情も
こわくなくてかわいい。
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山の上のお城にゆく途中、谷の真ん中に鬼の城がありました。鬼は窓から通る人を睨み付け、脅かします。
お城の王子ロジャーが鬼退治に出るも、小さくされて失敗。大砲を撃ち込んでも、投げ返される。もうだれも鬼の城の前を通れません。
小さなペニロイヤルは、「ぼくが鬼に引っ越してもらうように頼んでみる」と出かけます。おもちゃを持って、友達の所に出かけるみたいに鬼の城へ行きます。礼儀正しく、鬼の城を褒めます。鬼は喜んで城を案内しますが、こっそり、骨を隠している部屋を、箱に入った綺麗なわらに変えます。そして、ふと気がつけば、かわいらしい男の子が鬼のお面に羊の皮をかけています。(鬼のお面を隠していた?本当は鬼ではなく、魔法を使える子どもだったということかな)
二人で遊んでいるうちに、城の部屋はどんどん無くなり、いつしか、きれいなテント小屋で遊んでいるのでした。
鬼のお面も、鬼の城も、威嚇する声も、
王様たちからのけものにされて、怖がられて、攻撃されたからこそ作られたものだった・・・のでしょうか。
仲良くしてあげることで、心の中の鬼がいなくなる。
1957年発行!!・・・山中春雄のイラストも時代を感じる、ぴったりの絵。
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絵は、ゆったりして可愛いけど、話の内容が私にはあまり理解できない。
子供はできるのかもしれないけど・・
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タイトルと画風にひかれて借りました。
きっちり描かれているのになんだかクスッとくる絵なのです。脱力感があるというのか…そこがかわいい。
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メインテントでおすすめしてもらった絵本。
日本でいうところの桃太郎なんだけど、たたかいを選択肢ない解決の仕方が素敵で、更に終わり方が不思議で大好き。