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ブラッドリーがモデル会社の社長になり、べべはそこの秘書室長になる。ブラッドリーはモデルのスージーと懇ろになるが、スージーはブラッドリーからのプレゼントのマフラーで絞殺される。逮捕された彼を助けるためにべべが動き出す。
今回の犯人は、どちらかだろうなという方の1人で、びっくりするほどの意外な人物ではなかった。ただ、その動機は後出しじゃんけん的な気もしないでもない。もっとも後にして考えれば、ダーリンの新しい恋人(?)との関係や、ブラッドリーのプレイボーイ振りとべべへの過保護など、隠しテーマ的に複線が貼ってあった。
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今回はモデル業界が舞台。1960年代のニューヨークという設定が楽しくて。カポーティやウォーホルもがパーティにあらわれたり、ニューヨークの万国博覧会を見にいったり。あいかわらず主人公ベベの毎日のお洋服がかわいいし、ルームメイトとの暮らしも楽しそうだし。ベベがただかわいいおバカさんではなく、仕事ぶりは有能だし、自分らしく生きて、自立しようとしているところに好感がもてる。上司ブラッドリーとの関係もすすみつつあり、ロマンス度が高まっているような。一応ミステリなんだけど。主人公ベベの捜査ってどうなんだ?と思うけれども、(わたしにとって)犯人は意外な人物でした。
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なんだかんだあっても、たとえ命を危険にさらしても、ベベはおっとりNYでしてみたいことを実現していくのね。寂しいけれど、次巻でいよいよ運命のベルは鳴るのか!?
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おもしろいけど、共感!ってのとは違って、若い娘さんはそうだよねーっていう暖かい気持ちの方が大きいな。
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三部作の2作目。
キュートな女の子ベベのお仕事と、恋と、事件の解決を描きます。
ベベ・ベネットは、アメリカ南部で育ったお嬢さん。
秘書学校を出て、憧れのニューヨークで就職。
上司に恋してしまいますが、子ども扱いされます。
ベベの上司ブラッドリー・ウィリアムズは、暗い金髪に人を引きこむ青緑の瞳、連日デートの相手を変えるもて男。祖父の跡継ぎとして従兄弟と競争する立場でもありました。
ブラッドリーが、業界2位のモデルクラブの社長に抜擢されます。
ベベも秘書として赴任、秘書室長となります。
真面目で人が良いベベ、仕事はちゃんと出来るんですね。
一作目よりほんの少し大人になり、無邪気さより無鉄砲な行動力が目立ってきます。
トップモデルのスージーと、ブラッドリーが連日デートするようになり、ベベの気分は台無し。
スージーのメイク係グロリアは、スージーの性格に問題があると告げます。
元はトップだったローラは酒浸りになっていますが、汚い手でスージーにしてやられたらしい。
スージーが殺され、ブラッドリーに嫌疑が!
ベベがじっとしているはずはありません。
スージーが付き合っていたという男性を探るために接近、あらぬ誤解をまき散らしつつ、モデルのピンチヒッターまでやってのけます。
1964年、ケネディ大統領が暗殺された記憶も新しく、ビートルズではジョン・レノンが好きなベベ。
レノンが、まだ最初の結婚をしている頃です。
60年代のミニの流行など、今回はモデル業界なだけに、ファッションもなお楽しい。
ルームメイトのダーリーンにロンドンで買ってきて貰った最新ファッションに身を固め、ブラッドリーの視線を釘付けに。
そのダーリーンには新たな恋人が浮上?!
友達のためにも一役買うべべ。
ベベとブラッドリーが近づきそうでいて、なかなかくっつかない、微妙なやりとりも、ほほお~と楽しめます。
2006年の作品、2009年に翻訳発行。
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ちょっと長かったf^_^;犯人候補が出てから長い長い!あの人かこの人か…って。それはさておき、60年代ファッションとか髪型がステキ☆白いゴーゴーブーツとか☆そしてべべの無鉄砲ぶりと、上司に対する恋心がなんとも可愛い?そこも魅力!ブラッドリーとのモタモタ恋愛はどうなるの⁈そして本編には関係ないが、ダーリーンのコールとの浮気にはムカムカした。コールみたいなじいさん嫌い。続編楽しみ☆