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● 「感読」「耽読」「惜読」「愛読」「敢読」「氾読」「食読」「録読」「味読」「雑読」「狭読」とか、また、「乱読」「吟読」「攻読」「系読」「引読」「広読」とか、それから「精読」「閑読」「蛮読」「散読」「粗読」「筋読」「熟読」「逆読」といったふうにね。それぞれどういう読み方か、想像してください。
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これは、本がたくさん速く読めるようになる本ではない。
セイゴオさんの読書法について書かれている。
2度読まなければ、本当の言わんとしていることはわからない。
私も、読み終えてすぐにまた、1ページ目から読みたくなる。
わかった気になっていたのに、本当に大切なことを2度目で探し当てることも多いのだ。
いや、3度目の時もある。
難しい本をたくさん読んでいるセイゴオさんだが、最初に感銘を受けたのが「ノンちゃん雲に乗る」だったんだから、多感な時期に良書に出会えることが本好きになるかのきっかけとなるに違いない。
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読書量が足りないと感じていたので、この本を読めば「多読術」が身に付くのかと思い、タイトルに惹かれて購入した。
読み終わっての感想としては、タイトルはあまり関係がないということ。どちらかというと、「多読の勧め」に近いなと感じた。
著者が多読者であるということで、この本の中身としては、本との付き合い方や、多読によって何が得られるか、そして、本の読み方が書かれていた。
私は本を読むことに対して然程抵抗が無いので、本の付き合い方に関してはあまり得られる物は無かった。
しかし、多読をすることはやはり必要だと感じた。私は理系なので、読む本としては理系に偏ってしまう傾向があるのだが、可能な限り幅広いジャンルを読みたいと感じた。そのことは、雑誌や新聞なども含めてである。
以下、私がこの本で参考にしたいと感じたメモ。
●入門書を間違えると通俗的なところに落ちるので、知らない分野について読む本に関しては有名な著者のを読むべし。
例)量子力学では、ディラックのものか、朝永振一郎。
電磁気学なら、ファインマン
相対性理論であれば、アインシュタイン
前述した本ではもちろん歯が立たないのは当たり前。しかしながら、一度は直面しなければならない。その上で別の参考書や類書で補う。
●クロニクル・ノート(年表)をつくる
読んでいる本に年号が出てきたら、その事項をノートに片っ端から書く。読み終わったらクロニクル・ノートへ書く。
●尊敬する人などのお薦めの本を聞く。
●読書しつづけるコツは、読書リズム
専門書を読むのはやはりしんどい。それに伴って落ちた読書力を、別の本を読むことによって回復する。
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何も解説いらないと思います。
松岡正剛の千夜千冊 放蕩編
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya.html
を見て頂いてわかるように、一日一冊を紹介するHPの書き手、松岡正剛さんの本です。
この本と『本を読む本』、加藤周一さんの『読書術』が今のところ僕のマスターピースかな。
まーしかし。いかに自分がろくに本も読んでいないのかを、思い知らされました。
医師の仕事が、新しい発想や自分自身を作るという努力をしなくてもやっていける(そして社会的評価が何故か高い)仕事だということも気づかされます。
だから、評価高いようであまり評価されていない、所詮は「国家資格を持っている人」というだけなんだな・・・
と思いますね。
しっかり読んで、何か発信するぞ!と思います。
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今まで目次をすっとばして読んでいたことを反省。これからは読みます。本との付き合い方の本だと感じました。
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著名な読書家による読書論。
基本的に趣味の延長といった感じで読書をしている方の様なので、一般の「成果主義」とは異なる立場の読書の方法や接し方に触れられる。
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情報を脳内の記憶構造に入れるのではなく、情報によって脳内の編集構造が変わる、という捉え方で読書を考えている。エディティング・モデルや、宣言知・手続き知とユメ子さん的な知など、独自の視点で個々人の世界観の形成の仕方をとらえようとしているところもユニーク。頭を柔らかくするための読書術。
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たくさん本が読めるようになるよ!というものではなく、
こういう読み方をしたら、もっといろんな本を読みたくなるし、役に立つよ!という本。
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本の読み方の本というよりも、本を「知」の集合体ととらえ、その扱い方や生かし方を自分の体験をもとに提示している。
著者の博識のおかげて、引用元が様々な分野からあり、興味をそそる。
読書本の中では、かなりの良書
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著者、松岡正剛が読書の方法そのものを教えてくれるのに加えて、読書ということについてや読書の未来についても、自身の経験を交えて語っている。自分に合った読書スタイルの獲得法を教えてくれる一冊。
「一番言いたかったことは「読書は編集である」ということですね。」
本を読むことは、何も神聖だとか難しいだとか考えなくていい。その時の気分によって、場所によって、読む本や読むペースは変わるもの。集中しているときは難しい本を読めるし、息抜きしたい気分のときは軽い小説を読むといい。そうやって自分自身に合わせた読書をするという発想は、あるようでなかったので、とても参考になりました。また、松岡さんのクロニクル・マップはさすがに大変そうで実践できそうにないので(笑)とりあえず本棚の本を”三冊つなぎ”にしてみようと思いました。
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本を読むという行為を「ツナマヨっていうのを食べたよな。あれってどういうものだったっけ?」という感覚で捕らえる。さらに良書・悪書を最初から振り分けるのではなく、最初から「三割五分」の打率だと思うくらいで読むのが良い。無知から未知への考えで読めば、どんな本でも自分の身になる…(抜粋)。身になった本から、更に別の本への扉を開けるその感覚を教えてもらったような本でした。面白かったです。
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2009/6/19 こういう風に、本格的にガツガツ読書し始めたのは、もともと、この松岡正剛氏がきっかけだった。だからもちろんこの本以外に正剛氏の著作は読んでいたので、この本に書かれていることに特別驚くことはなかった。だけど、やっぱり考えさせられることばかり。特に「再読」という読書スタイルは前から非常に引っかかっていて、この本を読んで改めて必要性を感じた。
2009/10/21 2回目再読!読書へのモチベーションが薄くなってきて、どうしても活字と向き合う気力がない期間というのが私にはある。そういうときって大抵、学ぶ意欲も無い。「この世から学ぶことなんて何もないし~…めんどくさいし~…だるいし~…」、ってなモードに入っているときである。そういう自分に喝を入れるのに本書は最適。しっかり学べよ!私!!
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"方法としての読書論"
"リンクをふやす編集的読書法"etc.
本をより深く、体系的に生かしていく方法が述べられている。
本屋で、本と出逢った時からもう「読書」は始まっています。
目次を3分間眺めて内容を想像し
「知のマップ」を頭に描いてみよう。
またその本の両隣の本もチェックしてみましょう。
2009/12/9 (1-50)
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読書論を探している内に、見つけた。
「書くモデル」、「読むモデル」、「編集工学」、「意味の市場」、「キーブック」などなど。
知的興味をそそられる内容だった。
私にとっては、精神的な意味でのキーブックが重要かな。次の本へと進む原動力となるような本。たくさんあるが、どれも大切なものだ。
サポート・ツールとしての参考文献は大いに役に立つ。
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『千夜千冊』で有名な著者の半生から見る読書術。単に読み方のハウツー本ではなく、どのようにして著者が多くの本を読んでいったのかについての一種の伝記ともとれる本。
著者のような読書方法が良いか悪いかではないが、私自身も自分なりの本の読み方、読書の必要性、スタイルを築き始めていると思う。オリジナルで良い。それがそもそも本、読書なのだから!というメッセージが読み取れた。