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「呪怨」の新作2本立てを観たばかりだった。
とにかく誰かと「呪怨」の話をしたくて仕方なかったのだ。
でも、あまり周りにできる人がいない。
と、いうか
ホラーの話をできる人、というのがまずいないのだった。
本当はもっとあとで買うつもりだったのだけど、
「呪怨」への愛と、ホラーへの熱が、
レジへと向かわせてしまったのだった。
牧野修と綾辻行人が打ち合わせ抜きにつなげていった
リレーコラム。
Webで連載されていたせいか、
わりと冗長。肩の力も抜けている。
でも、お二方の
ホラー映画への愛を通して
高らかな人間賛歌が聞こえる。
真摯であれ。
徒に腐すなかれ。
人の作りしものは
如何なるかたちであれ、
人を救うのだ。
そんな声が聞こえました。
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ホラー映画を愛でまくった1冊。
数えるほどしかホラー映画を観ていません。
この本に触れて、もちょっと観てみよかなと思いました!
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もともとホラー映画は大好きですが。さらに大好きになりました。ホラーって素晴らしい! これからもホラーでまったりと和む生活を送りたいものです。そして、「これは観なくては!」と思う映画がどどどどっと増えました。嬉しい悲鳴。そう遠くないうち、私の部屋も「悪魔の部屋」になるかもしれませんね……。
書き下ろしショートショートも必見。綾辻さんの作品、それぞれの殺人現場描写で全部元ネタが瞬時に分かったので嬉しいです(笑)。
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みなさんはホラー映画好きですか?苦手な人も、いや、嫌いな人もこの本を読んだら観たくなると思いますよ~!自分は正直好きだけれど怖い!って、思って一人だと中々観れないチキンなハートなんですが、嫌いではないです(どっちなんだろうね)
この本はリレーエッセイというのかホラー好きの2人がたまには座談会しながら基本は一人で読者にってより、文通してるように文章を書いていきます。
それが、ホラー映画をこよなく愛してる!!ってのが、伝わってきます。
このナゴムっての大きなポイントです♪自分なんかホラーを観てナゴムって和む??
そんなことあるのかな~って疑問に思いますが、そこはもう愛してしまってる2人!なんか観たくなってきます♪
自分も観た観た!って作品やこれもホラーととらえるか!!と思ったり
新旧関係なく評価し、続編でも面白いのは面白いとチャント言ってるのし、邦画も洋画もアジア映画も同じ土俵にあげてるし、こうなんていうのかな、マニアにありがちなこれじゃないと駄目!!って視野の狭さが全くないのです♪こういうスタンスに好感持てます♪♪
だからってホラーが和むかは微妙ですが、夏のうちに1~2本は観てみますかね
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007
作家の綾辻行人と、牧野修二人のホラー映画に対する往復書簡形式のエッセー。
二人のホラー映画に対する愛を感じられるし、見た事が無い映画が結構あるなぁと思い、見なければいけない映画のストックがまた増えてしまった。
ただ、この中で牧野さんが書いている
『ホラーファンの中の「冷笑派」と呼ばれるB級以下の低予算映画の駄目さ加減を笑う、家族旅行に来て思いっきりふくれつらで離れて歩く中学生みたいな人』は好きになれないというコメントがあるんですが、僕自身のホラー映画の楽しみ方がそこにあるので、なんだか残念。
牧野さんから見たら、そういう楽しみ方は、中二病的発想なのか!というか、他者から見たらそんなもん?
というよりも、ホラー映画好きなんて、ホラー映画を好きではない人から見たら、十把一絡げでおんなじようなもんでしょうがとも穿った見方をしてしまいました。
それでも、やっぱり映画の書評は面白いね。
rhymesterの宇田丸さんのウィークエンドシャッフルではないが、他人がどのように一本の映画を見ているかっていうのは、すごく参考になる。
この本は、そこまで1本に関して掘り下げてはいないけれど、浅く広く体系的にホラー映画を知りたい人には、オススメです。
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ホラー映画は見ない人よりかは見る程度だが自分が見ている映画があまり登場しなかったのが残念。
そもそもホラーという分類事態があいまいでどのようなものを称してホラーとなるのかよくわからない。そのあいまいさが和むという一言に含まれるのだろうか否か。
愛すべきホラー作家の本格的ホラー小説が待たれる。
この本を読んだ人はどのホラー映画がお好み?あまりにも作品が多くて選別できない自分がいる。