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「モテるために必要な力」と
「成功するために必要な力」は元々同じ能力である
というフレーズを見て、おもしろそうだから読んでみました。
女性にもてるためには、
女性の話に共感すれば良いとか、
一流に触れることで一流の感覚を養うとか、
書いている内容自体はごくごく普通ですが、
生物学的な視点から男性、女性の考え方の違いを書いてて、
結構おもしろかったです。
参考までに女性に愛されながら成果を上げるには…
1.闘争する力
2.戦略を立てる力
3.創造する力
4.人間関係をつくる力
5.夢を見る力
の5力を磨くと良いらしい。
夢かあ、ざっくりとはありますが、
数値目標にまで落とし込めてないなあ。
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どのような言葉を発するかで、人生が変わるという話は斎藤一人さんの話と似ている。この本も、有名なブログである「実現くん」で紹介されていて、読んだ本の一つ。
要約すると、「モテるためには、男性なら、誰でも持っている「男性遺伝子」(著者の造語)を目覚めさせることだ」となっている。
では、男性遺伝子とは何か?また、どのように目覚めさせればよいのか?
男性遺伝子とは、これまでの歴史の中で培われてきた「男の役割」が記されている遺伝子のこと(著者説)で、「男性は女性を守り、愛される」役割を持っている遺伝子のことである。著者によれば、女性は男性から、この男性遺伝子を感じるときに好意を持つという。
また、著者はこのことを具体的に5つの力に分けて説明している。
1闘争する力・・・自分がもっとも相手を幸せにできる人間であることを示す
身体的に勝つのはもちろん、何に対しても闘争心(欲求)を持っていること
2戦略を立てる力・・・経済的にも幸せにするために家庭をマネジメント
どんなに腕力があっても、自然の中では弱い存在。その中では、論理的思考力と待ち伏せ、チームワーク、罠など戦略を立てる必要があった。
3創造する力・・・創意工夫をして、より楽しい毎日を実現する。
槍ではなくて、投石機(力がなくても、発想で体の強い敵を倒したダビデの例)を作ったり。
4人間関係をつくる力・・・あらゆるしがらみを工面し、協力関係を維持する
ルールを守りながら、集団の中で活かせる強さを持つ。集団にいても、一人でいられる強さでもある。外特に家庭や友人関係は大切なルールの一つ。映画スタンドバイミーのように、一人ではできないことも4人でやればできるようになる。
5夢をみる力・・・もっともっと幸せになることを頭に描き続ける。
これがマルチにこなせることが遺伝子を相手により強くアピールできることになるという。専門ではなく、マルチであることがポイントだと述べている。
また、その遺伝子には「自動目的達成装置」がついているという。
原始時代を考えれば、冬になれば、獲物が取れず、なかなか狩りがうまくいかなったことが想像できる。そのとき、生き残るのは、「探したって見つかるはずがない」という人ではなく、「姿は見えないけど、必ずいるはずだ」と探した人である。そのとき、普段気付かないことに敏感になって、無意識のうちに手掛かりを探しながら、獲物を見つけていたことが考えられる。このあきらめず探し続けて、見つけるという遺伝子は、今でも、遺伝されているはずなのだ。
では、どのように目覚めさせるのか?
まず、体を鍛えて、強くならないといけない。(子供であれば、格闘技を習う。)著者はこの有効な手段として、ウォーキングを挙げている。
このウォーキングでのポイントは1正しい姿勢で歩く。(メラビアンの法則・・・人は外見から多くの情報を得る。)2一秒間に2歩の早さ(つまり、早く歩けということ)360分以上継続としている。
次に、なりたい自分をいつも想像して、成りきること。そのとき、自信のあるフリ、成りきっているフリだけでもいいから行うとよい。また、臨場感を高めるために、言葉にしてみたり、服装を変えたり、自分の目指す人々との交流を積極的に行うことを推奨している。
また、「守る」ということは身体的、物理的なことだけを意味しているわけではなく、精神的なことも意味している。精神を守ることも意味しているのだ。つまり、相手から信頼を得ること。=共感し、その人の夢への可能性を一緒に歩みたいと思わせること。また、女性の性欲に火をつけるのも、この信頼である。股をかけて付き合いたい場合、そのすべての女性に「あなたを守りますよ」という安心感を示せなければならない。その意味で、18世紀のカサノヴァというプレイボーイと彼と対立をしたカリオストロ伯爵という自称魔術師は参考になる。つまり、ウソにうまくなるということ。ウソも、守ることのアピールになる。
また、女性と話をするうえでのポイントは、「共感を持った傾聴」+「(自分という男についてくると、将来どんな素晴らしい人生が待っているか)期待をさせる夢の話をすること」+「感謝の言葉」である。というのも、原始時代、狩りは大変なもので、食糧確保も大変だった。そのとき、リーダーに求められていたのは、集団内の不安に共感し、「春が来たら、獲物が来る」などのポジティブな夢を語り、自分を支えてくれていることに感謝をしていた人であったはずだからだ。
男性はタテを動かし、女性はヨコを動かす。その意味で、男性は管理、女性は営業に向いている。また、このことから、男性はどんなに友情ができても、それは「ライバル心」の裏表であったりする。成功したら、褒めながらも、自分が上になるというのが男である。
また、遊ぶ力とは冒険心のことである。今の自分を超えた別の世界に飛び込んでいくこと。新しいものに、積極的に触れ合おうとすること。この遊びは、闘争力や戦略力に役に立つ。
そして、積極的に快を求めて良い。また、いつでも戦っている心が大事(協調ともいえる)
また、著者が50歳を過ぎてから、MBAや博士号を3つ取ったことも参考になる。
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モテるためのハウツー本…ではありません!
著者いわく「仕事が出来る=モテる」ということで、そのメカニズムを遺伝子や脳科学など、様々な切り口で説明しています。
モテるための本として読んだ人は少しがっかりしてしまう内容かも…。
草食系男子には是非とも読んでほしい一冊ですw
備忘録
◆「モテるために必要な力」と「成功するために必要な力」はもともと同じ能力として男性の遺伝子に刻まれていったもの
◆「男はとにかく勝つ、勝った男を女は愛する」これが遺伝子に則ったルール
◆「組織の為の戦い」ではなく「自分の為の戦い=仕事」をする
◆自分の夢を頻繁に口にすること
◆冒険心を失った男は、集団に依存し、やがて一人で生きていく力さえ失ってしまう。