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面白い。シリーズ一気に5冊読んでしまった。
設定としては、ジョジョ4部の杜王町に近い。
バトルのない(頭脳戦はある)杜王町。要するに能力戦。
この能力が良くできている。
一見すると無意味と思われる脇役の能力が、
最後のパズルのピース足りえるところとか、能力の違った使い方を見せられたりとか、とにかく「うまい!」と思わせる。
淡々と一人称で語られ、途中視点を変えながら進んでいく形式は珍しくもないが、個人的にはこの形式は割と苦手。
それでも爽やかな世界観と、主人公のよくわからない正義感ってところにも感情移入してしまった。まぁそれは人によるかもしれませんが。
おすすめです。
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住民のおよそ半数が超能力を持つ街、咲良田。高校の「奉仕クラブ」に所属する少年・浅井ケイは、ある日、死んだ猫の捜索依頼を受ける――。うん、読んで良かった。登場キャラは「世界を三日分、元に戻せる」「指定した時間に対象に声を届ける」など、一人ひとり違った能力を持っているのだけど、その使い所が素晴らしく、何度もなるほどと唸らせられた。全体的に淡々とした雰囲気で、柔らかに交わされる会話が心地いい。/あとがきに書かれている、「夢」という言葉に関する疑問。自分もずっと気になっていたことなので、著者に親近感が湧いた。
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青い空と白い雲が似合うラノベ。
淡々とした爽やかさ。
登場人物たちは全員、自分と向き合いながら、他者も助けようとする。総じて優しい。故に、不完全さ、脆さも感じられる。
特殊能力モノの痛烈愉快さを抑え、絶妙なバランスで少年たちを描いている。
非通知くん、皆実、智樹らの今後の活躍に期待。
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同じ時刻を繰り返すタイプのタイムリープは、パズルピースをはめていくような爽快感があるからとても好みです。
とくにクライマックスのまとめかたはお見事。目を見張る描写はありませんでしたが構成はドストライクでした。面白かった。
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ここ暫くは「青春」とか「日常」を扱った作品中心に読んでいたが、久々にスニーカー文庫から「異能もの」の作品を読んでみた。
超能力者の集められた町、という舞台設定から想像していたほどSFっぽさもあまりなく、独特なまったり感が全体に流れている。主人公コンビのやりとりが少し風変わり(と言うよりキャラが風変わり?)で、その妙な「間」が余計そういう印象を与えるのかもしれない。その一方で、世界を「リセット」するという大胆な設定とのギャップが魅力、なのか?
「ジョジョ第4部みたい」と書いてた方を見かけたが、あくまで「街」の中での話、というあたりや、能力の読み合いなどは近いものが。
様々な要素が詰め合わされていながら、余りそれを感じさせないゆったりしたテンポが印象に残った。
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☆4.3
1巻を読んでの感想。
久々に一気に読んだ小説でした。
‥‥これはもっと面白くなる!
元々タイムリープ(リセット)等という単語に弱いのもありますが、ラノベにありがちな無理矢理な超展開、お色気シーンは無く、読了後も爽やかになれる良質な小説だと思います。
タイムリープ系が好きな人には勿論、特殊能力が出てきても戦ったりはないので激しいバトルものに飽きた人にも是非読んでもらいたい。
極端な萌え表現(お色気シーン?)が苦手な人にもオススメ。
文は堅苦しくなく、かといって軽すぎず、ストーリーのアクも強くないので一般の方でも読めるのではないでしょうか。
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推理小説を読んでいたはずが人情物になっていた。なにを(ry。
やっぱこういう作品はどの範囲まで作者が思考実験を行なっているかが大事なんだろう。
タイムリープ能力そのものを既知のものにして推理そのものに集中するための下地はあったはずなのに,とは思うけど,話自体は面白かった。
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能力者がたくさんいる街が舞台。時間を3日間巻き戻せる能力を持つ主人公たちに、交通事故に遭った猫を救ってほしいという依頼が舞い込むのだった、というはなし。けっこうポエジーな雰囲気。
ちょいミステリっぽい雰囲気なんだけども、登場人物がやたら口が固くて、なかなか話が進まない感じはあったかな。「教えない」「言えない」「言いたくない」「よくわからない」って発言が多かった。もうちょっと情報おくれよっておもった。
一捻りしてある能力が良い感じ。その使い方も、ワクワクさせ方をわかってる感じで大変よろしい。ラストのあれはぞくぞくした。
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度々視点が飛ぶわりには過去の話がちゃんと語られていなかったり文章がやや箇条書き気味にみえたりするところはあるけれどまだ一巻目、すべてはここから。七巻で完結したようだが知恵で能力の多角的な使い方を捻りだすスタイルが個人的にはツボなのでこれからもその路線は続けてほしい。
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なんとなく箇条書き形式で感想を書いてみようと思う。
・文章
一般小説寄り。知らなかったらラノベだと思わないかも。それなりに雰囲気がある。
・キャラ
鼻につく主人公、魅力がわからないヒロイン(?)、出番が少ないわりにはうるさい友人、結局良いやつなのかわからない敵、猫好きな野々尾さん。そんな感じ。
・ストーリー、内容
ひねりある能力をうまく使ってる印象。しかしストーリー自体は「リセット」という能力の存在でわかりにくくなっていて、しかも全体的になにがしたいかよくわからなかった。
・その他
いまいち盛り上がりに欠けた。
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元情報一切無しで、タイトルが最近のラノベ調(俺の○○が△△でひどい!的なノリ)でなく、粗筋見て面白そうだったので買ってみたら、結構当たりだったと思う。
三日間まで時間を戻す事ができる女の子と、戻しても記憶をキープできる男の子のお話。
タイムリープネタがメインなのかと思ったら、登場人物がほとんど超能力者の話だった。全然関係ないけどミステリーな展開で「奉仕部」なんて部活動で活動してるから、自分の頭の中では「古典部」とかなり被った。
続きも読もうと思う。
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読んでいて、なんだか清々しい気分になれる。気持ちが洗われるような感じの小説。
内容は淡々と進んでいくが、後半はちょっとハラハラした。基本、のんびり進む話。
過去にリセットしたせいで死んだ女の子の比喩的表現が、なんだかちょっぴり難しい。
色々な伏線が気になる。
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とりあえず、時間軸の話が読みたくて、検索したりお店に行ったりして買った本です。
このシリーズは何度も読み返しました。
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ひさびさのライトノベルでした。
ざっくり言うと、超能力者たちが集う街・咲良田に暮らす高校生たちのSFとミステリーを足して割ったような作風。
こういう世界設定は嫌いじゃない、…けど、読んでいてあんまり作品に入り込めなかったのが残念。文体は何だか中二病っぽくて個性的。これも嫌いじゃない、…けど、ずっと読んでると何故かツライ(笑)
挿絵が良い味だしてます。
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あまり集中力が持続しなかったため、タイムリープ前後の展開に混乱してしまった。評判がいい作品だけに時間がある時読み直したい。