紙の本
おとうさん
2017/04/30 20:05
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
海外の作品らしい感じがしました。暗いわけでもなく無理に明るい感じにするわけどもなく、ちょうどいい文章です。
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僕にはおとうさんがいない。でもお父さんがいたら…
お母さんの「あなたが未来のお父さん」というセリフもなかなか素敵だと思う。
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戦争で死んだことになっているお父さんについて
息子に聞かせる話
良かったフレーズ
「子供がすることには何か理由があるその理由をしっかり聞く」
「失敗した時、僕は父さん正直に話す。話しているうちに何が悪かったのかはっきりわかる。」
「そうやって話すことでお前はもう十分に罰を受けているのだよ」
「父さんの声はいったいどこから出ているのだろう。」
最後が平凡、お父さんの良いところだけを切り取った絵本になってしまった。戦争で死ぬということを今の子供達がどう考えるだろうか。リアリティがなさすぎて??になり茫漠の海に投げ出された気分。絵が良いのが救い。
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〝僕には父さんはいない。 僕が生まれた時 父さんは もういなかった〟母さんは言った「父さんは 男らしく りっぱだった」と。もし 生きていれば こんな父さんだと 僕は母さん話しはじめた・・〝父さんは 何処へいったの?〟母さんは おもい口を ひらいた 「父さんは 戦争で死んだの」 僕は泣いた。 父さんが 生きていたら どんなに 嬉しかっただろう。 母さんは 僕を抱いて「父さんは ほら ここにいるわ。 あなたが 未来の 父さん。 いま 話してくれたとおりの 父さんに きっとなれるわ」・・切なく心にしみる絵本。
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おとうさんが亡くなった理由を戦争で死んだと知りました、と訳者が書いていますが、反戦の意味を込めたかったのでしょうか?男の子の言葉では、もし、生きていれば、こんなとうさんだ、とたくさん話してくれています。やっぱり、淋しいのでしょうね。おかあさんと一緒にガンバッテ!!
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「戦争で父親を失った少年。でも少年は父親がそばにいるかのように語りだす。おとうさんは僕が家を出るとき、いつまでも手をふってくれる。家に来る友達の名前を覚えていて、ちゃんと声をかけてくれる。寝る前には本を読んでくれるし、いつでも僕の話をうんうんって聞いてくれる。
「とうさんはせんそうでしんだの」
ぼくはないた。
とうさんがいきていたら、どんなにうれしいだろう。
子供が悲しみの中でどう成長するか がテーマの作品。」
(『雨の降る日は考える日にしよう』柳田国男 より)