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読書をする際、まずは本の筆者が主張したい話題は何なのかを掴むことが重要。
筆者の主張は繰り返し論理的思考に従って何度も登場してくる。
論理的思考というのは3つのパターンに分類され、①イコール、②対立、③因果になる。
この論理思考を意識して読書をする事でより早くより正確に内容を理解できるようになる。
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主題は「論理的に読むことで、論理を身に付けること」
著者の整理では「論理は3パターンで、かつ繰り返し」
①イコール
(A(一般概念)=A'(具体例), or A'=A。どちらの展開かを意識)
②対立(A⇔B)
③因果(AだからB 等)
上記を表現を変え、様々な形で示して、一つの主張(命題)へと導いていくもの
そして論理を身に付けるには、常に他者意識を持ち、相手に理解してもらうことを念頭におくことが大事
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私は感覚人間で、論理的思考を身に付けたい、漠然とそう思っていたが、そもそも「論理とは何か」を理解していなかった。
この本で論理とは何かを知ることができ、実践すべき方法が書かれており、勉強になった。
現代文の勉強が論理的思考を身に付ける方法だったとは、思ってもいなかったなぁ。
◆ロジカル・リーディングとは何か?
→文章を筋立てて読み、論理力を身に付ける読書方法である。
◆論理とは何か?
→物事の筋道である。
~Note~
・論理的思考は、日々日常的な訓練によってしか養成されない。
・他社意識が希薄なほど言葉は省略に向かう
・ロジカルリーディングの基本は、何となくといった読み方から、文章の筋道を追っていく読み方への変換。
・読書は習慣である
・論理とは、「物事の筋道」である。
・漢字を習得するということは、論理語、抽象語を獲得することになる。
・先に述語を捉え、あとから主語を探し出すのが鉄則
・一般に用いられる論理は3つしかない。「イコールの関係」「対立関係」「因果関係」
・論理とは、複雑なことを単純にする方法
・まとまった文章を読む時、その要点を取り出してみる。そして、筆者の主張が複数ある時は、その因果関係を考えてみる。
・文章には必ず論理があり、そこに着目することによって、あなたの文章の読み方、頭の使い方がみるみる変わっていく。
・頭の回転は、目の動きに比例する
・論理力を獲得する読書テクニックの1番のコツは、「具体と一般を意識しながら読む」こと。つまり、抽象の能力を身に付けることにある。
・文章に線を引きながら読む!引く箇所は次の2点。1.文章の要点となる箇所 2.自分が必要とする箇所
・接続語を完全に使いこなせれば、文章を論理的に読み書きできるし、自然と論理脳を構築できる
・日本語の使い方を習熟するには、助動詞、助詞をマスターすることも大切。
・社説は新聞社の声
・名作を読むとは、言葉で徹底的に構築された世界を甘受し、自己の脳裏に新たな世界を構築させる行為だ。
・(ロジカルリーディングの実践)まずは、文章の「話題」が何であるかに着目する!次に、その「話題」に対して、筆者の主張を捉まえる。
・読書で身に付けた論理力を定着させ鍛え上げるには、"文章の図式化、要約が有効"
・[記憶力]長期的に記憶するには、次の2つが条件。1.論理的に理解し、整理する。2.繰り返す
・[対話力]最初に意識するのは、他者意識。次に「話題」を提示し、「自己の主張」を明確にし「具体例」を出す。
・自分が何か主張するときは、いつも「対立関係」を意識するべき。
・自分の主張には理由付けが必要である。
・相手の意見に対しては、必ず頭の中で「なぜ?」を聞き返す習慣を身に付ける!
・論理力を習熟するには、日々日常に論理を意識することしかない!
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著者は、大学受験予備校運営・受験参考書を発行・管理する出版社㈱水王舎を経営している。
大学院在学中、アルバイトで予備校の教壇に立ち、独自の論理的解放を駆使した授業で人気校となりさまざまな予備校で講師として活躍。「論理」から合理的・客観的に難問を解明していくスタイルは受験における現代文の世界に革命をもたらした。
著書に「カリスマ受験講師のすぐ身につく論理力の本」「自分を変える!ロジカルシンキング入門」他多数出版しており累計部数は600万部を超えている。
人間の知的活動は、すべて倫理という約束事から成り立っている。文章を論理的に読む力や論理的に考え、話し、書く力などはコミュニケーション能力をアップさせてくれるだけではなく、発想力、想像力、表現力まで飛躍的に高めてくれる。
本書はその極めて重要な論理力を「ロジカルリーディング」を通して養成することを目的としている。
「ロジカルリーディング」とは、文章の筋道を追い、論理思考を獲得する読書法である。
その「ロジカルリーディング」についておもに7つに分けて説明を行っている。
①現在の自分の論理力の把握
②論理とは何か?
