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ヤクザの一家が鯨を食べるという日本の食文化を守るため!!そして一攫千金を求めて捕鯨に挑む和風冒険活劇(笑)
彼らの行く手には武装化した環境保護団体や台湾マフィアが立ち塞がる。
余りにも意外な設定にビックリでしたが、流石は梶尾先生!!
ワクワクドキドキしながら読ませて頂きました。
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最近居酒屋で食べる鯨と子供のころ食べた鯨が
なかなかつながらないのは、まぁ世の流れと諦めているが
親の世代が食べた鯨はもう少し美味しかったのだろうか。
一人の主役がいるわけではなく大場会が主役で
主役を形作る脇役が構成員の数だけ居る物語。
麓氏はきっかけに過ぎず
昔かたぎで義理と人情を重んじる任侠の人、大場会長
チャライ情婦かと思いきや、心に一本銛を持った玲奈
この物語の中では異色なほどスーパーマンな源爺
人の親でもある代貸の西田竜次
スゴミと愛の人、岩井圭介
ハムとヒロシの無邪気さや間の悪い島崎
おっと忘れるところだった澤木。
これらに対するは冷血でヒステリックな
軍人より秘密部隊のニオイが強い反捕鯨団体。
物語の進行には関係のないキャラクター付けもあるが
源爺を除き、その世界ではありきたりで普通
ある方向にはちょっと個性的な人々が
時折、すこしづつ活躍する冒険活劇。
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借金もちの板前とシノギができなくなったヤクザが、捕鯨で一攫千金を目指すものの、密漁を行う台湾マフィアや武装環境保護団体と争う話。最後まで鯨は捕らない。
梶尾真治作品の設定やシチュエーションは好きなことが多いが、これはあまり好きじゃない。