投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
10/04/23 読了。
TVで2のCMを見たのと、ループ物らしいことに惹かれまして。
人口の約半数が能力者である咲良田市で
全ての出来事を記憶する能力を持つケイと
ある時点まで時間を巻き戻す「リセット」能力を持つ美空が
「事故死した猫を生き返らせて」という依頼を受けるお話。
美空の「リセット」はいつでもどこでも時間を巻き戻せる訳ではない。
(かなり事細かにルールが定められている)
「リセット」を行なうと、ケイ以外の人間は「リセット」前の記憶がなくなる。
その辺のことを活用しながら依頼解決に向けて動いていく訳ですが
最初は単純な依頼と思いきや、
活動を進めるにつれじわじわと依頼者に湧き上がる不審感、
「リセット」前にはなかったはずの出来事が発生等何やら不穏な雲行き。
この辺のあらすじはいろいろと自分好みではあったし
淡々と綴られていく文章は嫌いではないはずだったんですけれど
何と言うか、ストレートに一言で言うと、合いませんでした。
何だろうなー、主人公・ケイの視点が気に食わなかったのかなあ。
あと、ケイと美空(+1?)は過去にいろいろあったぽいのですが
それを匂わせるだけではっきりしなかったのがすっきりできなくてダメだったのかも。
大概どんな文章でも食べられるつもりだったのに、珍しく敗北。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
たしか、新刊案内辺りでタイトルと内容にひとめぼれしたんだけど、角川だから入荷が無くて、だいーーぶ経ってからやっと入荷したのを買ったんだよな
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
これは高級なライトノベルだ。
読み終わった最初の感想が、これ。
能力者が集う街、能力者同士の戦い、と並べると、緊迫した、勢いだけの物語になりそうなものを、この作品からはそういったものは一切、感じられない。
ただ、ただ優しい言葉と時間が緩やかに流れている。
それは主人公のケイと、彼に密かに、確かに寄り添う美空の存在が大きい。
勢いだけのライトノベルはごめんだという人は絶対読んで欲しい。
とにかくこれは、高級なライトノベルです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ライトノベルで出す意味があったのかと疑いたくなるような
極めて淡々とした作品でした
熱いバトルがあるわけでもバカバカしいやり取りがあるわけでも
ましてや小賢しい萌えがあるわけでもない
一般的な大衆小説として出してもなんら問題ない青春文学です
キーワードは、3日間のリセット
本来なら不可能な「やりなおし」が可能になるわけですが
果たしてそれは幸せな事なのかどうか
欲得ずくの人間にとって、たやすく願望を実現できるのは良い事か否か
能力者である美空が
自身の意思では決して能力を行使しないのもポイントですな
本作のヒロインは言うまでもなく美空なわけですが
ラノベらしからぬアクの薄いキャラに仕上がっております
クラスに一人、とはいかないまでも
学年に一人くらいならいるんじゃないかな
くらいにはありふれた女の子です
それは他のキャラクターも同じ
埒外な言動がどこにも見当たらない
探せばそれほど苦労せず見つかりそうな少年少女ばかりです
つくづく、ラノベとして認識していいか悩む作品です
もしも乙一氏をご存知なら早い
本作品は氏の作品をほんの少しだけドラマチックにしたような
そんな作品です
作者自身、氏を尊敬しているようですし
読んでて「似てるなー」と思ったらあとがきでビンゴでした
偶には巫山戯ていない本が読みたい
そんな時に開くと幸せになれる、かもしれない一冊
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
<「リセット」たった一言。それだけで、世界は、三日分死ぬ―。能力者が集う街、咲良田。浅井ケイは、記憶を保持する能力をもった高校一年生。春埼美空は、「リセット」―世界を三日分巻き戻す能力をもっており、ケイの指示で発動する。高校の「奉仕クラブ」に所属する彼らは、ある日「死んだ猫を生き返らせてほしい」という依頼を受けるのだが…。リセット後の世界で「現実」に立ち向かう、少年と少女の物語。 >超能力者が集まる町を舞台にしたとてもとても繊細なお話だった。普段ライトノベルを読まない人も違和感なく読めると思う落ち着いた作品。椎名優さんの挿し絵もかなりきれいで雰囲気にぴったり。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
デビュー作品でここまでまとまって面白い物ってあまりないですが、サクッと読めるのでかなりのオススメ
ただ、世界観が少し大雑把過ぎる?ため移入は少なめな感じを受けるのは俺だけでしょうか?
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
伏線回収がきれい。若干「?」な部分もなくはないけれど基本的には無駄がない。ラノベでここまでの作品はなかなかないのでは。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
読みながら、いつの間にか寝てしまい、夢のなかで、続きを読んでた。
先が気になる小説は多いですが、夢のなかでまで続きを読もうとした本は、初めてです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
……何が面白いのかわからない。
あちこちで絶賛されているので、とりあえず読んでみたわけだが。
設定としては面白いと思う。と言うか、むしろ好きな類なので、結構期待していた。
が、途中で読むのに飽きた。
決して面白くないわけじゃないのに、途中で何だか読むのが面倒になって来てしまったのはどういうわけなのだろう。
キャラがウザイのかな……? でも、キャラが多少ウザくても、設定やストーリーで何とでもなるものなんだけど、何故だ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
何が面白かったのかと聞かれたら答えに困りますが面白かった〜!能力の設定や世界観も楽しい。能力者が多い街ということもあってみんな飲み込みが早くて面倒くさくないですね(笑)主人公のキャラが独特というかちょっと掴みにくくてどちらかといえば好きになれないし実際にいたら絶対友達になりたくないキャラです。なんだか新鮮だった
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
http://d.hatena.ne.jp/pushol_imas/20110106/1294305695
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「世界全体が過去に巻き戻される」という能力や話が増えてる気がして、昔より世界の重みが軽く感じられてるのか、とふと思った
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
子供の頃は世の中は知らないことばかりで、近所の大きな道路を越えた先も知らないくらい世界は未知と不思議で満ち溢れていて、日々に感動がありました。でも、大人になると大概のことはわかってしまう。世の中も、悲しみも、自分の限界も。それはもしかしたら、いつの間にか、自分が世界を見限って閉じてしまっているだけなのかもしれないけれど、結果として認識する僕にとってはあまり違いはありません。
そんな世界で生きていく理由の大きな、とても大きな理由になるのがとても素敵な物語に浸ることができる時間。世の中には不幸が満ち溢れていて、幸せがちょっとだけ。素敵な物語も同じような気がします。でも、それは確かに存在するし、これからもきっと生まれ続ける。それを希望と呼んで良いと思うのです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最初は主人公およびヒロインの性格が取っつきにくかった。中盤以降はかなり面白い。でも、最後の主人公の行動が好きでない。お話は面白かったんで次の巻に期待!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前半、セリフまわしとか文章的に馴染まないところはあったが、最初のリセットをかけた辺りから、ストーリーが動き出すとともに、気にならなくなった。
主人公同様、記憶を保持しながら読まないと筋が見えなくなるというのは、なかなか刺激的にで面白いと思います。