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連作になっている『リズム』よりもユーモアがきいていて、楽しく読めました。真ちゃんへの憧れだけを行動原理にしていたさゆきが、自分と向き合おうとしていく成長の過程が爽やかに描かれます。
ただ、「ふつうの会社員になるか、それともミュージシャンの夢を追うか」という問題意識の持ち方が、またしても古い……。中卒の真ちゃんに来た就職のオファーが好条件すぎて、泣ける。
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2010.12.22
身構えることなく読める小説もたまには良いですね。
森さんの書く小説は文体や雰囲気が優しくて好き。
すっと心に落ちるものがあって良かった。
「リズム」って言葉がよく出てきたのは、前作の『リズム』に何か関連があるのかな。
順番が逆になってしまったけど、リズムも読んでみたい。
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無難な道を選ばない。行けるとこまでいく。
かっこよいと思う。一途なのは良いよ。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-454.html
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中学3年になったさゆきは、高校受験をひかえ揺れていた。大好きないとこの真ちゃんは、音楽で成功するという夢のために東京へ出て行った。幼なじみのテツは、めっきり大人びて、自分の進む道を見つけている。それに引き換え、さゆきは未だにやりたいことが見つからない。そんなある日、真ちゃんのバンドが解散したという話を聞き…。デビュー作『リズム』の2年後の世界を描き、世代を超えて熱い支持を得る著者の初期傑作。
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リズム続編
中学3年生になったさゆきは、高校受験をひかえ揺れていた。大好きないとこの真ちゃんは、音楽で成功する夢のために東京へ出て行った。
幼馴染のテツは、めっきり大人びて、自分の道を見つけている。それに引き換え、さゆきは今だやりたいことがみつからない…そんなある日、真ちゃんのバンドが解散したという話を聞き…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あるぇ?
なんか昔読んだときは、全然今話を覚えてないくらい面白いと感じなかったんだけど、なんか凄い面白かった!
どこまでも夢を諦めない真ちゃんの潔さとか、なにも考えたくなくて勉強に打ち込むさゆきとか、
大人びたテツに、寂しさみたいなのを感じて冷たく当たったりしちゃう心境とか、中学生!いいね!
面白かった!
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「リズム」の続編。リズムもよかったし、中学生の頃にこんな本に出会っていたら、素敵だろうな。私の夢ってなんだったんだっけ。今の私の夢、ってなんだろう。
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『リズム』の続編。二年後のお話。テツの成長が一番大きかったのかな。リズムを大切に、さゆみは守れたのだろうか?真ちゃんの夢がうまくいかないなどと世界観はリアルであった。
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先が知りたいと思って読み進めていたら、いつの間にか読み終わっていた。
『リズム』の続きを描いているから面白い。
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うぅ。また涙腺決壊。
ロッカーな真ちゃんはカッコイイなぁ。
けれど、あのいじめられっこだったテツも
かっこいい子になっちゃったなぁ。
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リズムの続き・・
どきどきしながら読みました.
しんちゃんの夢は叶ったのかな、とか
そんなことを思いながら読んだ.
しんちゃんのバンドが解散したとき、
さゆきと一緒にわたしもショック受けたな-
でも、いろんなことを
教えてくれる本だと思う.
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中学3年生になったさゆきは、高校受験をひかえ揺れていた。大好きないとこの真ちゃんは、音楽で成功するという夢のために東京へ出て行った。幼なじみのテツは、めっきり大人びて、自分の進む道を見つけている。それに引き換え、さゆきは未だにやりたいことが見つからない。そんなある日、真ちゃんのバンドが解散したという話を聞き・・・・。
デビユー作『リズム』の2年後の世界を描き、世代を超えて支持を得る初期傑作!
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「リズム」で受け入れた変容が、更に変容していく
急激な変容に心がついていけない。
自分が見つけた逃げ道に逃げ込んでしまう。
自分が思っている以上に周りは自分を見てくれているのに。
本当に思春期特有の、思春期だから感じられる感情を
大人に思い出させてくれる一冊
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文庫化を機に再読。
大人になってからこの年代の女の子の心境をここまで書くのは、たとえ自分も経験してきた道だとしても難しいことだと思う。
その青春時代に感じる言葉にしづらいものを読者にしっかりと、でもサッパリと伝えるところはいつ読んでも感心する。
それでいて森絵都の書く女の子は私の知っている作家の中でも1,2を争うレベルで可愛い。
根が明るくても暗くてもみんな真っ直ぐで、芯があって、読んでいて愛嬌を感じる。
さゆきもそんな女の子で、この年代ならではの葛藤をもって悩んで、落ち込んで、それでもしっかり前に進む姿に勇気をもらった。
妥協や適当さも大事だけれど、まずは目標とそれに対する自分の意志が何より大切なのかもな、とこの年代になっても考えさせられた。
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リズムの続編で完結編。前作で中学一年生だった女の子が中学三年生に。こちらもリズムに劣らず繊細でよい小説でした。
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中学三年のときに
この本を読んで、
市内の読者感想文の自由図書部門
で優良二席をいただいた本です◎