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最後の星戦 みんなのレビュー

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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.2

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紙の本

前半は当たり前の展開でつまらないなあ、って思っていたんですが後半は、結構骨太な話になっていきます。この巻だけでも楽しめますが、やはり順番通り(1)から読むほうがいいようです。

2010/02/01 20:22

3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

前嶋重機には申し訳ありませんが、この下手なCGみたいなカバー・イラスト、足引っぱってます。私、これ見たとき、アメリカ人好みのCGアニメを連想しました。手書きのものに遠く及ばないセンスを、CGなら何とかなると思う愚かさ。CGはあくまで手段でしかないのに、そこに溺れてしまった絵のレベルの低さ。それがこのカバーにも出ています。しかも使う色が悪いので人間が病人にしか見えない。

それと邦訳タイトルのセンスの悪さ。原題は The Last Colony でしょ。それが『最後の星戦 老人と宇宙』ですよ。最後の殖民星、でいいじゃん、老人と宇宙、ってなんだ? って思います。本文中でジョンとゾーイが互いに「十代の娘さん」「九十歳のパパ」と言ったり、年齢設定もそうなんですが、違和感あります。作家にユーモアのセンスがないのは分かりますが、訳者がそれをカバーしないでどうする! です。

ということで私は全く期待しないで読み始めました。当然ですが、三部作の一部も二部も読まずに。不安はあったんです。アメリカ人と同じ単純でマッチョなスペースオペラだったら、途中で止めよう、そう思っていました。そして話は、前半、カバーやタイトルの陳腐さに呼応するようなツマラナイ展開をしていきます。どうかというと、カバー後の内容紹介は

コロニー防衛軍を退役したジョ
ン・ペリーは、植民惑星のハック
ルベリーで、ゴースト部隊出身の
妻ジェーンと養女ゾーイとともに
平穏な日々を送っていた。だが、
ある日、思いもよらない要請を受
ける。かつての上司リビッキー将
軍から新たな植民惑星ロアノーク
を率いる行政官になってくれと頼
まれたのだ.やがて、ジョンは新た
な戦いに巻きこまれていくが……
『老人と宇宙』のジョンがふたた
び大活躍するシリーズ、第三弾。

となっています。典型的な巻き込まれスタイル話です。主人公はジョン・ペリー、植民惑星ハックルベリーの監査官で、88歳になりますが、自分のDNAをもとにした新しい未改造の肉体を使っているので、30代に見えます。もとコロニー防衛軍(CDF)少佐であったことが、彼を事件に巻き込んでいくことになります。

ジェーン・ペリーはかつて特殊部隊の兵士で、現在は植民惑星ハックルベリーの治安官でジョンの妻です。CDFの特殊部隊ゴーストで大人として生まれたので、年齢は現在16歳ですが、30代の夫とはつりあいが取れています。二人の娘がゾーイですが、養女です。彼女にはヒッコリーとディッコリーというオービン族のボディ・ガードがいます。

お分かりのようにCDFでは、老人の肉体改造をクローン技術などを駆使しおこなっています。ジョンのように入隊して若い肉体を得るものもいれば、ジェーンのように成人として生まれた人間もいます。ちなみに、ジョンに頼みごとをしたリビッキー将軍ですが、100歳を越えているものの、CDFの肉体のままでいるので23歳に見えるそうです。

ジョンが引き受けた困難な仕事に、娘のゾーイと彼女を守るという使命を帯びた不思議なオービン族が絡んでいきます。後半に入って話は予想外の展開をしていきます。最近の流行、といえば言えるんですが、でもこの展開は悪くありません。これなら、未だ読んでいない第一作が2006年のジョン・W・キャンベル賞受賞というのも頷けます。ともかく前半との落差が、もっとも意外でした。

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2009/07/01 00:27

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2009/08/04 19:22

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2018/12/25 19:25

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