③論理の前提となる言葉の問題の理解
④論理の基礎を学ぶ
⑤さまざまな読書法を知る
⑥ストックノートの作成
⑦日常の場面での論理力の応用
本書については今まで読み、紹介してきた読書法の本とは読んで少し違った感覚を受けた。
本を読むというよりは参考書を読むのに近い感覚であった。
たしかに、本書で紹介されていることを意識して読書をすることにより内容の把握だけではなく論理的な読み込みにより本の内容の理解と応用できるまで知識を吸収できるであろうと思う。
人それぞれに読書の目的も違い一概に万人受けするような内容であるものの目的が一致する方にとっては最高の参考書になると考える。私も読書の目的についてはまだまだ自分で答えが出ないもののその時々や読む本によってその目的も変わるものであり、変わっても良いものかなとも思っている。
本書を参考に「論理力」を身につけるということは自分のこれからの読書や日常生活を送る上でも大きな武器になるので良いところは取り入れていこうと思う。
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本を論理的に読めれば結果、要点を抽出して早く読めますよという内容の本。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/3833120.html
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仕事において論理的に思考できることは
いろんな面で有利ですね。
では、論理的とはどのようなことでしょうか。
「自分が主張したいことに関して
その前提や事実との関係が明確であること」
もっとわかりやすく言うと、
「なるほど、確かにあなたの言う通りですね。」
と納得できる、と言うことです。
自分も納得でき、周りの人も納得できれば
仕事もスムーズに進めることができます。
本日ご紹介する本は、
論理思考と読書の関係を
わかりやすく説明した本です。
私に取っては、いままで気づかなかった
いろいろな気づきが得られ、非常にいい本でした。
内容は、論理の説明から始まり、
国語における論理性についての説明があります。
その上で、読書を活用した論理力をつけるための
方法について語られ、最後に論理力の活用例があります。
「論理力=個人と個人のコミュニケーション力」
論理力の目的は、コミュニケーションにあります。
論理性があるとまず、
自分自身が理解することに役立ちます。
そして、そのことを他人に伝える時にも
より早く、確実に伝わる確率が上がります。
物事が”わかりやすい”というのは
シンプルで論理的であることです。
「人間は外界のものをいったん言葉で置き換え、
整理し、認識する」
犬や猫は熱いとは思わないらしいです。
暑いことを感じて体温調整はしますが
「暑い」と思うことはできないらしいです。
なぜなら「暑い」という言葉を知らないからです。
我々も、全てのことは言葉にして認識します。
言葉にできないものは、認識できません。
ということは、幅広く言葉を知っていると
より柔軟に思考することができるということです。
漢字の習得は、論理思考を向上させます。
「国語」と「論理思考」という一見、あまり関係なさそうなことが
実は、相関関係があることを、認識させられ、
私に取っては、新たな発見でした。
私は、漢字はかなり苦手な方ですが、
今からでもできるだけ漢字を覚えるように
がんばってみたいと思いました。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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文章を論理的に読み、自分が読み取ったことを、今度は人前で誰にでもわかるように論理的に話す
論理力=個人と個人のコミュニケーション力
毎日本を読む=「言葉の規則」、「論理の法則」をいつも念頭に置いて精読する
「現代文は論理の教科」=現代文は「自然言語」で表現する 数学は「人工言語」で表現する
文章の趣旨を理解するためには、素早く要点となる箇所を掴み出せばいい
論理的な読み方ができていれば、速く、正確に読むことはできる
ストックノート=まず「分かる」→それを「保存」→そして「活用」できる状態にしておく
人に話をするとき、まずこれから何について話すのか提示する。次に要点と飾りを明確にする。
現代ほど私たちが「書く」というスキルを活用している時代はない
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◆目次◆
序章 私が論理力を身に付けた本当の理由
第1章 あなたの論理力はどのレベル?―論理の習熟度を確認する
第2章 論理とは何だろう?―論理が必要な理由を理解する
第3章 まずは言葉の使い方を変えてみよう―論理の基本である言語処理能力を鍛える
第4章 論理の基礎を学ぼう1―言葉の規則を理解する
第5章 論理の基礎を学ぼう2―論理の法則を理解する
第6章 読書テクニックを身に付けよう―論理力を養成する読書法を知る
第7章 ロジカル・リーディングを実践してみよう―論理力を獲得する
第8章 1冊のストックノートにまとめてみよう―論理力を鍛え上げる
第9章 論理力を普段の生活に生かそう―論理力をあらゆる場面で活用する
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◆マインドマップ◆
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国語には自信があったのに、自分勝手な読み方をしていたようです。ショック。
「国語に一番近い科目は数学」本当ですか??
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論理力。
解り合えないことが普通な人類は言葉を論理的に話すことで意思疎通する方法を見つけ出した。
しかし、他社意識の希薄化で言葉について意識せずにいてしまったせいで相手に自分の意見をうまく伝える力が備わっていない。
本書で論理力を養成するための方法を提示する。
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読書によって論理的な思考を獲得するための、論理力を養う方法を著した一冊です。論理力とは何かというところから、論理の基礎、読書によって論理力を獲得する方法、果ては獲得した論理力を実生活に於いて生かす方法など、論理力について徹底的に説明しつくされています。 読書をすることで得られる効用について著した本を何冊も読んできましたが、この本ほど感銘を受けた本はありませんでした。