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アニメ≪PSYCHO-PASS サイコパス≫関連で。
あのくっそ長い長編が漫画に纏められるのか(抄訳で心がぼっきり折られました長過ぎ)と読んだら抄訳より遥かにわかりやすっ。
かのプルーストの≪失われた時をもとめて≫は彼の自伝的小説であり晩年まで筆をとりつづけたという。いやそれにしても長くし過ぎですよプルースト。行間詰めすぎですよプルースト。なんで四百字詰めの原稿用紙にほとんど改行をいれず詰め込みまくったんだ……。
分厚く且つ長過ぎるくだんの作品を簡単にまとめているので手始めに是非!
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この原作ストーリーは長いこと謎でしたが、本書により解明です。すごい!
ずっと気づかないふりをしてきた本なので(読むのが面倒そうで)プルースト様、コミックではしょる私をお許し下さい!って感じでしたが、なかなかどうして構成が骨太で面白ーい。読み返す事数度。でも原作はやっぱり見ないふりしておこう。理由は上記括弧内と同じと言う事で(笑)それにしても古き良きフランスの上流階級の人間群像ご馳走様でした。
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元々、文学に興味のない自分でも
「まんがで読破」シリーズならイケるかも?と思って
図書館で借りていくことにした。
まず、「読みたい!」と思ったのが、これ。
そうです、中山美穂主演の「Love Letter」で一番最後キーとなる小説が、このプルーストの「失われた時を求めて」。
気にはなっていたけど、昔の本を読む気にもなれず、、やっと知る機会を得ました。
貴族階級の話で、名前も当然横文字で覚えにくい。
小説で読んだら、たぶん、50ページでやめるであろう内容を1日で読み切れることに感謝したい。
しかも、主人公「私」が感じている人物描写をちゃんといれてくれているので登場人物も覚えていくことができた。
読んで初めて知りました。
映画「LoveLetter」の好きなワンシーンの、「病院で名前を呼ばれた瞬間、過去の思い出とシンクロする」手法は、まさしく本書からインスパイアされていたと初めて知った。
この発見だけでも、価値あった。
でも実は、同性愛(しかもBL)が結構描かれてるね。
「まんがで読破」止めれないかもしれない・・・
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典型的ギブアップ本。
長すぎて、とても読む気にもなれない『失われた時を求めて』が、マンガ1冊で読みきり、とは、どういうこと?
こんなに短くまとまるはずないよね?
でも、こういうお話なのかー、って、ほんの少し分かっただけでも、読んで良かった。
ゲイとかレズが、出てくるお話なんだー。
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懐古主義に浸れる本。懐かし初恋を思い出させる内容である。
同性愛が絡んでくる内容であり、複雑な感じにさせる本である。
貴族同士の社交の場での付き合いが大変なのもこの本でもの語っている
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非常になつかしさを喚起させる内容でした。
特に冒頭部分、何気ない食事、紅茶とマドレーヌで記憶を取り戻す部分がとても描写がきれいです。
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長大な作品だけど、漫画なら読めるだろうと思い『本が好き』に応募して手に入れました。ネットで調べると、この作品をSFだと思っていた人がいたようですが、僕もタイムマシンが活躍するSFだと思っていました。
外国の小説を読む時によくある事なんですが、登場人物の名前が覚えられず、人物一覧を何度も見返すんですが、この悪い癖は漫画になっても登場人物の見分けが付かず「一体この人は誰だったんだ?」と心に引っかかり物語に集中する事が難しかったです。
漫画に関して言うと、コマ割りが単調だなあと思いました。一方で背景の描き込みが緻密で文庫で読むと少し目が疲れました。
読んでみた感想は「時の流れは残酷だな」と思ったんですが、なぜこの作品が文学史に名を残すほどの傑作なのか良く分かりませんでした。主人公には感情移入できないまま読み終えたし、LGBTが日本でも認知されてきた現在の目で見るからなのか、同性愛者が沢山出て来る衝撃もあまり感じませんでした。
一番理解しづらかった人物がシャルリュス男爵で、紹介にあった『変わった性格の持ち主』で僕には少しもシンパシーを持つ事が出来ませんでした。プルーストもその意図を持って書いたのかな?
この作品は僕には漫画でも、ハードルが高く、次に読む時は作品ガイドを横に置いて少しずつ理解しながら読むか、他の方の感想を参考にして読みたいと思います。
最後に、バラエティ・アートワークスが〈企画・漫画〉としてクレジットされていますが、漫画を描いた人の名前やあとがき等、作った人の顔が見えるような編集をしてほしいなと思いました。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
なんだかとりとめのない青年のお話だなぁと思って読み進めたけど、本屋で岩波文庫の原著を見つけたけど、太い文庫で14冊になっていた。そりゃとりとめないわ。逆に、それをよくここまでまとめたと感心するくらいかな。
結局自分のスノブのブルジョア気取りのくせにっていう気もする。
ソドムとゴモラって同性愛を書いているけれど、今の時代だと書き方違うのだろうか。
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心理学用語のプルースト効果を知りたくて、とりあえずこれを読みました。いつか活字本に挑戦してみようと思います。
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美しすぎる。まんがで読破シリーズは当たり外れが激しいが、この本は文句なしの大当たり。原作を読みたくさせる漫画は神
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予習のために。
主人公――なんだか埴谷雄高と似ている気がする。自分にはもう時間がない…だなんて。
ドグラマグラも思い出した。