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3部作の第一部、3分冊の内の第一巻、らしい。
陰鬱に沈んだ風景描写。やせた土地に散らばり畑を耕す奴隷層《スカー》、地面に降り積もる灰、赤い太陽。夜になれば人々の恐れる霧が出る。スカーは貴族層に虐げられている。その霧を恐れず宵闇を自由に歩き、貴族達を暗殺しているらしい謎の人物が、ケルシャー。その登場からして不敵で、能力の片鱗を伺わせる。そして場面変わってスカーの盗賊団で暮らす少女ヴィン。虐げられた生活に慣れており、目立たなくすることが生き延びる道だと知っている。しかし自分が気づかぬうちに未知の能力を使っていることがわかり…。
ケルシャーは本当に大胆不敵、尊大、だけど憎めない。一方でヴィンは厳しい生活に慣れすぎて、突然現れたケルシャーやその仲間達への警戒を解けない。その様子がいじめられ続けた子猫のようで、読んでいてもどかしくなる。しかしそのうち自分で考えて判断できるようになり、打ち解けて行く過程も見所かな。
ケルシャーは強くて頼もしいし、ヴィンも応援したくなる。この二人が主人公かな。
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主人公:10代女性
太陽が赤色巨星化しているのかな、という土地が舞台です。火山活動が盛んで毎日降灰が…←このへん共感
ただし、身分制度が苛烈でお掃除するのは奴隷です。
貴族や領主は鬼畜です。一番偉い不滅王は不死身の超能力者らしいよ!
当然お話はそれを転覆させようという流れなのですが…
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手練れ揃いの集団が途方もない計画を実行する物語。
まだまだ序盤で中途半端に終わってしまったけど、
合金術の設定はおもしろい。
次巻からオーシャンズ11的展開くるのかな?!楽しみ。
(どんきぃ)
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赤い太陽が昇り、灰が降り続き、夜は霧に覆われる。
そんな世界が舞台ってだけで、読むしかないと思った作品。
世界設定とか福泉の張りかたはうまい。
だけど翻訳がなんだかなじめないよぅ・・
自然な会話というよりは。。なんとなく教科書にそったようなきれいな訳。
そういう話し方はしないでしょ・・とおもうのです。
会話がもうちょっとナチュラルならよかったのにな><
読みにくいけど世界観やらの設定は◎!!!
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2010年7月29日読了。
ミストボーンの1冊目。
この作家の「エラントリス」っていうファンタジー小説が好きだったので、前からこっちも読みたかったのです。
中々、面白いです。
エラントリスの時もそうだったけど、世界観がしっかりしてて、読みやすい。
主人公が30前後の男性と10代の女の子の二人で、この二人の一人称でお話が進んでいくのも面白い。
まだ、この世界の全体が見えてきたわけじゃないのですが、先が楽しみな小説です。
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まだまだ物語の序章。金属を体内で燃やす合金術。設定が飲み込めず少々読みにくかったが今後ヴィンたちがどうなるのかとても楽しみなシリーズ。
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世界観がつかめるまでのはじめの方は、ちょっとしんどかったけど、ヴィンが強くてカッコ良くて、おもしろかったー。9冊一気に読んでしまった。
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はじめはちょっと読みにくかったけど、中盤からはぐぐっと面白くなってきた。合金術の設定が興味深く、主人公がだんだんと能力を身につけていくのに心踊る。修行のシーンとか最高です。合金術って金属を飲み込んで、それを体内で燃やすことで、金属を押したり、引いたり、合金術を使う敵を探したり、逆に敵から隠したり、自分の身体を補強したり、感覚を研ぎ澄ましたりとかできるんですよー! すごい! おもしれぇ! 理論的に説明してくれるのですごく楽しい。私も使ってみたいーってなる。
ヴィンを育てながらも結局は予告通りヴィンを裏切っておいてった兄ちゃんがぱねぇのですが、後でまた登場しないかと期待しています。そのひねくれ教育の結果、まだまだ人を信用出来ない、どこか狡猾な感じがある主人公ですがこれから変わっていけるのかな。こういう性格設定新鮮でいいなぁ。序盤なので続きも読みたい。ファンタジー好きさんにオススメ。
2011/6/10 2&3巻読了-----
おーもーしーろーいー! 最近の中でイチオシの面白さ……たまんねぇぜ。一巻より更にスピーディになり、面白さもぐぐんと増しました。貴族の仮面をかぶりスパイ活動に精を出しながらも、ちょっと恋しちゃってるヴィンがたまらん可愛い。合金術も更に10番目の金属、11番目の金属の謎など、相変わらずのわくわく感です。ケルシャーがかっこよすぎて悲しいかったのですが、あれはストーリーとしては正しいんだろうな。最後の合金術バトルは超熱くてどきどきした。映像で是非とも見たい感じ。支配王の謎もなるほど、と思わされるもので総合的にも大満足な作品でした。続きも読みます。ファンタジー好きなら超超オススメ!!!
2011/9/01 全9巻読了-----
ほんとうにすっっごく面白かった……読み終えて満足してるのとちょっと寂しいのと。でも良い物語に出会えて幸せでした。最初から最後まで散りばめられた伏線が収束していく見事さといったら……9巻を通して圧巻です。合金術も存分に楽しめましたし、歴史や隠された秘密などのスケールも大きく、キャラクターもだれもかれもが魅力的。宮廷内の甘酸っぱい恋愛やスパイ要素もたのしめるとなりゃあ、何故読まぬ!!! と逆に問いかけたい。読んでくださいお願いします。作者の別の話も読んでみたいな。ファンタジー好きにはがちでおすすめです。自分用に調達したい。
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訳が馴染めないのか読みにくい。
ストーリーは世界観がしっかりしていて、合金術の説明も分かりやすいし面白かった。
まだ第1部しか読み終えてないので続きが楽しみ。
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ストーリー展開の意外性とスピード感、それにオリジナリティあふれる設定が魅力。3巻をほぼ一気読みしました。人気があるのがうなずける作品。映像化されたら面白そう。
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面白い
1巻分読み終わっても全く面白くならない本もあるなか、これは最初の1節目からグングン引きこまれていく
何より合金術というのが独特の魅力を持っていると思う
原著の1巻を3分冊にしたせいか、盛り上がってきた所で次巻というような引きがないのは残念
そこは3巻に期待したい
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霧と火山の灰に覆われた世界を支配する‘終の帝国’。千年ものあいだ神のような帝王に支配され、その底辺にはスカーと呼ばれる民がいて、その一人ヴィンは盗賊団でひっそりと生きていた。ある男に見い出され、金属を体内で燃やす不思議な術を教えられる。なんでも原書1冊を三分冊にしたその始めの1冊だそうです。全米でベストセラーとのことですが、お楽しみはこれから、ということですね。
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長編のファンタジーにありがちな序盤は読みずらい、なんてことはなくてさくさく読めて面白い。
単純に魔法が使えるような話じゃなくて、摂取した金属を燃やすことによって能力を発揮するという設定。題名のミストボーンというのは摂取可能な金属種が多い人のことを指す。
主人公はその数少ないミストボーンの一人で、その認識がないまま能力を使っている、という状態からスタートする。この巻の中で主人公はあっという間に、能力の使い方を覚えるので、能力の学習する場面はほぼ皆無。この本の主体は、能力を使って既存の王国と戦いところにあるみたいです。とはいえ、1冊目の今巻は実際に戦い始めるまでの準備段階になります。
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もう少しハイファンタジーというか、エピックファンタジー的なものを想像していたが、どちらかと言えばライトノベル的なはじまり。合金術の設定やら何やらの説明は別に構わないのだが、どのような世界であるのかという説明がないまま走り出している感じが否めない。最初なので今後に期待。
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全9冊の1冊目ということで、ほぼ舞台設定の紹介と登場人物の顔みせ。
とは言え、十分面白い。
次巻以降も期待